「オフサイト研修では、どのような効果を得られるかわからない」「オフサイト研修の実施場所や研修を選ぶのが難しい」
このようなお悩みを抱える研修担当者や経営者の方も多いですよね。
この記事では、オフサイト研修のメリットや効果、実施場所や成功させるポイントなどを詳しく解説します。オフサイト研修に関してお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- オフサイト研修の効果
- オフサイト研修の実施場所
- オフサイト研修を成功させるポイント
オフサイト研修を実施することで社内の成績向上や社員のモチベーションアップが期待できます。効率よくオフサイト研修を実施したい場合は、外部の研修専門会社に依頼するのも、一つの方法です。
キーセッションでは、ノウハウをもった研修会社から、予算と希望内容をお伺いして貴社におすすめの研修プランを提案します。相談は無料なので、オフサイト研修を検討している担当者の方は気軽にお問い合わせください。
オフサイト研修とは
オフサイト研修とは、自身が働く会社内や通常の会議室ではなく、社外の会議室や屋外など普段と異なる場所で実施する研修です。オフサイト研修を実施することで、通常の業務では学べないスキルや知識、経験を身につけられます。
オフサイト研修はこれまで社外の会議室で行われるのが一般的でしたが、近年は以下のような場所でも実施されています。
- リゾートホテル
- キャンプ場
- コンファレンスセンター
そもそもオフサイトとは、普段の現場ではない場所という意味です。オフサイトの反対はオンサイトであり、普段の職場や会議室などを指します。
オフサイト研修のメリット・効果
オフサイト研修のメリットや効果は、以下の4つです。
- チームビルディングを図れる
- 新たな視点や発想が生まれやすい
- 集中できる環境で話し合える
- リフレッシュ効果がある
メリットや効果の把握によって、より効果的で有意義なオフサイト研修が実施できます。
それぞれ、具体的に紹介していきます。
チームビルディングを図れる
オフサイト研修のメリットは、チームビルディングを図れる点です。
チームビルディングとは、個人の能力やスキルを発揮させ、目標達成できるチームを作るための取り組みです。オフサイト研修は、普段と異なる環境で行われるため、社員は本音ベースで話しやすくなります。これによりコミュニケーションが活性化されて、結果チームとしての一体感が高まります。
新たな視点や発想が生まれやすい
オフサイト研修は、通常の業務では思い浮かばないような新たな視点や発想が生まれやすいです。職場から離れて普段と異なる環境で研修を受けることは、気分転換になり、リフレッシュ効果が期待できます。結果、創造力が活性化され、新たな発想が生まれやすくなるのです。
また、職場から離れることで、日々の業務を思い出しにくくなります。そのため、研修に集中でき、深い思考ができることも要因の一つです。
集中できる環境で話し合える
オフサイト研修は普段と違う場所で実施するため、集中できる環境で話し合えます。
普段のオフィスであれば、他の社員が仕事や会話をしているため、なかなか話し合いに集中できません。お客さんから電話やメールが来ると、集中力も切れてしまいます。
オフサイト研修であれば、このような雑音などはありません。話し合いに集中でき、研修の効果が高まります。
リフレッシュ効果がある
オフサイト研修は、一般的な研修に比べてリフレッシュ効果がある点もメリットです。
研修によっては、自然豊かな環境の中で実施するため、心も身体もリフレッシュできます。リフレッシュすることで、新しい発想にもつながります。
普段の業務で社員が疲れていると感じた場合、リフレッシュの意味も込めてオフサイト研修の実施がおすすめです。
オフサイト研修のデメリット・注意点
オフサイト研修のデメリットや注意点は、以下の4つです。
- 場所代がかかる
- 通常業務のスケジュール管理が難しい
- 屋外開催の場合、季節が限定される
- 結論が出せない可能性もある
オフサイト研修を実施するためには、メリットや効果だけでなく、デメリットや注意点まで理解しておく必要があります。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
場所代がかかる
オフサイト研修は、場所の確保に費用がかかります。
通常研修であれば、社内の会議室やオフィスでの実施となり、場所代はかかりません。しかし、オフサイト研修はキャンプ場や専用の施設などで実施場合も多いため、場所代がかかってしまいます。
あらかじめ予算と相談して、オフサイト研修の実施場所を決めることが大切です。
通常業務のスケジュール管理が難しい
オフサイト研修を実施する上で、通常業務のスケジュール管理が難しい点もデメリットとして挙げられます。
社内での研修は移動時間がかかりませんが、オフサイト研修は屋外や社外で実施するため、移動に時間がかかります。移動に時間がかかる分、通常業務に充てられる時間がなくなってしまうため、通常業務のスケジュール調整が必要です。
屋外開催の場合、季節が限定される
屋外開催の場合、夏や冬は実施が難しいため、研修を実施できる季節が限定されます。
また、当日の気温や天候によって、屋外でのプログラムを変更せざるを得ない場合があります。研修担当者は予備のスケジュールを考え、あらゆる事態に対応できるようにしておきましょう。
結論が出せない可能性もある
オフサイト研修ではさまざまな意見が飛び交い、結論がまとまらない可能性もあります。
研修内で結論を出すためには、研修の具体的なゴールを設定し、明確なアジェンダを作成することが肝心です。研修担当者はしっかりと準備をして臨むようにしましょう。
オフサイト研修が効果的な企業の特徴
オフサイト研修が効果的な企業の特徴は、以下の2つです。
- 社員がマンネリ化している
- 社員同士のコミュニケーションが不足している
それぞれ、詳しく説明していきましょう。
社員がマンネリ化している
普段の業務における社員のマンネリを打破したい場合は、オフサイト研修が有効です。
毎日同じ環境での業務は、社員が慣れてしまい新しい発見や考えが生まれにくいです。そこでオフサイト研修を実施することで、普段とは異なる環境で話し合うことにより、新たな発見や考え方が生まれやすくなります。
社員同士のコミュニケーションが不足している
社員同士のコミュニケーションが不足している点も、オフサイト研修を実施すべき企業の特徴に挙げられます。
たとえば、これから社内で大きなプロジェクトに挑戦する場合、社員同士のコミュニケーションがとれていないと、プロジェクトの失敗につながってしまいます。
そこでプロジェクト前にオフサイト研修を実施することで、社員同士の仲が深まり円滑なコミュニケーションがとれます。
オフサイト研修の実施場所例
オフサイト研修の実施場所は、主に以下の3つです。
- 貸会議室
- レンタルオフィス
- キャンプ場
実施場所によってメリットや予算が異なるため、事前にしっかりと検討する必要があります。それぞれ、詳しく見ていきます。
貸会議室
オフサイト研修の実施場所として、社外の貸会議室が例に挙げられます。貸会議室であれば、静かな環境で研修を行うことが可能です。
都心部であれば駅から近い貸会議室が多く、社員の負担軽減につながります。ホワイトボードや机、椅子など基本的なアイテムが揃っているため、大きな荷物を持参する手間が省けるのも特徴です。
料金も決して高くないため、気軽にオフサイト研修を実施したい場合は貸会議室が適しています。
レンタルオフィス
オフサイト研修は、レンタルオフィスでも実施できます。レンタルオフィスであれば、研修に必要なアイテムがほとんど揃っています。
具体的には、以下のような備品が揃っておりスムーズに実施しやすいでしょう。
- スクリーン
- プロジェクター
これらの備品のレンタル料金はかかるものの、機材を運ぶ手間が省けます。オフサイト研修でスクリーンやプロジェクターを使用する場合は、レンタルオフィスがおすすめです。
キャンプ場
オフサイト研修は、キャンプ場で実施する事例も増えています。
キャンプ場を選択すると、自然豊かな環境で研修に取り組めます。普段と違った環境のため、社員同士が新しいアイデアを出し合えるのが特徴です。また、自然が溢れているため、心と身体をリフレッシュさせられます。
おすすめのオフサイト研修2選
オフサイト研修のラインナップは、以下の2つです。
- 組織の壁を越える!コラボレーション力強化リトリート研修「亀山温泉リトリート」
- 自然の中で学ぶ!自然体験型研修でチーム力を向上させる「亀山温泉リトリート」
どのオフサイト研修にするか悩んでいる方は、紹介するラインナップを参考にしてください。
組織の壁を越える!コラボレーション力強化リトリート研修「亀山温泉リトリート」
亀山温泉にて実施する、SDGs活動体験と自然体験を導入したオフサイト研修です。新人研修やチームビルディングを強化したい企業におすすめの研修です。
焚火や薪割り、ヨガなどを通じて、社員同士のコミュニケーションを深められます。活動内容は、SDGs・チームビルディング・レクリエーションの3つで、最大200人まで参加が可能です。
具体的には、以下のようなプログラムを用意しています。
- 亀山温泉リトリートでのSDGs活動体験
- 山の風倒木整備
- 薪割りからの焚き火体験
- 亀山湖畔でのヨガ
- 亀山湖畔でのネイチャーガイド
- 自然体験を取り入れたチームビルディングアクティビティ
コラボレーション力強化を目指すリトリート研修。亀山温泉でSDGs活動体験・自然体験を通じてチーム一体感を高め、異部署間コミュニケーション向上を促進。新人研修にも最適です。
自然の中で学ぶ!自然体験型研修でチーム力を向上させる「亀山温泉リトリート」
座学よりも、自然体験を中心としたオフサイト研修です。これから一致団結して事業を行っていく組織には、とくにおすすめです。
アクティビティやヨガ、歩き方研修、レクリエーションなどを通じて、チーム力を高められます。また、チーム力だけでなく、社員の健康意識を高められるのも特徴です。
具体的には、以下のようなプログラムを実施しています。
- オリエンテーション
- 自然体験アクティビティ
- 集中研修
- ヨガ・歩き方研修
- レクリエーション活動
亀山温泉リトリートで自然体験型研修:風倒木整備や焚き火体験などのアクティビティを通して、チームビルディング・コミュニケーション強化・健康意識向上を目指す。
キーセッションでは、これらの研修以外にも、提携している研修会社から予算と希望内容をお伺いして貴社に適した研修プランをご提案します。相談は無料のため、オフサイト研修を実施したい会社はぜひお気軽に問い合わせください。
オフサイト研修を成功させるポイント
オフサイト研修を成功させるためのポイントは、以下の4つです。
- ゴールを共有する
- 関わりのない人同士でチームを組む
- オンとオフを切り替える
- ゲーム要素を取り入れる
ポイントの把握によって、より充実した研修が実施できます。それぞれ、具体的に見ていきましょう。
ゴールを共有する
研修担当者や経営層だけでなく、参加する社員全員に研修のゴールを共有することが大切です。
研修のゴールを理解していないと、研修の方向性が逸れてしまう恐れがあります。そこで、参加する社員全員にゴールを把握してもらい、同じ目標に向かって研修を進めることを心がけましょう。
とくにオフサイト研修では、目的なく実施すると、レジャーを楽しむだけになってしまう可能性があります。チームビルディングや特定のスキルの習得などを目的として設定し、研修を行うことが大切です。
関わりの無い人同士でチームを組む
オフサイト研修は、普段あまり関わりの無い社員同士でチームを組むのもポイントです。
オフサイト研修は、普段と異なる環境で行われます。新たな環境は社員をオープンな気持ちにさせ、研修を進めていく上で会話が生まれやすくなります。関わりの無い人同士でコミュニケーションを取ることで、新しい考え方やアイデアが生まれやすくなり、研修が実のあるものになります。
普段関わりのある社員でチームを組むと、いつもと変わらない話し合いになってしまうため、できるだけ避けるようにしましょう。
オンとオフを切り替える
オフサイト研修では、オンオフを切り替えることも重要です。
集中して取り組む内容と、リラックスして取り組む内容のメリハリをつけることで、効率的に研修を進められます。逆に切り替えができないと、ダラダラした状態で研修が進んでしまうので注意しましょう。
オフサイト研修は、研修にアクティビティが含まれることが多いです。オフのままアクティビティを行うと、ただ楽しむだけで終わってしまう可能性があります。しっかりと目的意識をもち、オンの状態で取り組んでもらうことで、研修の効果が正しく発揮されます。
ゲーム要素を取り入れる
オフサイト研修を成功させるためには、ゲーム要素を取り入れるのも一つの方法です。ゲーム要素を取り入れることで、スキルやビジネスについて楽しみながら学べます。
座学や単調な実技だけだと、長時間の研修は飽きてしまいます。ゲーム要素をうまく取り入れながら、効果的に研修を進めていきましょう。
オフサイト研修でいつもと違う視点を手に入れよう
オフサイト研修は、チームビルディングが図れたり新たな発想が生まれたりと、さまざまなメリットがあります。事前にゴールを共有したり、オンとオフを切り替えるなどのポイントを意識して、オフサイト研修を成功させてください。
また、自社のリソースではオフサイト研修の実施が難しい場合、外部の研修会社に依頼するのもおすすめです。
キーセッションでは、豊富なノウハウをもった提携研修会社から、予算と希望内容をお伺いして貴社に合った研修プランの提案が可能です。相談無料なので、オフサイト研修を検討している担当者の方はお気軽にお問い合わせください。