戦いを略すから始める - 経営戦略研修

SWOT・3C・VRIO・PPM・ポーター・アンゾフを目的別に使い分け、自社テーマで「戦略骨子1枚」まで仕上げる、フレームから結論・実行まで一気通貫の伴走型プログラム

受講対象者
  • 部長・経営企画など、戦略策定に関与する管理職層
  • 次世代経営者候補(事業部長/役員候補)
  • 中期経営計画の策定・実行を担うプロジェクトチーム
  • SWOT・3C・5Forcesを「使ったことはある」が腹落ちしていない層
  • M&A後のPMI/新規事業立ち上げを担うリーダー
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研修で解決できること・目指す姿

よくある悩み

  • フレームワーク研修を繰り返しても「戦略らしい結論」に至らず、次世代リーダー候補が育ってこない
  • 中期経営計画が数値目標の羅列にとどまり、「選択と集中」の意思が現場に伝わっていない
  • 経営戦略と現場オペレーションが分断し、戦略が絵に描いた餅で終わっている
  • M&A後のPMIや新規事業立ち上げで、戦略の意図を自社の言葉で語れるリーダーが不足している
  • 外部コンサル依存を脱却し、自社人材で戦略を立案・実行できる力を内製化したい

研修のゴール

  • SWOT/3C/5Forces/VRIO/PPM/プロダクトライフサイクル等、経営戦略フレームを目的別に使い分け、分析を「結論」まで持っていける
  • 環境分析→内部資源分析→競争戦略・成長戦略→実行計画までを一気通貫で組み立てられる
  • 戦略を「何をやらないか」という選択と集中の意思として、自社の言葉で語れる
  • 比較優位の論理で、自社の独自価値と勝ち筋を言語化できる
  • KGI/KPIとPDCAを設計し、戦略を現場オペレーションまで落とし込める

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

本研修は、「戦略=戦いを略す」という語源の確認から始まり、経営資源を「どこに集中し、どこを捨てるか」を決める意思決定としての経営戦略を体系的に学びます。マーケティング戦略(STP/4P等)ではなく、全社戦略・事業戦略の骨格に焦点を絞った構成です。

「良い戦略は野心ではなく、具体的な商品・顧客・地域の選定と撤退ステップを示すもの」という思想を起点に、分析が結論に至らない「戦略的洞察の欠如」を根本から解消します。

前半:環境分析と内部資源分析

PEST・3C・5Forcesで外部環境を読み解き、SWOTで内外を統合分析して「結論」まで持っていく手順を身につけます。続いて、VRIOで自社のコアコンピタンスを見極め、独自価値を一行で言語化。さらに、PPM(BCGマトリクス)とプロダクトライフサイクルで事業ポートフォリオを可視化し、「どの事業から撤退し、どこへ資源を再投下するか」という全社戦略の判断軸を学びます。

後半:競争戦略・成長戦略と実行設計

ポーターの3つの基本戦略(コストリーダーシップ/差別化/集中)で自社がどの土俵で勝負するかを構造化し、アンゾフの成長マトリクス(市場浸透/新市場開拓/新製品開発/多角化)で成長の打ち手を整理。ビジネスモデルキャンバスで戦略の全体像を一枚で俯瞰したうえで、KGI/KPIとPDCAを設計し、戦略と現場オペレーションの分断を埋めます。

自社版・戦略骨子1枚を仕上げる

全日程を通じて、座学と「自社課題ワーク」を交互に組み合わせ、研修内に〈自社版・戦略骨子1枚〉を仕上げて持ち帰れる構成です。2E独自の課題解決力体系(Why→How→What、ありたい姿起点)に接続して設計しているため、学んだ瞬間から現場の企画書・経営層プレゼンに転用できます。最終日には経営層プレゼンを想定した発表・相互講評を行い、「明日から使える」状態で研修を終えます。


研修当日は終日(午前①・②、午後①・②)。事前課題+事後グループコーチングを含めると、全体で2〜3ヶ月の構成になります。

この研修が選ばれる理由

  • 「戦いを略す」思想から教える

    「良い戦略は野心ではなく、具体的な商品・顧客・地域の選定と撤退ステップを示すもの」という思想を起点にVision-SWOTで強み×機会を掛け合わせ、脅威を機会に読み替える思考訓練も組み込み、分析が結論に至らない戦略的洞察の欠如を根本から解消します。

  • 実装経験に裏打ちされた講師陣

    中小企業診断士、ICF認定コーチ、一橋大学大学院修了、Harvard Business School PLD修了。三菱商事で鉄鉱石のトレーディング・事業開発・投資に従事し、インド・ドイツ・シンガポール9年駐在、BHPへの出向も経験。理論と現場実装の両方を自らの経験で語れます。

  • 「自分たちで作る」戦略骨子1枚

    外部コンサル丸投げでは実行段階でモチベーションを失います。2E式は自社メンバー自身が戦略骨子を1枚に仕上げるワーク中心の設計。戦略そのものと同時に納得感と当事者意識も醸成し、事前課題→当日対話→実践→グループコーチングで行動変容まで伴走します。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

テーマ内容
【事前課題】戦略的思考:事前テキスト通読とレポート研修前に戦略的思考に関する指定テキストを通読。自社事業を題材に「読んで得た気づき」「現状の戦略上の論点」「研修で解決したい問い」をA4一枚程度のレポートにまとめ、事前提出する。受講者間で共通言語を揃え、研修当日は対話と演習に集中できる状態をつくる。ロミンガー70-20-10における「講義10%」を事前に圧縮し、本編の密度を高める
【研修当日・午前①】戦略の本質と環境分析:SWOTで結論を出す「戦略=戦いを略す」という語源から出発し、経営資源をどこに集中し、どこを捨てるかを決める意思決定として戦略を腹落ちする。戦略と戦術の境界、戦略不在の組織に見られる典型症状を整理したうえで、SWOT・3C・5Forcesを目的別に使い分け、分析を「結論」まで持っていく手順を実践。Vision-SWOTで強み×機会を掛け合わせ、脅威を機会に読み替える視点も取り入れる
【午前②】内部資源分析と事業ポートフォリオ(VRIO・PPM・PLC)VRIO(価値/希少性/模倣困難性/組織)を用いて自社のコアコンピタンスを見極め、独自価値を一行で言語化。続いて、PPM(BCGマトリクス:花形/金のなる木/問題児/負け犬)で事業ポートフォリオを可視化し、撤退と資源再投下の判断軸を議論する。プロダクトライフサイクル(導入/成長/成熟/衰退)と組み合わせ、事業段階に応じた戦略オプションを選べる状態をつくる
【午後①】競争戦略と成長戦略:ポーター・アンゾフポーターの3つの基本戦略(コストリーダーシップ/差別化/集中)を通じて、自社がどの土俵で勝負するかを構造化し、消耗戦に陥らず比較優位を活かす戦い方の判断軸を学ぶ。続いて、アンゾフの成長マトリクス(市場浸透/新市場開拓/新製品開発/多角化)で、既存と新規を掛け合わせた成長の打ち手を4象限で整理し、リスクとリターンのバランスを踏まえた成長戦略を描く
【午後②】戦略実行とクロージング:戦略骨子の策定ビジネスモデルキャンバス(9ブロック)で戦略の全体像を一枚で俯瞰し、変更レバレッジが効く箇所を特定。KGI/KPIの設計とPDCAの回し方を学び、戦略と現場オペレーションの分断を埋める指標設計を身につける。最後に全セッションを統合し、Vision・環境分析・独自価値・事業ポートフォリオ・競争戦略・成長戦略・BMC・KGI/KPIを一枚の戦略骨子に落とし込む。経営層プレゼンを想定した相互発表と講評で締める
【事後課題】グループコーチング:実践の振り返りと相互フィードバック研修で策定した戦略骨子を現場で一定期間実践した後、少人数のグループコーチング・セッションで実践結果を共有。何が動き、何が詰まったかを相互フィードバックを通じて言語化し、行動変容を習慣化する。伴走型研修設計の中核であり、ロミンガー70-20-10における「実践70%/フィードバック20%」を担保する装置として機能する

研修の監修者

山本 哲郎
この研修の監修者

山本 哲郎

株式会社2E Consulting 代表取締役社長

ニューヨーク州出身。一橋大学社会学部卒、同大学院社会学研究科修士課程修了(2005年)。同年、三菱商事に入社し、製鉄用石炭・鉄鉱石部門でトレーディング・事業開発・投資業務に従事。インドへの半年派遣を機にキャリアが開け、その後ドイツ・シンガポールに通算9年駐在。シンガポール駐在中は世界的資源会社BHPに出向し、マーケティング活動に携わった。

帰任後の投資管理部署で挫折を経験し、自身のWill-Can-Mustが言語化できない現実に直面。これを契機に企業向け研修会社へ転職し、年間150日登壇・年間約2,000人にビジネススキルを指導する中で、既存の管理職研修が機能しない構造的理由を体感する。並行してコーチング・心理学を体系的に学び、独自の哲学「自己基盤力」を確立した。

2019年、Harvard Business School Program for Leadership Development修了。2020年5月、株式会社2E Consultingを設立。「明日の管理職を、しなやかに強くする」をビジョンに掲げ、自己基盤力をベースにした伴走型の管理職養成プログラムを提供している。中小企業診断士、国際コーチング連盟(ICF)ACC認定コーチ。

研修費用

ご要件に合わせ柔軟にご提案いたします。

半日40万円(税抜)をベースに設計します。終日研修+事前課題+グループコーチングを含む伴走型構成のため、詳細は個別ご相談となります。

研修会社紹介

株式会社2E Consulting

ありかた”を起点に自己基盤力を育み、課題解決力と他者影響力を磨き、診断と伴走で管理職の行動変容を支援

自己基盤力を起点にした設計

スキル習得から始めるのではなく、受講者自身の価値観・強み・ありたい姿を言語化する「ありかた」の整備から着手し、行動変容の土台を築きます。

思考と行動を体系的に強化

自己基盤力を土台に、課題解決力と1on1対話力・会議ファシリテーションなどの他者影響力を順序立てて育成し、管理職に必要な力を体系的に高めます。

伴走と診断で変化を可視化

グループコーチングによる実践支援に加え、一橋大学大学院教授監修の独自マネジメント診断を活用し、研修後の成長実感と変化の可視化まで支援します。

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