社会人になった時、「仕事ができるようになって頼られるようになりたい!」「仕事がデキるかっこいい社会人になりたい!」と思っていたのではないでしょうか。
しかし、新卒から数年が経ち、同期の間でも”仕事ができる人”と”できない人”に分かれてしまいます。
仕事ができる人とできない人では、何が違うのでしょうか。そして仕事ができるようになるには、どのようなことを気をつけると良いのでしょうか。
ここでは仕事ができると言われる人の行動や意識に注目し、仕事ができる人になる方法をご紹介しています。
目次
仕事ができる人の行動
仕事ができる人には共通の行動が見られます。ポイントはスピード感と自己管理です。
行動が的確で早い
とにかく行動が早いのが特徴です。
メールのレスポンスも後回しにせずにおこないますし、資料作りなどの作業もゆとりを持って作り上げます。
そしてできないことの言い訳をしません。どうやったらできるかを考え行動しているので、イレギュラーなことにも柔軟に対応でき、スムーズに事を進めます。
情報収集をしている
常にアンテナを立て、仕事に関する情報を得られるように準備をしています。
ニュースや本から情報を得ることは当然ですが、何気ない会話の中からも様々な情報をキャッチしています。
情報は新しいアイディアが生まれるきっかけにしたり、顧客や取引先との会話を広げることにも役立てています。
仕事に関係する情報はもちろんですが、関係がなくても流行っていることや話題になっていることなど、広く浅く知っているのも特徴的です。
表現方法が上手
相手の心を掴む表現、言葉を上手に使い分けています。
相手によって表現方法を変え、理解しやすく説明するのも上手で、嫌味なく自分の気持ちや要望を伝えることができます。
場にあった言い方の使い分けもでき、相手が聞き入ってしまうような雰囲気を作ることができるのも特徴です。
時間の使い方が上手
仕事の優先順位を考えながら行動をしていますので、無駄な時間がありません。
ゆとりを持ってスケジュールを組んでいるため、時間に追われることも少なく、予定が変更になっても余裕を持って対応できます。
そのため、納期や締め切りに遅れることはありません。
コミュニケーションを大切にしている
周囲に気を配っており、誰に対しても同じような態度で接します。
率先して挨拶をしたり、笑顔でいることが多く、話しかけやすい雰囲気を作っています。
感謝の気持ちも忘れず、手伝ってもらった時や助けてもらった時には、「申し訳ない」ではなく「ありがとう」の言葉を使います。
他の人に仕事を任せられる
仕事ができる人は、仕事の量も多いのですが、決してひとりで抱え込むことはしません。
仕事はチームでしていること、自分の能力や得手不得手を知っています。どうやったらこの仕事がスムーズに進むかを優先して考え、できないことは他の人に任せるようにしています。
任された方も信頼されていることがわかりますので、良い関係性の中で仕事をおこなうことができます。
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仕事ができる人の意識
仕事ができる人は仕事への取り組み方や、社会人としての意識も高いのが特徴的です。
当事者意識がある
どのような仕事でも自分が関わっているという意識を常に持っています。
そして仕事での失敗は自分の失敗でもあり、成功はみんなの成功という意識があるため、責任感が強く周囲からの評価も上がっていきます。
どんな時も前向き
思考がポジティブで、思ったような成果がなくても落ち込んだり何かのせいにするのではなく、冷静に分析し次へ生かす方法を考えます。
どのようなことも諦めないため、難しい交渉事なども成功に導くことができます。
また、言葉も否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉や丁寧な言葉を使い、自分と周囲の気持ちを高めることを意識しています。
プライベートを大切にしている
仕事ができる人は仕事人間で仕事中心と思われるかもしれませんが、実はプライベートを大切にしている人が多いのが特徴です。
仕事中は仕事に集中しますが、仕事が終わればオフモードになり、心から楽しめることをしてリフレッシュします。
気分転換が上手で、趣味をたくさん持っていたり、家族との時間を作るように意識したり、丁寧な生活を心がけています。
見た目にも気を使っている
仕事ができる人は見た目ですぐにわかります。
服装や髪形などにも気を使い、会う人が不快感を抱かない気遣いをしています。
スーツやワイシャツにシワがなく、清潔感を心がけています。また、似合う色のネクタイや場の雰囲気に合った服装をするなどの気遣いもできます。
私たちビジネスパーソンは、相手の求めていることを理解し即座に行動に移さなければならないことが多くあり、顧客への対応、会社への連絡や相談は的確さとスピード感が必要です。ビジネスを合理的にスムーズに進めるために必要な思考力と行動力を養うロジカルシンキング研修で有効です。
仕事ができるようになる方法
仕事ができる人は、生まれつき仕事ができるのではなく、社会人になってからの努力が非常に大きい要素となっています。
自分を知る
自分を徹底的に分析をして、自分を知ることが大切です。
社内研修などでも自己分析をすることがあると思いますが、その場で終わらせるのではなく、今後仕事でどう生かすことができるかを考えます。
自分が効率よく仕事をする方法、得意なこと苦手なこと、話し方や聞き方の癖など、多方面から分析します。
仕事ができる人の真似をする
身近にお手本となる先輩や上司を見つけて、その人を観察し真似をするのも良い方法です。
積極的に話を聞いたり、仕事の相談をするのも良いでしょう。会話の中から仕事への意識やよくやっている行動などを聞いて実践します。
自分なりの思考と行動ではなく、「あの人(仕事ができる人)ならどうするか?」という考えが自分を成長させることに繋がります。
「学ぶ」の語源は「真似る」だとも言われています。
疑問を持つ
仕事の中に疑問点を見つけるようにします。
これは否定をするのではなく、本当にこれが最善か?他に見落としはないか?というように、改善点を探すことにつながります。
仕事ができる人は現状に満足していません。常に上を目指して自分で仕事を生み出します。そのためには目の前のことをそのまま受け入れるのではなく、他の見方ができないかを考える癖をつけることが必要です。
相談と報告をこまめにする
上司とのコミュニケーションを取るためにも、相談と報告はこまめにするようにしましょう。
上司も若い時に同じような悩み、同じような失敗をしていることが多いため、相談をすることで対策方法を学ぶことができます。
ひとりが経験できることは少ないため、人の経験を聞くことが成長につながります。
仕事ができる人は自分を成長し続ける人でもあります。
生活習慣を見直す
生活習慣を整えることも大切です。
寝不足は集中力を低下させますし、寝坊をしては身だしなみの乱れにもつながります。
休みの日は1日中寝ているのではなく、体を動かし仕事以外の人と会って話をしたり、仕事を忘れて楽しめる活動をしましょう。
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仕事ができる人にはいつからでもなれる
仕事ができる人は人間力が高い人ということができます。
人間力はいくつからでも磨くことができます。
特に仕事ができる人の意識はぜひ真似をしましょう。意識が変わらなければ行動を変えることはできません。
仕事ができる人になりたい!そう思っている人は必ずなれますので、ぜひここでご紹介した方法を実践してみてください。
社会人として身につけておきたいスキルを、セミナーや講座などで学ぶこともおすすめです。知識はもちろん、向上心高い仲間との人脈ができるチャンスでもあります。