1on1研修
「大丈夫です」の奥を聴く1on1研修|一人で抱え込ませないチームづくり
1on1が業務確認や雑談で終わりがちな職場へ。フィードバックの「型」と心理的安全性の4因子を使い、ひとつのケースを3時間かけて読み解いて、困りごとを早めに相談できるチームへ。
- 研修時間3時間
- 公開されている研修実績29件
相談無料・最短翌日対応・内容のカスタマイズ可能
こんなお悩みはありませんか?
よくあるお悩み
- プレイングマネージャーが多く、1on1が業務確認や雑談で終わりがち
- 急に管理職になる人もいて、1on1やフィードバックの質にばらつきがある
- 部下が「大丈夫です」と答え、困りごとが見えないまま抱え込まれる
- ハラスメントを恐れて、改善点をはっきり伝えられない上司がいる
- 1on1の仕組みは整えたが、中身が伴わず、メンタル不調の予防につながっていない
研修で実現できること
- フィードバックの「型」に沿って、事実を伝え、とことん対話できる
- ほめる(ポジティブ)と改善を促す(ギャップ)フィードバックを使い分けられる
- 心理的安全性の4因子で自チームを捉え、「やめたい習慣」を一つ変えられる
- 困りごと・無理・不安を、早めに相談できるチームになる
- 「1on1がよくなった」と、マネージャーも部下も感じられる
研修の特徴FEATURES
この研修の3つの特徴
-
01
個とチームを、ひとつに
1on1で一人に向き合うことと、チームの話しやすさ・助け合いを、別々のテーマとしてではなく、双方向に影響し合うものとして一緒に扱います。1on1研修とチームビルディング(心理的安全性)を3時間1本でつなぎます。
-
02
使える「型」で、ひとつのケースを読み解く
フィードバックの「型」(5つのステップ)、心理的安全性の4因子、習慣を「きっかけ」と「みかえり」で捉える行動分析。明日から使える型を、「大丈夫です」と答える部下のケースに当てはめ、ロールプレイとグループワークで身につけます。
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03
研修のあとまで、標準で
職場で一手を試し、約1か月後にアンケートと実践者インタビューで変化を確かめます。報告書とご担当者との対話で、成果・障壁・次の一手をともに読み解きます。
足りないのは知識ではなく、1on1とチームでよい実践をやってみる経験です。
1on1の仕組みは整っている。それでも、1on1は業務確認や雑談で終わり、部下は「大丈夫です」と答える。困りごとが見えないまま、無理が積み重なっていく――。
本プログラムは、1on1研修とチームビルディング(心理的安全性)を、3時間1本でつなぐワークショップです。1on1で個を理解するとチームの状態が見えてくる。チームが変わると、個人も相談しやすくなる。個人の言動が関係性をつくり、その関係性が個人の言動を生む――この往復を、体験を通じて実感します。

1. 第1部 個に向き合う1on1(60分)
フィードバックとは、相手が自分では気づいていない強みや改善点に気づいてもらい、成長につなげるコミュニケーションです。忙しいマネージャーほど「育てる時間がない→自分でやるしかない→部下が育たない」の悪循環に陥りがち。第1部では、フィードバックの「型」を5つのステップで押さえ、2人1組のロールプレイで「伝える・聴く」を交代で体験します。
| フィードバックの「型」 | ポイント |
|---|---|
| ① 事実を観る | 「どんな状況で」「どんな行動が」「どんな影響をもたらしたか」を具体的につかむ |
| ② 信頼を築いてから伝える | 先に相手の状況や気持ちを聴き、目的をまっすぐ伝えて、一緒に考える状態をつくる |
| ③ とことん対話する | 上司と部下では見えているものが違う前提で、理解が重なるまで対話する |
| ④ ふりかえりを手助けする | 気づいたことや次に試すことを、部下自身の言葉で語れるよう支える |
| ⑤ 継続的にかかわる | 一回で終わらせず、合意したことの実践を見守り、フォローし続ける |
努力や成果を認める「ポジティブフィードバック」と、ありたい姿との差を伝える「ギャップフィードバック」の留意点も整理。人格ではなく行動を、「私は」を主語に伝えるコツを、「大丈夫です」と答える部下のケースで試します。
- ワーク
- 同じ出来事、違う見え方/1on1ロールプレイ(上司役・部下役を交代)
- 持ち帰るもの
- 「大丈夫です」の奥を聴くひと言
2. 第2部 話しやすさ・助け合いを生むチーム(60分)
部下が「無理です」と言えなかったのはなぜか。日本版心理的安全性の4因子(話しやすさ・助け合い・挑戦・新奇歓迎)のうち、「話しやすさ」と「助け合い」に絞って、上司の反応・会議・仕事の配分・相談の慣行から読み解きます。
そのうえで、自分の「続けたい習慣」と「やめたい習慣」を書き出し、やめたい習慣を一つ選んで行動分析します。その行動はどんな「きっかけ」で起き、どんな「みかえり」で続いているのか。きっかけとみかえりを変えることで、チームの“いつものやり方”を一つ変える手立てを考えます。
- ワーク
- 4〜5人の小グループでのケース議論/「やめたい習慣」の行動分析
- 持ち帰るもの
- チームの慣行を変える一手
3. 第3部 個とチームを往復する(60分)
ケースと自職場の実例を「個人の問題か、チームの問題か」の両面から捉え直し、明日からの「個への一手」「チームへの一手」と、変化の確かめ方を決めます。「部下の成長より業績が先では?」「とにかくほめればいい?」「ハラスメントが怖くて厳しいことを言えない」といった、フィードバックのジレンマにも触れます。
- ワーク
- 個人ワーク → 2人1組で相互フィードバック
- 持ち帰るもの
- 「二つの一手」アクションカード
ワークを貫く、ひとつのケース
「大丈夫です」と答える部下Aさん。上司Bさんに見えているのは、短く終わる1on1や、会議での発言の減少まで。その奥には、複数案件の負荷、忙しそうな上司に切り出せない遠慮、チームで「無理」と言いにくい空気があります。同じAさんのケースを3時間かけて、個とチームの両面から見つめ直します。

上司役には見せない「部下役カード」を使い、役によって見えているものが違うことを体験から実感します。1on1のガイドや社内用語があれば、ワークの言葉をそれにそろえ、新しい知識は足しすぎません。
研修で終わらせない:職場での実践と検証まで
- 事前準備
- 1on1のガイドや面談の仕組みなどを伺い、ケースとワークの言葉を御社仕様にそろえます。
- 研修当日
- 一人ひとりが「個への一手」「チームへの一手」と、観察したい変化を書きます。
- 研修後2〜4週間
- 二つの一手を職場で試します。報告の義務は課しません。
- 約1か月後
- 受講者への簡易アンケート(3〜5分)と、実践者2〜3名へのインタビュー(各30分)で変化を確かめます。
- その後
- 報告書とご担当者との対話で、成果・障壁・次の一手をともに読み解きます。小さく始めて、確かめてから、全社展開の判断材料にしていただけます。
テーマを深めたい場合は、単独のプログラムも
本プログラムの各パートは、より時間をかけて深める単独プログラムとしても実施できます。3時間版で手応えを確かめてから、課題に合わせて組み合わせることもできます。
- 1on1フィードバック力向上研修(1日)
- フィードバックの「型」を学び、ポジティブ/ギャップフィードバックのロールプレイを通じて、部下の成長を支援する実践力を高めます。部下のキャリア支援にフォーカスする場合は、「キャリア・キャンバス」を活用し、一人ひとりの持ち味やありたい姿を踏まえたフィードバックを実践するプログラムにも対応できます。
- 心理的安全性向上研修〈関係づくり編〉(約3時間)
- 聴き合うアイスブレーク「マインドフルリスニング」から、自分が仕事で大切にしたいことの言語化、4因子での「続けたい習慣・やめたい習慣」の洗い出し、行動分析まで。自分の習慣から、話しやすい関係をつくります。
- 心理的安全性向上研修〈仕事のリフレーミング編〉(1日)
- ミドル層向け。事前課題で持ち寄った失敗を共有し、「回避可能な失敗・複雑な失敗・賢い失敗」に分けて学びに変えます。部のありたい姿を描き、推進力と抑止力から現状を見て、打ち手の方向性を定めます。
- 【注記】
- 本プログラムは、中原淳氏のフィードバック研究、三村真宗氏のフィードバック経営の実践知、石井遼介氏による日本版心理的安全性の研究などを参考に、とんがりチーム®︎研究所が独自に構成したものです。
- 【主な参考文献】
- 中原淳『フィードバック入門』(PHP研究所、2017年)
- 三村真宗『みんなのフィードバック大全』(光文社、2023年)
- 石井遼介『心理的安全性のつくりかた』(日本能率協会マネジメントセンター、2020年)
受講対象者
- 1on1を実施しているが、手応えを感じられていないマネージャー
- 自身も案件を抱えて多忙なプレイングマネージャー
- 新任・昇格したばかりの管理職
- チームの心理的安全性を高めたいリーダー
- メンタル不調の予防や早期相談の仕組みづくりを考える人事担当者
カリキュラム例CURRICULUM
※内容はご要望に応じてカスタマイズ可能です。
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01
導入・整理(10分)
研修のねらいと、3時間を通して使うケース(「大丈夫です」と答える部下Aさん)を共有。
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02
① 同じ出来事、違う見え方/フィードバックの「型」(15分)
同じ場面を上司と部下の立場で見比べ、フィードバックの「型」(5つのステップ)を押さえる。
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03
② 1on1ロールプレイ(35分)
2人1組(上司役・部下役)で、事実を伝え、事情を聴き、とことん対話する流れを交代で試す。
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04
③ なぜ「無理です」と言えなかったのか(25分)
心理的安全性の4因子(話しやすさ・助け合い)を手がかりに、上司の反応・会議・仕事の配分・相談の慣行から小グループで読み解く。
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05
④ 「やめたい習慣」を行動分析する(20分+整理15分)
続けたい習慣・やめたい習慣を書き出し、一つを「きっかけ」と「みかえり」で分析して、チームの“いつものやり方”の変え方を考える。
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06
⑤ 個人?チーム?どちらの問題?(35分)
ケースと自職場の実例を、個とチームの両面から捉え直す。フィードバックのジレンマにも触れる。
-
07
⑥ 明日からの二つの一手(25分)
「個への一手」「チームへの一手」と変化の確かめ方を決め、2人1組で相互フィードバック。
講師紹介INSTRUCTOR
AKI(野口正明)
とんがりチーム®︎研究所 代表。クリエイティブファシリテーター。
チーム対話を通じて、正解のない「厄介な問題」を創造的に解決する支援を専門とする、ひとり起業家。対話や研修が「うまくいっているはずなのに、何も変わらない」局面にこそ、最も多く呼ばれてきました。
企業や組織の現場で、 ・会議を重ねても論点が更新されない ・打ち手は出るが、状況が動かない ・経営と現場、部門同士の認識が噛み合わない といった局面に数多く立ち会い、問いの立て方を更新する対話設計によって、チームが自分たちで次の一手を見出すプロセスを支援してきました。
主な提供領域は、 ・クリエイティブファシリテーション(対話・会議・ワークショップ設計) ・組織開発(パーパス→戦略→アクション→カルチャーをつなぐ一気通貫のプログラム) ・キャリア開発(個人の想いと仕事を結び直す対話プログラム)
テーマや規模に応じて、最適領域の専門家たちとバーチャルチームを編成し、固定的な体制に縛られない形で支援を行っています。
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新卒で日清製粉株式会社に入社。新製品開発、生産管理、人事を経験。
30代半ばで「人と組織のプロフェッショナル」としてグローバルに活躍することを志し、ファイザー株式会社(日本法人)、ボシュロム・ジャパンにて人事マネジャーを務める。採用・人材開発・労務・人事制度構築に携わる一方、企業内チェンジエージェントとして組織開発にも深く関与。2003年、米国CCE, Inc.認定 GCDF-Japan キャリア・カウンセラー資格取得。
2006年、組織開発コンサルティングの老舗である株式会社スコラ・コンサルトへ転身。
2017年末、とんがりチーム®︎研究所を創業。一人ひとりの“らしさ”を起点に、対話と議論を往復させながら、事業や戦略がチームの言葉として立ち上がり、動き出す独自の支援スタイルを確立。
2013年末より、トランジションタウン日本第1号のまち・藤野(神奈川県相模原市)に移住。NPO法人ふじの里山くらぶ副理事長として住民主体の環境・地域づくりに関わり、2020年度「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞。
1965年福岡市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。 iU情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。 産学連携団体 iU組織研究機構 理事。 相模女子大学大学院 社会起業研究科 非常勤講師。 NPO法人 自遊の広場(福祉・介護事業)理事。
著書に 『クリエイティブファシリテーション』(日本能率協会マネジメントセンター/2025.11.28) 『組織の未来をひらく創発ワークショップ』(経団連出版/2015) 『「使いづらい部下」を上手に使いこなす法ー”問題社員”が会社の閉塞感を打ち破る!』(同文舘出版/2013) 『持続可能な発展に向けた地域からのトランジション』(共著/環境新聞社/2023)
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