よくわかる!会社の数字研修《基礎編》

数字への苦手意識を解消し、財務諸表の理解と自分の仕事とのつながりを学ぶ経営視点育成

受講対象者

本研修は、特に以下のような役割を担う方々に最適です。

このような方におすすめです

  • 財務諸表を読めるようになりたい全社員
  • 数字に苦手意識がある社員
  • 自分の仕事が会社の数字にどう影響するか理解したい社員
  • 売上や経費の意識を高めたいチーム
  • 管理職として経営数値を理解したいマネージャー

研修で解決できること・目指す姿

現場の課題を明確にし、具体的なゴール達成をサポートします。

よくある悩み

  • 財務諸表(B/S・P/L)が読めず、会社の状態がわからない
  • 数字に苦手意識があり、敬遠してしまう
  • 自分の仕事が会社の売上や利益にどう影響するのか見えない
  • 管理職になったが、経営数値の見方がわからない
  • 経営視点を持って仕事をしてほしいが、数字の理解が不足している

研修のゴール

  • 財務諸表(B/S・P/L)の基本構造・重要性を理解できている状態
  • 自分の仕事が会社の数字にどう影響するかを理解し、当事者意識が高まった状態
  • 売上アップや経費削減のために、自分ができること・チームに働きかけることが具体化できた状態

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

研修の特徴

「数字は苦手」という社員でも、わかりやすく丁寧に学べる研修です。会社の基本的役割から財務諸表(B/S・P/L)まで、実際の事例を使ったワークを通じて体験的に学習。自分の仕事が会社の数字にどう影響するかを理解することで、経営参画意識と当事者意識を高めます。

研修の流れ(例)

1. 会社とは?会社の役割(60分)

会社の基本的役割:存続と経営理念の実践

倒産の現状データから見る「存続」の重要性

存在価値と価値継続

2. 数字感覚を養う(60分)

数字が変わると行動が変わる/数量を間違えると行動も間違える

必要な2種類の数字:実数・割合

数字に変換する習慣:「どれくらい?」を自問する

【ワーク】数字クイズ・演習

【ディスカッション】

休憩(1時間)

3. 貸借対照表(B/S)を理解する(90分)

貸借対照表とは:企業の一定時点における財務状態を明らかにしたもの

B/Sの構造・流動/固定の区分

【ワーク】どちらの会社が安全?

4. 損益計算書(P/L)を理解する(90分)

損益計算書とは:企業の一定期間の経営成績を明らかにしたもの

P/Lの構造:収益・費用・利益/5つの利益

5. まとめ・質疑応答(15分)

所要時間

標準6時間(1日)/ご要望に応じて調整可能

実施形式

対面・オンライン対応可

ワーク・ディスカッション中心の参加型

事例研究を通じた実践的学習


「数字は苦手」を「数字がわかる!」に変える丁寧な設計
多くの財務研修は専門用語が多く、初学者には難解です。本研修では、数字クイズや身近な例を使いながら、基礎の基礎から丁寧に解説。「数字は苦手」という社員でも、楽しみながら理解できる設計になっています。
「自分ごと」として捉える実務への落とし込み
単に財務諸表を読めるようになるだけでなく、「自分の仕事が会社の数字にどう影響するか」を具体的に考えるワークを実施。売上1%増、経費1%減が利益に大きく影響することを実感し、当事者意識と経営参画意識が高まります。
経営視点を持つ人材の育成
若手社員から次世代リーダーまで、「会社の数字」を理解することで経営視点を養成。管理職として必要な経営数値の見方を身につけ、より高い視座で仕事に取り組めるようになります。

この研修が選ばれる理由

貴社の課題解決に貢献する、本研修ならではの強みをご紹介。

3つの特長

  • 基礎の基礎から学べる“やさしい財務”設計

    専門用語を多用せず、数字クイズや身近な事例を使って丁寧に解説。数字が苦手な社員でも理解しやすく、財務諸表の基本構造が自然と身につきます。

  • 自分の業務と数字のつながりが“実感”できる

    売上1%・経費1%の変化が利益へどう影響するかを実務視点で体験。自分の行動が会社の数字に直結する感覚が得られ、当事者意識が高まります。

  • 経営視点を育てる“成長型”プログラム

    若手から管理職まで、会社全体を俯瞰する視点を獲得。財務数値をどう読み、行動につなげるかを学ぶことで、チームをリードする力が養われます。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

テーマ 内容
会社とは?会社の役割 会社の基本的役割:存続と経営理念の実践
倒産の現状データから見る「存続」の重要性
存在価値と価値継続
数字感覚を養う 数字が変わると行動が変わる
数量を間違えると行動も間違える
数字に変換する習慣
【ワーク】数字クイズ・演習
貸借対照表(B/S)を理解する 貸借対照表とは
B/Sの構造
流動・固定の区分
【ワーク】どちらの会社が安全?
損益計算書(P/L)を理解する 損益計算書とは
P/Lの構造
5つの利益
【ワーク】1%ならできるでしょ

研修の監修者

経験豊富な専門家が研修プログラムを監修しています。

齋藤 貴之
この研修の監修者

齋藤 貴之 - 株式会社レトロモダン 代表取締役

立教大学文学部卒業

フランスベッド株式会社入社
 ルート営業、訪問販売、フロアーセールスなど多様な営業スタイルを経験
 成績優秀者として数多くの表彰を受ける

大手コンサルティング会社へ転職
 再就職支援事業に従事
 「営業マンの視点」を説く独自の支援スタイルを確立

2006年 川崎市のコンサルティング会社(グループ会社)代表取締役に就任
 経営塾及び幹部コースを主宰
 卒塾したビジネスリーダー1,000名以上を輩出

2020年7月 株式会社レトロモダンを起業、代表取締役に就任
 人材育成・教育事業を展開
 全国の企業に対してカスタマイズ型研修を提供

約20年にわたる経営塾運営経験を通し1,000名以上の中小企業経営者やビジネスリーダーと向き合う中で、表面的なスキルやテクニックだけでは真の成果は生まれないという確信を得る。経営者たちが直面する本質的な課題は、「やり方(How to)」ではなく「あり方(How to be)」にあることを深く理解し、人間力の向上と組織の調和を重視した独自の人材育成メソッドを確立。

この経験から、研修を「やりっぱなし」にせず、学びを確実に実務での成果につなげることの重要性を強く認識。受講者自身が気づき、腹落ちし、自ら行動を変えていくためのコーチング型アプローチを磨き上げた。

【強み・特徴】
・徹底的なカスタマイズ力:企業の文化、価値観、業界特性を深く理解し、各社の状況に完全にFITする研修を設計。既存パッケージの押しつけは一切行わない
・本質を見抜く力:表面的な課題ではなく、組織の根本的な問題の本質を炙り出し、真に解決すべき課題にフォーカスする
・気づきを促すファシリテーション:一方的な知識伝達ではなく、グループディスカッションを通じて受講者自身の内面から考えを引き出す。「力ずくで論破」するのではなく、「ハッとさせる、気づかせる」ことに焦点を当てる
・実践重視のフォロー体制:独自の「レトロモダントレーニングフロー」により、研修での学びを職場での実践へ確実につなげる。アクションプラン実践支援、必要に応じた三者面談など、手厚いフォローが特徴
・長期的な伴走姿勢:企業の事情や経営者の想いを深く理解し、複数年にわたる継続的な支援により、一人ひとりの社員の成長を見据える

「素晴らしい成果を得るには『やり方』も重要ですが、『あり方』はもっと重要」という信念のもと、単なる知識やスキルの習得ではなく、個と組織の調和、人間力の向上に焦点を当てた研修を提供。変わらぬ本質的価値と時代の変化を融合させた、不易流行の精神を大切にしている。
明朗でわかりやすい講義と、受講者の目線に自然に降りてくる温かみのある人柄で、経営者から現場社員まで幅広い層から信頼を得ている。「知っている」から「できる」への確実な変化を支援し、強く、しなやかで、温かいチームづくりを通じて、企業の存続と発展に貢献している。

Good Team

我社の未来をつくる次世代リーダーたちによる経営戦略ミーティング
存在意義は?どこへ向かう?この問題は“真の問題”か? あらためて問う。
光り輝く明るい未来を切り拓くためには 創造力(Creativity)解決力(Solution)が必要だ。
『Good Team』はこの2つの力を鍛えチームの一体化を実現する。

★現状を把握することで経営への参画意識を持たせる
共通の価値観と同一の危機感を醸成し高次元で一体化する
《Capture Essence(研修の要)に至る思考プロセス(思いの共有)がチームを一体化させる》
不確実性の時代に重要な“問題発見力”を養う
自分たちの“これから”を切り拓く主体性を導く

【GoodTeam研修:チームの本質に迫る4つのステップ】

ファシリテーターの問いかけに答えながら、自社に関する「事実」を徹底的に洗い出し、可視化。100~200項目にのぼる事実から、重要ポイントを抽出します。

「チームが最高の成果をあげるポイントは?」「淘汰される致命的なポイントは?」——対話を重ねながら、多数決やトップダウンではない“真の合意形成”へ。 さらに、チームが抱える問題の根本原因=「本質」を探究することで、相互理解が深まり、共通の問題意識のもとで高次元の一体化が実現します。

研修をやりっぱなしにしない「トレーニングフロー」

レトロモダンでは、すべての研修に独自のトレーニングフローを適用。

1回ごとの研修に「目標設定 → 実践 → 振り返り」を組み込み、行動の定着と成長の加速を図ります。

受講だけでなく、目標設定・実践・振り返りまでを1サイクルに、現場での実行→共有→再挑戦のループで成長を支援。

受講者の声

実際に研修を受講された方々からのフィードバックです。

これまで財務諸表は難しいものだと敬遠していましたが、身近な例やワークを通じて学べたので、とてもわかりやすかったです。自分の営業活動が会社の売上にどう影響するのかが見えるようになり、仕事への向き合い方が変わりました。

数字に苦手意識があったが、身近な例えを多く用いたわかりやすい講義で理解が深まり、会社の数字を自分ごととして捉えることができるようになった。

財務研修と聞いて専門用語ばかりで難解なイメージの研修を想像しましたが、まったく違いました!ワークが多く参加型で、終始明るい雰囲気で進行していただき、楽しく集中して参加することができました。後輩にもぜひ是非勧めたいです。

研修費用

ご要件に合わせ柔軟にご提案いたします。

1日研修:6時間・44万円(税込)
半日(短縮版):3時間・22万円(税込)~

研修会社紹介

本研修を提供する株式会社レトロモダン についてご紹介します。

株式会社レトロモダン  ロゴ

株式会社レトロモダン

社員一人ひとりの「あり方」を育み、組織の本質的成長を支援する――レトロモダン流、強くしなやかで温かいチームづくり。

「あり方」を重視した人材育成

スキルだけでなく人としての在り方に焦点を当て、個と組織が調和しながら成長できる人材を育てます。

学びを実践へつなげる独自フロー

「レトロモダントレーニングフロー」により、研修で得た気づきを現場での行動変容へと確実に結びつけます。

親身な伴走と継続的フォロー

丁寧なヒアリングと三者面談などのフォロー体制で、研修後も成果が定着するまで企業とともに歩みます。

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目的や課題をヒアリングして、最適な研修を紹介します