ミドル・シニア社員のキャリアプロデュース研修

再雇用後のミドル・シニア社員が自身の強みやリソースを棚卸し、組織期待と市場ニーズに沿ったキャリアを自らデザインするスキルを習得し、行動計画を策定

受講対象者

本研修は、特に以下のような役割を担う方々に最適です。

このような方におすすめです

  • ライフキャリアの視点からキャリア自律を考えて欲しい40代~50代の社員
  • リスキリング意欲を高めて欲しいミドル社員
  • 役職定年を数年後に控えた50代社員
  • 再雇用による就労が決定した社員

研修で解決できること・目指す姿

現場の課題を明確にし、具体的なゴール達成をサポートします。

よくある悩み

  • キャリアの設計が会社任せになっておりキャリア開発のための主体的な能力開発意欲が高まらない
  • 役職定年、再雇用後の働き方や役割、立ち位置のイメージを持てずモチベーションが落ちてしまう
  • 役職定年後のキャリアパスとして設計したチャレンジ制度が活用されていない
  • 再雇用後の配置転換への対応力が低い(不安感が大きい)

研修のゴール

  • 組織内での役割、自身のリソース(能力、知識、経験、人脈など)およびやりたいことが明確になる
  • 再雇用後に求められる役割や立ち位置を確認してモチベーションが上がる
  • 自身の強みややりたいことと市場(周囲の期待やニーズ)をマッチングする方法を理解する
  • 具体的で効果的な能力開発目標を設定する
  • 自身のキャリアを自分で設計するキャリアプロデュース意欲が高まる

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

組織への貢献と自身のWell-beingを高める働き方、生き方の両立を考察する研修です

生産年齢人口が減少し組織内の若手社員比率が下がる時代において、シニア、女性が働き甲斐を維持しながら長期間にわたって働くことができる組織づくりは、企業の人材確保・組織力強化において重要な課題です。

本研修では、役職定年、再雇用後のセカンドキャリアの捉え方を考え、組織にとっても働く人本人にとっても有意義な働き方・生き方を考察します。

セカンドキャリアを有意義に過ごすためには、退職後の人生=サードキャリアのイメージを持っておくことが必要です。そのため、受講者には、多様な演習を通して以下3つの視点を持っていただきます。

1.組織の役割期待に応えるためのあり方、働き方を考える
2.組織内で強みを発揮して存在価値を高める方法を理解する
3.退職後のサードキャリアをどのように生きたいか、そのために必要なリソースは何かを考え、準備を始める

今後の働き方、生き方を自身で選択するキャリアプロデュースのスキルを身に付けます

自身の働き方を自分で選択できるよう多様なキャリアパスを設計する企業が増えていますが、多くの社員は自身のキャリア設計を会社に依存しています。チャレンジ制度やキャリアパスを設計して再雇用予定者に選択肢を提示してもチャレンジ意欲が湧かないのは、これまで自身でキャリアを選択する機会がなかったためです。

定年退職後にはキャリアパスを用意してくれる人はいません。自身でキャリアを選択しなければならない現実が待っています。

本研修では、自身が実現したい働き方や生き方を描き、実現のためのリソースを考察します。

さらに、生涯キャリアを充実させるために必要なリソースを洗い出し、市場(組織や家族、顧客など)のニーズとやりたいことをマッチングする演習を通して行動目標を設定します。

このように、期待する未来を描いて実現のための方法を戦略的に考えるのがキャリアプロデュースの考え方です。多くの演習を通してキャリアプロデュースの考え方やスキルを身に付けていただきます。

実績

クライアント
大手流通企業、不動産ソリューション企業、食料品企業、情報システム企業、自治体など
対象
再雇用を1~2年後に控えた社員
受講者
30名
内容
再雇用制度の説明(人事部より)の後、研修を実施
目的
モチベーション向上と再雇用後の役割認識
クライアント
機械メーカー
対象
再雇用社員のマネジメント
受講者
30名
内容
再雇用社員のマネジメントにおいて留意すること

この研修が選ばれる理由

貴社の課題解決に貢献する、本研修ならではの強みをご紹介。

3つの特長

  • 実践的リソース棚卸&市場マッチング

    経験・スキル・人脈など自身のリソースを可視化し、組織期待と市場ニーズを照合する演習を通じて、即座に活用できる戦略的スキルを習得します。

  • Well-being重視の働き方設計

    組織貢献と個人の健康・幸福を両立するキャリアづくりを学び、役職定年後も意欲とバランスを保ちながら持続的に活躍できる視点を提供します。

  • 長期視点の行動計画策定

    15年先までの未来年表を作成し、市場ニーズと自己実現を踏まえた具体的行動目標を設定。再雇用後のモチベーションを高める持続可能な計画を策定します。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

研修カリキュラム(6時間)
テーマ内容
オリエンテーション研修目的、講師自己紹介
1)自己紹介
 <働く上で大切にしたいこと>
2)今後の働き方、生き方について気になっていること
 <グループワーク>
社会環境の変化に対応する働き方を考える1)人生100年時代の働き方とキャリア自律
2)シニア社員に対する企業・後進社員の課題感
(統計資料)
3)私が留意したいこと
 <グループワーク>
私らしい働き方とキャリア自律 1)キャリアの振り返りによる自己理解
 <事前課題を使用・ペアワーク>
2)キャリア自律力チェック<自身の強みと課題を抽出>
 <個人ワーク>
3)キャリア自律力の振り返りと共有
 <グループワーク>
キャリアプロデュース戦略策定1)人生100年時代におけるキャリアプロデュースの考え方
 <講義> 
2)Well-beingを高める働き方、生き方を考える
 <講義>
3)Well-beingを高める4領域を記入
 <個人ワーク・グループ共有>
4)キャリアの3要素/Will(情熱) Can(リソース) Must(市場)を棚卸し
5)キャリアプロデュースの軸(キーワード)を設定
キャリアプロデュースのための行動計画1)未来年表記入
 <個人ワーク>  
※15年後までの実現したい未来を考察する
2)ライフキャリアの充実度を高める目標と習慣の設定
 <個人ワーク、全体共有>

BPSの研修が選ばれる理由

公開セミナー担当実績数は日本最大級、企業内研修では、常に高い受講者満足度をいただいています。

これまで22年間積み重ねてきた信頼性や実務経験とデータをベースに作り上げた多彩な教育プログラムは、
「是非我が社でも本格的に取り組みたい」
「経営ビジョンの実現をリードする人づくりを一緒に考えてもらいたい」
というご要望を多数いただいています。

わたしたちはお客様が目指すゴールに向かって、対話を重ね「適切な学びの道筋」を考え、実施します。

適切な学びの道筋をデザインすることによって、一人ひとりの行動変容が起こり、個人や組織が成長しているという実感をお持ちいただくことが、私たちのサービスです。

今後も時代のニーズや、お客様の課題にあわせて学びの道筋を開発していく企業でありたいと思っています。

時代やお客様のニーズにあわせて成長する準備ができています。

どんなことでもお気軽にご相談ください。

特徴

①カスタマイズ力に自信があります

研修カスタマイズの豊富な実績があります。
現場力に直結する研修は、高い評価をいただいております。

②定着プランをご提案します

研修で身につけたこと、気づいたことを実行し続けなければ現場は変わりません。一人ひとりのやる気に任せるのではなく、定着の仕組みを運用することが大切です。弊社の定着の仕組みは、様々な現場で実績を挙げています。

③受講生のロールモデルになる講師が担当します

多くの人は、無意識にロールモデルを選び、その影響を受けると言われています。弊社の講師は、受講生に「このようになりたい!」と感じていただけるよう、働く姿勢や思考・行動パターン、話し方や立ち居振る舞いを研鑽しております。

研修導入をご検討中ですか? 無料相談受付中
お問い合わせ
目的や課題をヒアリングして、最適な研修を紹介します