インバスケット演習とグループインバスケット演習を実施し、その体験と振り返り・解説を通じて、思考・判断特性の理解と、グループで最適解を導くための、折衝や交渉の考え方、スキルを習得します。
研修では、優先順位をつけたり、複数の案件を処理したりする中で、判断力や問題解決能力を向上させることが目的です。また、自分自身の思考パターンやクセを客観的に把握し、改善につなげる機会でもあります。
インバスケット研修では、受講者は架空の人物となりその人物が抱える未処理の案件(メール、書類、電話など)を制限時間内に処理していきます。案件は現実的な業務課題に即したものが多いです。
インバスケット研修の目的は、以下のような能力を向上させることです。
- 優先順位を付ける能力:多くの案件の中から、何が重要で、何を先に処理すべきかを判断する能力。
- 問題解決能力:問題の根本原因を突き止め、適切な解決策を見つける能力。
- 判断力:状況を把握し、適切な行動を決定する能力。
- 意思疎通能力:関係者とコミュニケーションをとり、協力して業務を進める能力。
- 時間管理能力:限られた時間の中で、効率的に業務を進める能力。
研修の特徴
- 現実のビジネスシーンに近い状況をシミュレーションするため、座学だけでは得られない実践的なスキルが身につく
- 自身の思考パターンや行動特性を客観視する機会となり、強みや課題を深く理解できる
- 研修後すぐに実務で活用できるスキルが多く、受講者の業務パフォーマンス向上に直結する
- 業種や役職を問わず、様々な層のビジネスパーソンが対象で、管理職層やリーダー候補の育成にマッチしている