ハイパフォーマーの知見を見える化し、QCD行動リストの形でモデル化します
「ベストプラクティスを共有するだけではパフォーマンスの底上げにつながらない」という声を耳にします。成功事例を共有されても自身の行動改善への気づきや意欲に結びつかないことが要因と考えられます。ハイパフォーマー自身が、成果を挙げる行動要素を暗黙知化していることも理由の一つです。
本研修では、研修前にハイパフォーマー数名のデプスインタビューを実施し、レポートおよびQCD行動リストとして可視化します。それらを研修素材として活用することで、属人化していた知見を共有し、全体の底上げを実現します。
「知っている」「わかる」から「できる!」マインドセットに変革します
ベストプラクティス共有では、「なるほど」という気づきは得られるかもしませんが、自身が「できる!できそうだ!」というマインドセットに落とし込むことは容易ではありません。
本研修では、ハイパフォーマーのQCD行動リストをチェックシート化し、具体的な行動要素として自身の行動と比較することが可能です。ただし、それだけでは「知っている」レベルで留まってしまうかもしれません。
自社サービスや商品の強みや差別化要因を自分たちで考え、腹落ちさせることをベースにして、顧客価値を高めるための行動をシャイピングという行動分析の手法で可視化します。この演習では、ハイパフォーマーから【教えてもらった知見】ではなく、自身の頭で考えた知見が表現されるため、深い腹落ち感を得ることができます。最後に、研修での気づきや行動改善の要素を独自の目標設定シートにまとめ、翌日からの行動変化をモニタリングできるようにします。
実績
- クライアント
- システムインテグレーション企業
- 対象
- プロジェクトマネジメント能力を向上して欲しいPL
- 受講者
- 30名
- 目的
- PLとしてのプロジェクトマネジメント能力向上
- 内容
- ①ハイパフォーマーへのデプスインタビュー(1時間×5名)にて暗黙知を可視化
②PLのQCD行動チェックリスト作成
③インタビューレポートとQCD行動チェックリストを素材として研修を実施
- クライアント
- コンビニ地区大手フランチャイジー企業
- 対象
- 首都圏店舗のコンビニ店長
- 受講者
- 30名
- 目的
- コンビニ店長の店舗運営能力向上
- 内容
- ①ハイパフォーマーへのデプスインタビュー(1時間×5名)にて暗黙知を可視化
②店長のQCD行動チェックリスト作成
③インタビューレポートとQCD行動チェックリストを素材として研修を実施