よくあるお悩み・ニーズ
- ハイパフォーマーの知見が属人化=ブラックボックス化している
- ベストプラクティスを共有しているが全体の底上げにつながらない
- ハイパフォーマーの暗黙知を共有する仕組みを作りたい
研修のゴール
- ハイパフォーマーの暗黙知をQCD行動リストとして見える化、モデル化する
- QCD:クォリティ(品質)、コスト、デリバリー(納期)
- 自身の行動とハイパフォーマーのQCD行動を比較して課題を設定する
- パフォーマンス向上のための行動目標を設定する
- パフォーマンス向上に直結する行動習慣を設定する
研修内容
ハイパフォーマーの知見を見える化し、QCD行動リストの形でモデル化します
「ベストプラクティスを共有するだけではパフォーマンスの底上げにつながらない」という声を耳にします。成功事例を共有されても自身の行動改善への気づきや意欲に結びつかないことが要因と考えられます。ハイパフォーマー自身が、成果を挙げる行動要素を暗黙知化していることも理由の一つです。
本研修では、研修前にハイパフォーマー数名のデプスインタビューを実施し、レポートおよびQCD行動リストとして可視化します。それらを研修素材として活用することで、属人化していた知見を共有し、全体の底上げを実現します。
「知っている」「わかる」から「できる!」マインドセットに変革します
ベストプラクティス共有では、「なるほど」という気づきは得られるかもしませんが、自身が「できる!できそうだ!」というマインドセットに落とし込むことは容易ではありません。
本研修では、ハイパフォーマーのQCD行動リストをチェックシート化し、具体的な行動要素として自身の行動と比較することが可能です。ただし、それだけでは「知っている」レベルで留まってしまうかもしれません。
自社サービスや商品の強みや差別化要因を自分たちで考え、腹落ちさせることをベースにして、顧客価値を高めるための行動をシャイピングという行動分析の手法で可視化します。この演習では、ハイパフォーマーから【教えてもらった知見】ではなく、自身の頭で考えた知見が表現されるため、深い腹落ち感を得ることができます。最後に、研修での気づきや行動改善の要素を独自の目標設定シートにまとめ、翌日からの行動変化をモニタリングできるようにします。
テーマ | 内容 |
---|---|
オリエンテーション | ・研修目的、講師自己紹介 ・受講生自己紹介、仕事のやりがいと課題 |
現状認識(社内講話) | 1)顧客ニーズの変化・業界の現状、顧客の評価など 2)顧客評価分析の気づきと自身の課題を話し合う <グループワーク> |
自己理解 | 1)自己理解①「●●としてのありたい姿」<個人ワーク> 2)自己理解②「PLとしてのあるべき姿」(責務) <個人ワーク> 演習①:時代の変化を考える(グループワーク) 演習②:顧客への提供価値とは<グループワーク> |
●●業務の成功要因を考える | 1)PLのQCD行動シート(事前作成)の説明 2)QCD行動シートを用いてセルフチェック <個人ワーク> 3)シェイピング演習~顧客評価を最大化する行動 <グループワーク> 4)顧客評価を最大化する行動リスト作成 <個人ワーク> |
問題解決力を鍛える基礎演習 | 1)問題の構造と2つの解決スタイル<講義> ・情報処理型(過去ベース)、問題回避志向 ・情報編集型(未来ベース)、目的志向 2)現状分析 SWOT分析 3)差別化戦略 ポジショニングマップ作成 4)自身の課題の解決策を考える <個人ワーク、グループワーク) |
折衝力強化トレーニング | 1)説得に失敗した経験をスピーチ<個人ワーク> 2)合意を得るためのポイント 3)合意形成のためのロープレ演習<グループワーク> |
行動計画策定 | 1)目標設定のポイント<講義> 2)行動目標設定~スモールステップおよび習慣 3)宣言 |
ハイパフォーマー暗黙知ヒアリング 1時間×5名程度 / 研修 6時間
実績
- クライアント
- システムインテグレーション企業
- 対象
- プロジェクトマネジメント能力を向上して欲しいPL
- 受講者
- 30名
- 目的
- PLとしてのプロジェクトマネジメント能力向上
- 内容
- ①ハイパフォーマーへのデプスインタビュー(1時間×5名)にて暗黙知を可視化
②PLのQCD行動チェックリスト作成
③インタビューレポートとQCD行動チェックリストを素材として研修を実施
- クライアント
- コンビニ地区大手フランチャイジー企業
- 対象
- 首都圏店舗のコンビニ店長
- 受講者
- 30名
- 目的
- コンビニ店長の店舗運営能力向上
- 内容
- ①ハイパフォーマーへのデプスインタビュー(1時間×5名)にて暗黙知を可視化
②店長のQCD行動チェックリスト作成
③インタビューレポートとQCD行動チェックリストを素材として研修を実施