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人材育成計画のテンプレートを
無料配布|そのまま使える記載例つき

更新日:2026年9月23日 監修:KeySession編集部

人材育成計画のテンプレートは、育成方針・求める人材像・対象者・育成テーマ・育成方法・年間スケジュール・評価指標の7項目を軸に作成すると、ゼロから考えるより短時間で計画書のたたき台を用意できます。本記事では、そのまま使える無料テンプレートと記載例を紹介します。

中長期の見通しが立たず悩む人事担当者のイメージ

人材育成計画を作りたいが、何をどこまで書けばよいか分からない

担当者や部署によって計画書のフォーマットがバラバラになっている

毎年ゼロから作り直しており、計画づくりに時間がかかっている

研修の一覧表にとどまり、方針や評価指標まで整理できていない

思い当たる項目がある場合は、共通のテンプレートに沿って項目を埋めていくことで、計画書のたたき台を効率よく整えられます。本記事では、そのまま使える無料テンプレートと記載例を紹介します。

人材育成計画のテンプレートとは

人材育成計画のテンプレートとは、計画書に記載すべき項目をあらかじめ整理した「たたき台」のことです。項目立てが決まっているため、担当者ごとに書く内容や粒度がばらつくのを防ぎ、計画書の作成・更新にかかる時間を短縮できます。

一方で、テンプレートはあくまで「箱」であり、中身(育成方針や求める人材像など)は自社で検討して埋める必要があります。項目を埋めれば自動的に良い計画になるわけではない点には注意が必要です。

テンプレートに記載すべき7項目

人材育成計画書には、一般的に次の7項目を記載します。それぞれの項目で「何を書けばよいか」を具体的に見ていきましょう。

項目記載する内容
育成方針・目的経営理念・経営戦略と接続した、人材育成の目的とゴール。「なぜ育成するのか」を一文で言語化します。
求める人材像階層・職種ごとの「期待役割」「必要スキル」「行動要件」。抽象的な理想像ではなく、行動レベルまで具体化します。
対象者新入社員・若手・中堅・管理職・次世代経営層など、どの階層・層を育成対象とするか。
育成テーマ・課題求める人材像と現状のギャップから特定した、優先的に育成すべきテーマ。
育成方法研修(OFF-JT)・OJT・1on1・配置転換・資格取得・自己学習など、育成テーマに対応する手段の組み合わせ。
年間スケジュールいつ・誰に・何を・どの順番で実施するかの年間計画。四半期や月単位まで落とし込みます。
評価・KPI受講率、スキル向上、行動変容、昇格率、離職率、生産性など、効果を測定する指標。

この7項目の考え方や、それぞれをどう検討していくかの全体像は、人材育成計画の立て方・策定支援で解説しています。

無料テンプレートのダウンロード

上記7項目に加え、階層別の記入シート・記載例・使い方ガイドをまとめた無料テンプレートを配布しています。Excel・Googleスプレッドシートで開いて、そのまま編集できます。

無料テンプレート・Excel形式(全4シート)

人材育成計画シート

①全体像(7項目)②階層別シート(新入社員・若手・中堅・リーダー・管理職)③記載例④使い方ガイドの4シート構成です。自社の内容に書き換えるだけで、階層別の人材育成計画まで整理できます。

テンプレートの使い方

Excel・スプレッドシートでの使い方

Excel版は4枚のシートで構成されています。次の3ステップで自社用に仕上げていきます。

シート1

「全体像」シートを自社の内容に書き換える

1枚目の「全体像(7項目)」シートで、記載例を参考にしながら「自社の内容」列を埋めていきます。まずは大枠の方針から言語化しましょう。

シート2

「階層別シート」で階層ごとに具体化する

2枚目の「階層別シート」には新入社員の記入例を1行入れています。若手・中堅・リーダー・管理職の空欄も、同じ形式で埋めていきます。

シート3

「記載例」「使い方ガイド」シートを参考に仕上げる

書き方に迷ったときは、3枚目の「記載例」シートと4枚目の「使い方ガイド」シートを参照してください。

記載例(新入社員育成の場合)

従業員200名程度のBtoB企業が、新入社員の育成計画を作成する場合の記載例です。実在の企業の計画ではなく、書き方を理解するための例としてご覧ください。

項目記載例
育成方針・目的早期戦力化と定着を目的に、基本業務とビジネスマナーを半年で習得させる
求める人材像報連相ができ、指示された業務を期限内に一人で完遂できる人材
対象者新入社員(入社1年目、10名)
育成テーマ・課題ビジネスマナー、基本業務知識、報連相の実践
育成方法新入社員研修(集合)、配属先でのOJT、月1回の1on1
年間スケジュール4月:新入社員研修/5〜9月:OJT+月次1on1/10月:中間振り返り
評価・KPI研修理解度テスト80点以上、10月時点での独り立ち率80%

記載例(営業職・若手〜中堅の場合)

同じく従業員200名程度のBtoB企業を想定した、営業職の育成計画の記載例です。職種が変わっても、記載する7項目自体は共通しています。

項目記載例
育成方針・目的新規開拓力の強化と、既存顧客との関係深化の両立
求める人材像顧客の課題を引き出すヒアリング力と、提案を形にする実行力を持つ人材
対象者若手〜中堅営業(入社3〜5年目、8名)
育成テーマ・課題ヒアリング力、提案書の作成力、既存顧客のフォロー体制
育成方法商談同行によるOJT、提案書レビュー、月1回のロールプレイ研修
年間スケジュール4月:商談同行開始/7月:提案書作成研修/10月:ロールプレイ研修/1月:年間実績評価
評価・KPI新規商談化率、提案採用率、既存顧客からの紹介件数

実際に運用する際は、この例をベースに、若手・中堅・管理職など階層・職種ごとに同じ7項目を用意すると、全体を見渡せる人材育成計画になります。

テンプレートを使う際の注意点

テンプレートは便利な一方で、使い方を誤ると「埋めただけ」の計画になってしまいます。

経営戦略と切り離したまま、項目だけを埋めてしまう

求める人材像があいまいなまま、育成方法だけを先に決めてしまう

評価・KPIを設定せず、実施すること自体が目的になってしまう

一度作成した後、内容を見直さずに翌年もそのまま使い続けてしまう

テンプレートはあくまで「型」です。経営戦略や現状とのギャップを踏まえて中身を検討することが、計画を機能させるうえで欠かせません。

テンプレートを教育体系・研修体系につなげる

本テンプレートの「育成方法」「年間スケジュール」を具体的な施策まで落とし込む段階では、階層・育成手段ごとに施策を整理した教育体系や、研修(Off-JT)に絞った研修体系を設計します。

教育体系の作り方は「教育体系とは?作り方・構築の手順と見直し方を解説」、研修体系の作り方は「研修体系とは?構築の手順と見直し方を解説」で詳しく解説しています。階層×育成手段を図で整理したい場合は「研修体系図とは?作り方とすぐ使えるテンプレート例を解説」もあわせてご覧ください。

自社だけで計画を作るのが難しい場合

テンプレートがあっても、次のような理由で手が止まってしまうケースは少なくありません。

  • 経営戦略と育成方針をどうつなげればよいか分からない
  • 求める人材像をうまく言語化できない
  • 評価・KPIをどう設定すればよいか判断できない
  • 関係部署の意見がまとまらず、検討が進まない

こうした場合は、外部の支援を活用するという選択肢もあります。KeySessionの人材育成計画 策定支援では、現状診断から求める人材像の整理、年間計画への落とし込みまでを、経営戦略から逆算する形で支援しています。

まとめ

人材育成計画のテンプレートは、育成方針・目的、求める人材像、対象者、育成テーマ・課題、育成方法、年間スケジュール、評価・KPIの7項目で構成すると、抜け漏れなく整理できます。

テンプレートを使えば作成の手間は減らせますが、中身を機能させるためには、経営戦略や現状とのギャップを踏まえて内容を検討することが欠かせません。まずは無料テンプレートをダウンロードし、自社の内容で埋めるところから始めてみてください。

計画を具体的な育成施策まで落とし込みたい場合は、人材育成計画の立て方・策定支援もあわせてご覧ください。

人材育成計画テンプレートづくりも、
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人材育成計画テンプレートだけでなく、教育体系・求める人材像・年間人材育成計画まで整理したい企業は、人材育成計画の策定支援をご覧ください。

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