企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、コンサルタント・講演家として活動されている新倉茂彦さんにお話を伺いました。
目次
講演を行っているテーマを教えてください。
情報セキュリティを中心に、情報漏洩対策と人的対策をテーマとしてお話ししています。
講演を始めたきっかけや背景を教えてください。
セキュリティ事故の事後処理や内部不正調査を行う中で、教科書的なセキュリティでない実践的な講義をして欲しいと要望が多く出るようになり、研修やセミナーを行うようになりました。
他の講師の方にはない、自分の講演ならではの特徴や強みを教えてください。
コンサルタントとしてセキュリティ事故の事後処理や調査もしておりますので、お話しできる範囲ではこれまでの事例や実践的なセキュリティ対策をお伝えできると思います。
また、一方的に聞くだけの研修ではなく、考えて答えを導く参加型のグループ型の研修になるように心がけています。
講演を通じて伝えたいメッセージや講演における目標は何ですか?
どの立場で「何を」どのように、どうしたいか?これが決まらない限り理解度も浸透度も変わってきます。中でも、管理する側される側、セキュリティ事故の加害者被害者など、それぞれの立場による考え方や視点が重要です。
全社員を対象に定期的なセキュリティ研修を行いたい企業さんが多いですが、セキュリティには話せることと話せないことが多くあります。
ぜひゴールや立場を明確にした上で、研修やセミナーを受講されることをおすすめします。
講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?
社内や身近でセキュリティ事故が起きた場合や、注意したいポイントがあれば、実際の事例を元に、その後の展開や対策案を具体的にお話しします。
何を、どのように、どうしたいか?ご相談いただければご提案させていただきます。
講演を聴いた方との印象深いエピソードやうれしかった反響を教えてください。
そういう視点はなかったとか、見落としていたポイントだったと聞くことが多くあります。パスワードの作り方などは具体的な手法をお話ししますので、役に立っているようです。使えるセキュリティ対策になっている事が、何よりも講師冥利に尽きます。
最後に、講演を依頼しようか迷っている方や参加を検討している方に、メッセージをお願いします。
セキュリティ対策は企業を守りますが、何よりも自分自身を守れる武器になることをもっと知って欲しいです。
セキュリティ対策を技術的側面だけで見られる方がいらっしゃいますが、もっと広義なマネジメントとして捉えて考えていただきたいです。
新倉茂彦さんの基本情報
項目 | 詳細 |
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ホームページ | https://www.tcnic.net/ |
ITメディア | https://blogs.itmedia.co.jp/niikura/ |