女性対象キャリアデザイン研修に関するよくある悩み・課題
- 結婚・育児と仕事の両立に対する不安がある
- 自分の強みや価値観を明確にできない
- 将来のキャリアビジョンを描けずに悩んでいる
女性対象キャリアデザイン研修のゴール
- 自分らしさ(強みや価値観)の理解を通して自身の方向性を定め、主体的・自律的に将来のキャリア開発する意識を醸成する
- ライフイベント(結婚・育児・転勤・昇格・親の介護など)を踏まえて将来を展望し、見えない不安を解消してモチベーションに変える
- 中長期的な視点を持ってキャリアデザインを行い、新たなチャレンジに向けた次なる具体的行動を喚起する
女性活躍推進の適応課題と技術的課題
GGIジェンダーギャップ指数:日本はG7中最下位
203030:政府が「2030年までに社会のあらゆる分野で指導的地位に女性が占める割合が30%になるように」と定めた女性管理職比率の数値目標⇒未達成!!!
適応課題
自分自身のものの見方や周囲との関係性が変わらないと解決できない問題。 自分も当事者であり、 問題の一部。
- トップのコミットメント
- 男性中心の組織風土
- アンコンシャス・バイアス
過小評価バイアス/慈善的バイアス/確証バイアス - ダイバーシティ&インクルージョンの職場風土
- 心理的安全性の高い職場づくり
- 男女の役割に対する根深い固定観念
技術的課題
解決策が既に分かっており、知識やスキルを身につければ解決できる問題。 問題は自分の外にある。
- 女性を育成する仕組みの欠如
- 女性のリーダーシップ開発の経験不足
- 「自分には管理職は無理」という自信のなさと思い込み
- 管理職登用を望まないという女性のマインドセット
- 時間制約に関わらず成長を促す機会・役割期待
- 残業せずに成果を出せる業務マネジメント
なぜ? 日本の企業では女性管理職登用が進まないのか
- 男女別の役割に対する根深い既成概念
- 女性を育成する社風と仕組みの欠如
- 女性管理職候補の不足
<女性本人の自身のなさ、持続的に働くための職場環境が未整備>
女性活躍推進課題解決のために
4つの施策を組み合わせて女性活躍推進の課題を解決します。
コンテンツ設計~検証までの流れ
D&Iサーベイ
D&I実現に影響を与える背景因子(6因子)に対する現状を可視化する設問を作成。
分析結果は、上記6因子の相関や分布により全社あるい部門の傾向をレポートとしてご提供します。
◆レポートはオプションにてご提供
<報告書の例>
全体報告書
自社の全体傾向
属性別傾向(性別、年代、部門など)
部門別報告書
自部門の現在地(散布図)
自部門の特長(レーダーチャート)
自部門の回答傾向
サーベイ アウトプットイメージと活用法
◆全社とA部門の平均スコア比較例(レーダーチャート)
スコアを比較することにより課題解決の最重要課題を特定
◆全社のスコア、A部門のスコアおよび回答割合の数表
◆散布図(イメージ)
研修カリキュラム
テーマ | 内容 |
---|---|
【1】 自らの力でいかにキャリアを切り拓いていくか | 1. 「キャリア」とは何か 2. 女性の多様な生き方・働き方の変化 【ワーク】 3. 自律的キャリア開発の6要素 【ワーク】 |
【2】 自己理解を深める ~ライフラインチャート~ | 1. 私たちは成長している! 2. 入社してからのキャリアを振り返る 【ワーク】 ①仕事経験(成功体験・失敗体験)の棚卸し ②身につけた能力、スキル ③価値観とキャリアビジョン ④持ち味(強み)と課題(弱み) 3. 偶然を味方につけて、キャリアを拓く 【ワーク】 4. 「いま」の過ごし方が、今後のキャリアを決定づける 【ワーク】 |
【3】 棚卸しによるキャリアアンカー・強みと弱みの認識 | 1. 「スキル」と「強み」の抽出 【ワーク】 2. 仕事上の価値観を考える 3. キャリアアンカーとは何か 4. 価値観を明確にする ~バリューカード~ 5. 自身が抱える仕事上の悩みや不安・課題を洗い出し 【ワーク→グループ内共有】 6. 「5」から見えてきた自分の弱み抽出 【ワーク】 |
【4】 私たちを取り巻く環境を考える | 1. 有効な人的ネットワーク ~自立しているからこそ相互支援できる~ 2. 「人的ネットワーク」を見える化する 【ワーク】 3. 「感じたこと」をグループ内情報交換 4. 環境変化認識 【ワーク→講師まとめ】 ・社会環境の変化 ・会社の変化 ・個人の働き方の変化 |
【5】 豊かな人生を歩むためのキャリアデザイン | 1. 変化するキャリアデザインの課題 2. 転機(キャリア・トランジション)をどう乗り越えるか 3. 転機の4S点検 【ワーク】 4. キャリアのトランジション・サイクル・モデル 5. これまでの気づきに基づいてキャリアデザイン実践 【ワーク】 ~1・3・5年後のビジョン~ 6. イキイキと輝いて働くための行動宣言 【グループ内発表】 |