企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、潜在意識の専門家として活動されている石山喜章さんにお話を伺いました。
目次
講演を行っているテーマを教えてください。
私の変わったキャリアが原因で、次のようなテーマで講演依頼を頂くことが多いです。
▼潜在意識
- 組織問題を解決に導く「潜在意識トレーニング」
- メタ認知を獲得する「無意識を意識化する方法」
- セルフアウェアネスを高める「体験ワークショップ」
▼ライブドア関連
- 不祥事を起こした企業の社員を元気づける「ライブドア事件の際、仕事のモチベーションをどう維持したか?」
- 炎上商法が生まれた理由と「在り方マーケティング」
▼SDG'sなど
- 本業で社会課題を解決する中小企業の事例
- 経営戦略としてのダイバーシティ
講演を始めたきっかけや背景を教えてください。
私がプロデューサーとしてライブドアのメディア事業を立ち上げていた20代の頃、M&Aで規模が拡大していく組織のマネジメントに苦悩していました。
600人もいれば毎日のようにトラブルが起こるのですが、社内の人間関係トラブルに始まり、個人情報保護の問題、取引先からの損害賠償請求、裁判対応まで、様々なビジネスの修羅場を経験させていただきました。
これから新しく事業を始める方や起業家には、同じ轍は踏んでほしくない。
急成長する組織でよく見られる課題に無駄な時間とお金を掛けずに、ショートカットして前に進んでもらいたいという想いで研修・講演を始めました。
最初のうちは商工会議所、倫理法人会、経営者コミュニティなどに呼ばれて話すことが多かったのですが、2015年に「世界が一瞬で変わる潜在意識の使い方(あさ出版)」を出版させていただき、実売部数が1万部を突破してからは、法人に加えて個人向けセミナーにも注力するようになりました。
おかげさまで現在では、WEBメディア主宰のセミナー、大学、専門学校、広報学会、読書会のような社会人サークルなど、個人向けに講演する機会も増えて参りました。
他の講師の方にはない、自分の講演ならではの特徴や強みを教えてください。
講師としての特徴や強みは、次の5点です。
- ライブドアの立ち上げ経験
- 7年間の悟り修行
- ロジカルに潜在意識を解説できる
- 152社、5800名以上が受講
- メディア掲載も多数
私はライブドアに社名変更する前のオンザエッジに社長室の新規事業開発プロデューサーとして参画してゼロからメディア事業を立ち上げていたので、組織が急拡大しているベンチャー企業の方からご相談いただくことが多いです。
また、ライブドア事件後に生き方を変えようと、悟りを開いた人の下で7年間修業に打ち込み、ワンネス体験もできたので、精神世界の話に関心がある方(かつビジネスと繋げて理解したい方)には、とても興味を持たれます。
そして日本で唯一、ロジカルに潜在意識の変え方(メタ認知、セルフアウェアネスの技術)をトヨタや三菱電機の幹部研修でもお伝えしているので、『ビジネスの現場で使える潜在意識の専門家』として呼ばれることも増えてきました。
先月はYahoo!ニュースで私の半生を取り上げた記事がアクセスランキング(総合)1位となり、メディア出演も増えているのも、こうしたユニークな経歴のおかげだと感じております。
講演を通じて伝えたいメッセージや講演における目標は何ですか?
講演の目標は、聞き手の方が「気づき」、翌日からの「行動」が変わることです。
例えば行田市の商工会議所に呼ばれてダイバーシティについて講演させて頂いた際は、「経営者の意識が変わって、女性を採用するようになってくれたら」というのが担当者の願いでした。
その目的を達成する為にスライド資料などを工夫したところ、「一番変わらないだろうと思っていた年配男性経営者の方が、”うちも女性を採用しようかな”と言ってくれた!」と担当者の方もすごく喜ばれていました。
日立グループで講演させて頂いた際には、あるワークを体験した女性管理職の方が「Aさんとは机を並べて7年間も一緒に仕事をしてきたけど、彼がこんな想いを持っていたなんて気づいてなかった」と嬉し泣きされていました。部下のAさんとも、翌日から本音で話せるようになったと、報告がありました。
ITベンチャーの管理職Hさんは、講演の翌日に「昨日聞いたことを試してみよう」と部下との1on1で使ってみたところ、離職を止めることに成功されました。
メディア企業の営業をされていた女性は、無意識のコミュニケーション・パターンが改善して、業績が2倍に高まりました。
これらのように、聞き手の方が「自分の課題、原因に気づき」、翌日から「行動」が変わり、ビジネスにおける「成果(売上、離職防止など)」につながることが、講演の目標です。
講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?
基本的にクライアントの課題をヒアリングして、「本質的な問題」が解決するようにテーマや内容をデザインしています。
人の意識を変えるには、
- 自ら考えること
- 自ら気づくこと(自覚すること)
が重要なので、講演のなかでは質問を多用しています。
私は講師である前にコーチでもあるので、100人向けに講演するシーンでも1:1で対話しているかのように質問を投げかけます。
「何を、どの順序で質問するか」と「考えて貰う間を置く」ことを意識して設計しています。
また人は呼吸するようにインプットとアウトプットを繰り返さないと脳が疲れるので、ずっと一方的に話を聞くだけでなく、適度にアウトプットさせる為のワークも取り入れています。
最後に、講演を依頼しようか迷っている方や参加を検討している方に、メッセージをお願いします。
私の講演は「沈黙のコーチング」です。
聴衆は質問の内容を自分の頭の中で考えますが、口に出す必要はありません。講演を聞きながら、ときに質問内容を考え、自分の立場と照らし合わせながら自分自身のことを振り返っていきます。
それはまるでコーチングのように機能します。
1:1のコーチングを100人に実施すると数百万円の費用が掛かりますが、講演なら安価で100人単位のコーチングを実施可能です。
ビジネス的な説得力、稀有な経験を有しながら、上から話を押し付けないコーチング型の研修や講演をご希望であれば、気軽にご相談ください。
あなたの課題解決を、ご一緒させて頂ければ幸いです。
石山喜章さんの基本情報
個人で「ビジネスに潜在意識を活用してみたい」という方には、ワンネス株式会社が運営する社会人向けビジネス・スクール「潜在意識アカデミー」がお薦めです。
これまで角川の編集長、ローソンの商品開発、ソニー生命の営業主任など、仕事の現場で潜在意識を活用したいと考えるビジネスパーソンが参加され、次のような成果をあげていらっしゃいます。
- 営業成績が1億円UP(会社員)
- 注文件数が3倍に上昇(カメラマン)
- 売上が4倍に増加(メンタルコーチ)
- 業績が260%アップ(経営者)
- 小説が8位にランクイン(小説家)
「深い思考」が「高い成果」を生み出すことを理解されているビジネスリーダーが多いので、興味のある方は下記ページからメルマガ登録して、無料で【ロジカル潜在意識メソッド】を手に入れてください。
潜在意識アカデミー
https://oneness.inc/oc/program/
項目 | 詳細 |
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会社名 | ワンネス株式会社(ONENESS,INC.) |
代表者 | 石山 喜章 |
所在地 | 〒105-0022 東京都港区海岸2-5-1 ローレルタワー19F |
電話番号 | 03-3457-1127(平日9:00~18:00) |
WEBサイト | https://oneness.inc/ |