「社員向けの研修を探しているが、よいものが見つからない」
「7つの習慣を学ばせたいが、どの研修がよいのだろう?」
「どうすれば上司が納得し、部下には喜ばれるだろうか?」
このようなお悩みには「7つの習慣研修」をおすすめします。
「7つの習慣」は世界中で評価されている書籍・ナレッジであり、習得するメリットの大きさは測り知れません。やや難解な概念なので、自力で学習するのは難しい部分があります。研修を受ければ、より確実に7つの習慣を習得することが可能です。
本記事では以下の点を解説します。
- 7つの習慣について研修を受けてでも学ぶ理由
- おすすめの研修プラン
- 7つの習慣の重要性やメリット・学べること
7つの習慣を簡単に解説
7つの習慣とは、著作家のスティーブン・R・コヴィーによる書籍です。
タイトルどおり7つの習慣で人格・人物を磨き上げ、ビジネスもしくは本人の人生をより素晴らしいものとするのがテーマとなっています。
7つの習慣を研修で学ぶ理由と目的
多くの大企業が『7つの習慣』を取り入れ、成功しているのは言うまでもありません。
ていねいなレクチャーを受けることで、より確実に習得することが可能です。
7つの習慣をマスターしたなら、参加者には以下のような変化がもたらされます。
- 主体性に取り組む
- よい習慣を保つようになる
- 組織の発展が助けられる
- よりよい人間関係が作れる
すべての企業にとってたいへん重要な要素です。
社員が7つの習慣を学べば、自然とチームと企業に貢献できるような素地が出来上がります。
集中的に学べることから、その速度も非常にスピーディーです。
企業が抱える悩み・課題
7つの習慣研修は、以下のような悩みや課題を持っている企業におすすめです。
- 社員が業務に対して消極的
- 指示を待つだけでなく自分で考えて欲しい
- 社員に当事者意識を持って仕事に取り組んで欲しい
- リーダーシップを発揮できる人材を育成したい
- 次世代のリーダーや幹部候補を育成したい
7つの習慣は、「長期的・継続的に、好ましい結果を手に入れるための習慣」です。社員ひとりひとりが7つの習慣を身につけることで、望ましい成果を上げられるようになると期待できます。社員の成果は会社の成果に直結するので、研修で社員に7つの習慣を身につけてもらい、仕事への取り組み方をあらためてもらいましょう。
研修の対象者
7つの習慣研修の対象者は特に限定されていない場合が多く、基本的には新入社員から経営層まで誰でも受講できます。7つの習慣とは、個人の成果を高める機械的なプログラムではなく、人格を成長させるものだからです。高い目標を持つ人なら、誰でも受講をおすすめします。
最も効果的なのは、中堅社員から管理職などの、ある程度の仕事の経験を積んだ社員です。何年かの実務経験を積むと仕事に慣れることができますが、慣れによって仕事に消極的になったり、社員がやる気を見出せなくなったりすることがあります。7つの習慣研修は、こうしたモチベーションの低下を防ぐために有効です。
研修ラインナップ
7つの習慣について学べるおすすめの研修をご紹介します。
特徴について解説するので、自社にフィットしたものを選びましょう。
基本を学べる7つの習慣SIGNATURE EDITION4.0「フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社」
「7つの習慣SIGNATURE EDITION4.0」は、もっとも有名な研修のひとつです。
もっともコヴィーに近しい会社のカリキュラムであり、正確に7つの習慣を学べます。
研修を探す際は最有力候補となります。
ベースとなるカリキュラムは以下のとおり。
- 7つの習慣についてアセスメントを学ぶ
- 7つの習慣を一つずつワーク・セッションで身につける
- 専用教材「Living the 7Habitsアプリプラクティスカード」で、より深く理解する
7つの習慣を研修化している企業は数多く存在しますが、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社はもっとも信頼されています。
導入事例も充実しており、「Money Forward」や「Panasonic」など、数ある名企業が同社のナレッジを求めました。(参照:フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社)
当事者意識を醸成する7つの習慣innovative mind研修|「FCEトレーニング・カンパニー」
FCEトレーニング・カンパニーの「7つの習慣innovative mind研修」は、当事者意識を醸成するカリキュラム。
7つの習慣は「自分ごととして捉える」のが重要なポイントとなる概念ですが、それを求めるのが本カリキュラムのポイントです。
意図的にリーダーを育成するのではなく、「リーダーが自然と現れる」ような環境づくりを目指します。
カリキュラムはおおむね以下のとおりです。
- 7つの習慣の概論
- 習慣における基礎原則の理解
- 各習慣を一つひとつワークで実践的に学ぶ
- イノベーションを起こす組織作りを学習する
- 決意の共有でアクションを約束する
FCEトレーニングカンパニーは、7つの習慣のノウハウを伝え続けている企業です。
書籍の内容を踏襲しつつもビジネスに活用できヒントが多数得られるカリキュラムを用意しています。
導入事例として、大手IT企業ワールドホールディングスなどが挙げられます。
ベーシックに7つの習慣を学習したいなら、ぜひ受講を検討しましょう。(参照:FCEトレーニング・カンパニー)
すべてのビジネスパーソンが学べるカリキュラム|「トレノケート株式会社」
トレノケート株式会社では、すべてのビジネスパーソンを対象とするベーシックなカリキュラムを用意しています。
2日間の日程と座学、演習において、バランスよく7つの習慣を学びます。
教材やツール、あるいはテキストが充実しており、学びをサポートしているのが特徴です。
さらにモバイルアプリとの連動によって、さらに理解を深める取り組みもあります。
基本となるカリキュラムは以下のとおりです。
- パラダイムと効果性について
- 7つの習慣について座学と演習を交えて学習する
- 成長プロセスの学習と実践
- グループディスカッション
- テキストの応用練習
トレノケート株式会社はビジネスパーソン向けにあらゆる研修を提供する企業です。
特に7つの習慣同様、自己啓発のセミナーについては多くの企業から頼りにされており、たいへん信頼性の高い主催者だと言えます。(参照:トレノケート株式会社)
7つの習慣研修を多数ラインナップ|「リクルートマネジメントスクール」
リクルートマネジメントスクールは、7つの習慣について14種類の研修とカリキュラムを用意しています。
一度も書籍を読んだことがない人でも参加できるものから、上級者向けのプランもラインナップ。
さらには7つの習慣について社内でレクチャーするファシリテーターを育成するカリキュラムまで用意しています。
自社の状況やニーズを踏まえて、フィットする研修内容を探してみるのがおすすめです。
リクルートマネジメントスクールは、ブランド力と実績、そしてカリキュラムのクオリティすべてを兼ね備えた主催者です。
確実に高品質な研修を受けたいのであれば、リクルートマネジメントスクールは最有力候補となります。(参照:リクルートマネジメントスクール)
7つの習慣:成功者の原理原則を学ぶ|「株式会社富士通ラーニングメディア」
株式会社富士通ラーニングメディアは、7つの習慣を2日間で学びぬくカリキュラム。
まだ書籍を読んでいないビジネスパーソン向けにデザインされた内容です。
ここでは経済的成功を目的として7つの習慣を解釈し、長期的な成功へとつなげます。
カリキュラムは座学に対して演習や実践トレーニングの割合が多く、内容の濃い研修です。
受講後の目標としては、
- 指示待ちではなく、自分から能動的に動ける
- 常に目的を持って業務に取り組む
- 自身のリソースを高いレベルで管理する
- 公私のバランスを適切に保つ といった点を挙げています。
いずれも企業、そして当人にとって重要なポイントであり、習得時のメリットは大きいと言えます。
株式会社富士通ラーニングメディアは、これまで数多くの企業に7つの習慣についてレクチャーしてきた企業です。
富士通傘下であることを踏まえれば、たいへん安心できるカリキュラムです。
ちなみにより発展的な「ロジカル・シンキング思考」や「MBAマネジメント養成」などの研修も用意しており、ステップアップ時には役立ちます。(参照:株式会社富士通ラーニングメディア)
研修カリキュラム例
7つの習慣研修における一般ていなスケジュールは以下のとおりです。
<対象者>
新入社員・営業担当者・管理職・接客担当者・7つの習慣を読んだことない人
<到達目的>
7つの習慣の基本的な構造を理解する
7つの習慣を実践する
学んだ内容をビジネスシーンで活かす
主要なテーマ | 学習内容 |
---|---|
パラダイムと効果性について | 7つの習慣の原理原則を知る 自分が持っているパラダイムについて 7つの習慣の活用方法 |
第1の習慣「主体的である」 | 主体的な行動の重要性 選択に対する責任 組織人としての主体性について 周囲に与える影響 ポジティブ・コントロール |
第2の習慣「終わりを思い描くことからスタートする」 | リーダーシップの原則 ミッションステートメントの設定 自身の中心を明らかにする |
第3の習慣「最優先事項を優先する」 | 意志の力でコントロールする 時間管理のマトリクスによるスケジュール管理 「第2領域」におけるマネジメント デリゲージョン 優先順位の低い活動を避けるにいは |
第4の習慣「Win-Winについて考える」 | 人間関係における6つの法則 Win-Winを目指すことの重要性 双方が得をする信頼度の高い関係性 |
第5の習慣「理解に徹して理解される」 | 相手のニーズと視点を正しく理解する 処方する前に診断する 相手に理解され、愛される人間となる 効果的な傾聴スキルを身につける |
第6の習慣「シナジーを作り出す」 | 多様性を持ち、多方面に多くの利益をもたらす 意思決定プロセスの構築 多様な違いを強みとして求める 相互依存して協力しあう |
第7の習慣「刃を研ぐ」 | あらゆる側面において継続的に改善を進める 7つの習慣をより高いレベルで理解する 「再生」の時間をもち、モチベーションを高く保ち続ける 理想的なスケジュールとワークを実現する |
カリキュラムは、書籍「7つの習慣」の内容を踏襲したものとなっています。
この部分は、すべての研修において大きな違いはありません。
ただしその解釈や活用方法は、カリキュラムごとで異なるものです。
研修を申し込む前段階で、何が語られるのか、そしてそれが自社にとって適切なのか確認するために、研修会社のヒヤリングを受けることがおすすめです。
ビジネスに生かす7つの習慣とは?

参考:フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社オフィシャルサイト『7つの習慣® SIGNATURE EDITION 4.0』より
研修のカリキュラムをスムーズに理解できるように、ビジネスにおける7つの習慣がどのようなものか、もう少し詳しく解説しておきます。
同書は以下4つのセクションで解説されます。
- 個性主義と人格主義
- 私的成功
- 公的成功
- 最新再生
そして4つを達成するために、以下7つの習慣が必要だというのが、書籍としての主張です。
- 主体的である
- 終わりを思い描く(ゴール思考)
- 最優先事項を優先する
- Win-Winを目指す
- 理解し、理解される
- シナジーを作り出す
- 刃を研ぐ
7つの習慣はよく研究されたものであり、簡単に言い表すのがむずかしい部分があります。
あえていうならば「前向きに、頭を使って、全員で目的をクリアする」というのを、組織だって実施するのが目標です。
それぞれについて理解するのは、独学ではむずかしい部分があります。
7つの習慣はすぐれた方法論やメンタルセットですが、理解できないのでは意味がありません。研修を受けることで、より確実に7つの習慣を理解することが可能です。

7つの習慣研修の特徴
7つの習慣に関する研修は、世界中で必要とされています。
元々は著者のスティーブン・R・コヴィーが生まれた米国で知られていましたが、近年では日本でも重要性が理解され、幅広く研修で学べるようになりました。
研修という形態で7つの習慣が学ばれる理由として、以下5つが挙げられます。
- 世界的ベストセラーになっているメソッドをトレーニングできる
- グローバル企業も評価している
- インサイドアウトを学べる
- パラダイムを学べる
- 比較的理解しやすい内容
世界的ベストセラーになっているメソッドをトレーニングできる
最大のメリットは、やはり7つの習慣というメソッドを徹底して学べることです。
書籍としての「7つの習慣」は、全世界で3,000万部を売り上げられました。
日本だけでも180万部を超えるベストセラーとなっており、その人気ぶりがうかがえます。
研修については、FCEトレーニングカンパニーのカリキュラムだけでも4,000社、20万人以上が受講しているほど影響力が高いものです。
それだけ7つの習慣が組織から求められている中、研修で集中的に学ぶのは重要なミッションとなります。
グローバル企業も評価している
7つの習慣を学ぶべき理由として「グローバル企業も評価している」という点が挙げられます。
なんとFortune100社のうち90社が、7つの習慣を研修で学び、ビジネスで取り入れているという調査が出ています。
もちろん、全ての企業に対して習慣がフィットするのかといえばそうではありません。
しかしグローバル企業が取り入れている事実には注目すべきです。
また自社が海外展開を検討しているなら、7つの習慣から得られるナレッジはより価値があるとも言えます。
海外企業文化には、ある程度7つの習慣が根付いているからです。
インサイドアウトを学べる
7つの習慣をビジネスシーンで活用する場合、「インサイドアウト」が非常に需要なポイントとなります。
これは企業全体ではなく、個人個人が変化することで企業を変えていく、つまり「内側から生じる自浄作用」です。
本来業務やビジネスの問題点は、外部から干渉することで改善する方法に依存します。
しかしインサイドアウトを学べば、自らが課題を見つけ出し、そして解決することが可能です。
ぜひインサイドアウトという新しい方向からのアプローチを習得し、より合理的なスタイルを構築しましょう。
パラダイムを学べる
パラダイムとは、ものの見方と考え方のことを意味します。
7つの習慣がもっとも重要視している要素のひとつです。
パラダイムに正解・不正解はありません。
しかしことビジネスにおいてはネガティブなパラダイムが行動や発想を制限します。
たとえば「過去に自分はプレゼンで失敗した」というパラダイムは、その人自身を消極的にします。
一方でポジティブなパラダイムを持ち込むメリットは重要です。
特に書籍で語られる「自分に責任を持つ」というパラダイムは、本人そして企業にとって大きなメリットをもたらします。
比較的理解しやすい内容
7つの習慣は、研修では比較的理解しやすい内容です。
理論や成功哲学としては強力なものですが、決して高度な読解能力や特別なスキルが求められるものではありません。
普遍的で、あらゆる業務やビジネスにおいて親和性が高く、普通の理解力があれば身につけられます。
むしろ今まで今ひとつ能力を発揮できなかったビジネスパーソンが、7つの習慣に触れたとたん、活路を見出すというケースが珍しくありません。
ただし7つの習慣を個人で学ぶには継続的な予習復習が必要なので、やや現実的ではありません。
それを数日に凝縮し、分かりやすく学べるのが7つの習慣研修の特徴です。
研修に関するよくある質問
今回は7つの習慣研修について解説しました。
すでにカリキュラムの基本的な部分は理解できています。
したがって研修でもより多くのナレッジを学習できるはずです。
最後に7つの習慣の研修についてよく寄せられる疑問を、QandA形式で解説します。
- 7つの習慣をものにするためにできるトレーニングは?
- どのような階層・社員を対象に受講させればよい?
- 7つの主観研修はオンラインで学ぶことは可能?
カリキュラムに対する不安をきちんと解決してから参加しましょう。
7つの習慣を身につけるトレーニングはある?
7つの習慣をより効率的に学べるように、各種トレーニングが考案されています。
もちろんトレーニングは、各社のカリキュラム上にも用意されており、座学とともに体験することが可能です。
たとえば書籍としての7つの習慣では「第3の習慣:最優先事項を優先する」において、「”ノー”というためには」という項があります。
これを実現するために、「ノーと言ってもかまわない」ことを認めるトレーニングがあります。
ただし、一度やっただけで身につくものではありません。
トレーニングは、自社に戻っても継続的にトライすることが大切です。
またトレーニング自体のバリエーションは豊富なので、それこそ「最優先事項を優先する」という習慣に従い、必要なものを選ぶことがポイントとなります。
どのような階層・社員を対象に受講させればよい?
7つの習慣を学ぶ人は誰でもかまいません。
新入社員、管理職、あるいは経営層でも得られるものがあります。
そもそも7つの習慣という書籍自体が、役職や年齢が関係しない部分でのマインドについて語っているものだからです。
ただし研修にはレベルというものがあり、いきなり高度な内容を新入社員に学ばせても、理解度はさほどでもありません。
ある程度参加者の知識や能力とカリキュラムの水準を合わせていく必要はあります。
オンラインで学ぶことは可能?
7つの習慣研修はオンラインでも学ぶことが可能です。
オンラインなら費用をおさえられるし、自社で受講できます。
ウイルス感染リスクなどの影響も避けられるので、実施のハードルは低くなるはずです。
研修が企業にもたらす効果
7つの習慣研修を導入すると、以下のような効果が期待できます。
- 社員が主体的に仕事に取り組むようになる
- 社員が会社の成長を意識するようになる
- 成長を習慣化できる
社員が主体的に仕事に取り組むようになる
7つの習慣のうち最初の3つは、自立を目指すものです。第1の習慣である主体性を身につけることができれば、社員は自ずと仕事にも主体的になると期待できます。
仕事に主体的に取り組めない人の多くは、「自分が活躍できるのは今の部署ではないのに」「頑張ったって会社は評価してくれない」などのように、自分の不遇を環境のせいにしがちです。こうした思考に浸ったままでは、会社に貢献できないばかりか、社員自身も不幸なままです。
7つの習慣の1つめである主体性を身につけることで、こうした思考を絶ち、現状の環境の中で自分が幸福に生きていくための方法を主体的に見出せるようになります。自分の生き方を自分で決定する姿勢は、仕事への主体性にもつながるので、企業にとっても好ましい影響が期待できます。
社員が会社の成長を意識するようになる
7つの習慣を身につけると、社員が自分だけでなく、会社の成功を意識できるようになり、Win-Winの考え方ができるようになります。
第1~3の習慣は、個人の自立と私的な成功を念頭に置いたものです。これらを身につけたあと、第4~6の習慣では公的な成功を目指します。個人としての成長が所属する組織に貢献することにつながり、貢献するほど会社からの評価や期待が得られるので、Win-Winの関係で両者が成長できるようになるのです。
成長を習慣化できる
7つの習慣を身につけることは、一言で言えば人格を磨くことです。成長すること自体が習慣化するので、社員が自発的に高い成果を求めるようになる効果が期待できます。
一般的に、年度の始まりやプロジェクトが始まるときなど節目のときに、目標を立てる人は多いです。目標を立てることは成長につながりますが、一定の期間が過ぎたり、プロジェクトが終了したりすると、目標への努力もそこでおしまいになり、成長を止めてしまう人が多いのです。
7つの習慣はまさに「習慣」であり、終わりがありません。社員自身が成長を続けるための習慣であることに意味があります。社員の成長は当然、会社の成長にもつながります。
研修の効果を高めるポイント
7つの研修の効果を最大限に高めるためには、ただ受講するだけでなく、研修前後に以下のような取り組みを行いましょう。
研修前にやるべきこと
研修前に受講者が自身の仕事や課題を振り返っておきましょう。課題の難易度は問わないので、自分に正直に課題を洗い出します。例えば、以下のような課題です。
- 仕事にやる気が持てない
- 職場の人間関係に疲れている
- 今の仕事は向いていないのかもしれない
崇高な課題や目標でなくて構いません。自分にとって身近であり、重要な課題を洗い出しましょう。
課題を自分で認識した状態で7つの習慣研修を受けることにより、課題を主体的に解決するモチベーションが湧いてくるはずです。研修の内容が自分の悩みに直結していることを理解し、早速試してみようという気持ちになるためにも、事前に課題を洗い出しておくことが大切です。
研修後にやるべきこと
7つの習慣研修を受講したら、学んだことを早速実践していきましょう。例えば、研修ではうまく行かない原因を自分の外に求めるのではなく、自分の内側に機会を見出すことを学びます。以下のように考え方を改めることができるでしょう。
- 仕事にやる気が持てない⇒何でも良いのでチャレンジしてみよう
- 職場の人間関係に疲れている⇒他人は変えられないので自分に変われるところは無いか考えよう
- 今の仕事は向いていないのかもしれない⇒自分の強みを仕事で発揮できるように考えよう
研修を受講しただけで、7つの習慣を完璧に身につけることはできません。日常の業務の中で実践の場を見つけ、習慣を身につけていきましょう。
7つの習慣で企業全体のレベルアップを
世界中の大企業から重要視されている「7つの習慣」は、自社においても学ぶ価値のあるメソッドです。
しかし7つの習慣は個人で学ぶのはむずかしい部分があります。
自社においてファシリテーターでない人間がレクチャーしても、十分に理解させるのは困難だと言えます。
その点を踏まえれば、研修で受けるのは重要なポイントとなります。
多くの企業が7つの習慣を研修で徹底的に学んでいる中で、自社が置き去りにされる状況は避けなければいけません。
もちろんカリキュラムを経験すれば、かならず業績が上向くわけではないのも事実です。
しかしFortune100のうち90社が受講していたり、外部評価が高い背景を無視するわけには行きません。
多くの場合は会社と個人に大きなメリットをもたらします。
7つの習慣研修は、日本だけでも180万部売れたベストセラー書籍の内容を徹底的に学ぶチャンスです。
ぜひ一度カリキュラムを確認し、自社で取り入れられないか検討してみましょう。