世界の名だたる企業で取り入れ、ビジネスの場面で良い成果をあげています。
しかし、”聞いたことはあるけれど、実際どのようなものかわからない”という人がまだまだ存在します。
ここでは、マインドフルネスについての理解を深められるように、効果や企業として導入するメリット、実際のやり方などを解説しています。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、今に意識を向けるための手法やプロセスのことです。
マインドフルネスはもともと仏教での『念(サティ)』を英訳したものです。「特定のことを常に心に留めておく」という意味があります。
未来に目を向けすぎると不安が強くなり、過去に目を向けすぎると成長が止まってしまいます。大切なのは今です。
マインドフルネスな状態でいることは、何事にも惑わされない状態でいられるということで、不安や恐怖、ストレスに振り回されない心作りが可能になります。
アメリカでは心理学的治療のひとつとして広く活用されているものです。日本では最近マインドフルネスのセミナーが開催され、注目度が増しています。GoogleやAppleでも取り入れらており、日本ではYahoo!やメルカリ、トヨタなどでも実践されています。
マインドフルネスの人気は、ストレスと不安を軽減し注意と記憶を改善し、自己調整と共感を促進することを示す一連の研究によって高まっています。
《出典》 With mindfulness, life’s in the moment - Harvard University
マインドフルネスが注目される理由

働いている人は誰しも何かしらのストレスを抱えています。
社会人が感じているストレスの第1位は仕事の質と量で、第2位は仕事の失敗・責任の発生、第3位は対人関係となっています。
仕事や職場で強いストレスを感じている人は58%もおり、中でも仕事の中心となるであろう30代が最も高い割合になっています。
このストレスを感じている人の割合は何年も変わっておらず、個人に任せるのではなく企業としてストレスケアをする必要性を含んでいます。
参考:厚生労働省 労働安全衛生調査(平成30年)【労働者調査】1仕事や職業生活における不安やストレスに関する事項
ストレス解消方法を実践している人も多いと思いますが、男性では飲みに行くというのが圧倒的に多いのではないでしょうか。女性は友人や同僚、家族とのおしゃべりで気分転換をしている人が多いです。
他にはおいしいものを食べる、旅行なども人気の高いストレス解消方法になっています。
これらの方法は時間や人が必要なため、今年のように外出がままならない状態になった時は、ストレスを解消することができず辛くなってしまいます。
また、ストレス解消方法が何もない人もいます。ストレスがあっても耐えながら仕事をしていては、能力を発揮することができませんし、体を壊してしまう可能性があります。
ストレスケアは現代人の課題と言っても過言ではありません。
企業が抱える悩み・課題
マインドフルネスを取り入れることは、ビジネスにも良い影響をもたらします。企業が抱える以下のような悩みや課題に対し、良い効果をもたらすからです。
・社員のメンタルヘルスの改善
・業務の生産性向上
マインドフルネスは今に意識を向けることにより、過去の失敗や未来に対する不安を頭から取り払う効果があります。過去や未来の考えても仕方がないことにクヨクヨせず、今、目の前にある仕事に集中できるようになることから、社員のメンタルヘルスを向上させる効果があります。
個々の社員の心が健やかになれば、仕事へのモチベーションが高まったり、職場の人間関係が良好になったりと、会社にも良い影響が生まれ、業務の生産性向上にもつながります。
研修の目的
マインドフルネス研修の目的はもちろん、受講者がマインドフルネスの理論を学び、実践を通じて自分ひとりでも実施できるようになることです。研修が終わってからも、日々のルーティンにマインドフルネスを組込めるよう、初心者でも実践しやすい瞑想方法などを学びます。
マインドフルネスを継続すると、以下のような効果が期待できます。
・心の状態が安定する
・集中力が高まる
・想像力や発想力が高まる
・ストレスが緩和される
・他人と良い関係を築きやすくなる
このような長期的な効果を最終的な目的とし、研修では基礎的なマインドフルネスの手法を学びます。
マインドフルネスのエクササイズを実践することで、ストレス、不安、うつ思考から注意をそらし、周囲の世界と関わることができます。
《出典》 Mindfulness exercises - Mayo Clinic
研修のカリキュラム例

● 対象者
多忙や責任感によりストレスが高くなる中堅社員
部下をまとめる際に俯瞰した目線が必要となる管理職
● 目指すゴール
1.心身のコンディションを整える方法を知る
2.客観的な視点を持ち、自分と他者のありのままを受け止める状態になる
3.マインドフルネスの考え方を現場のリーダーシップに役立てる
導入 |
◆マインドフルネスとは ・なぜマインドフルネスが重要なのか ・ビジネスでマインドフルネスが役立つ理由 |
マインドフルネスの基礎知識 |
◆マインドフルネスとリーダーシップ ・ストレス原因の多くは「思い込み」「べき論」 ・マインドフルネスの基礎は「ありのまま」 ・自分も他人も受け入れる方法 |
マインドフルネスの実践 |
◆ワーク:マインドフルネス呼吸法の実践 息を吸う・吐くことに集中しリラックス効果を得る ◆ワーク:ボディスキャンの実践 身体のあるがままの状態と向き合う ◆ワーク:食べる瞑想の実践 食材の色・香り・形・食感に集中した食事法 ◆ワーク:ストレッチの実践 筋肉の動きに注目し集中力を高める |
まとめ |
◆発表:研修での気づきを受講者同士で共有 ◆ワーク:マインドフルネス思考を現場のリーダーシップで活用するための目標設定 |
研修のラインナップ
わかりやすく実践しやすいマインドフルネス・プログラム「日本マインドフルネス普及協会」
日本マインドフルネス普及協会では、精神科医や臨床心理士、宗教社会学者といった専門家が研究した、日本人にフィットしたマインドフルネス・プログラムを研修で手一興しています。ベーシック講座、アドバンス講座、体験講座があるので、受講者は自分のニーズに合った講座を選ぶことができます。講座では、ブッダやヨーガスートラの理論を心理学・哲学として学ぶため、マインドフルネスでストレスケアができる理由を知ることができます。また、医学に基づいた心身の健康ケア方法、マインドフルネスを活用したアンガーマネジメントも学ぶことができます。
日本マインドフルネス普及協会は、一般社会にマインドフルネスを幅広く普及させることを目的に発足した協会です。もともと欧米諸国を中心に広く取り入れられた手法ですが、当協会ではより日本社会にマッチしたマインドフルネス手法を考案しています。(参照:日本マインドフルネス普及協会)
ヨガ&メディケーションを導入したマインドフルネス研修「株式会社サンカラ」
株式会社サンカラでは、アメリカシリコンバレーの企業が導入して評価を得ている「マインドフルネス+ヨガ」のプログラムを提供しています。マインドフルネスについて理論的、体系的な説明を受け、脳科学からのエビデンスを知ることで、胡散臭いものではないことを理解できるはずです。研修では、理論を学ぶだけでなく、体を使ってヨガストレッチを行います。呼吸法、瞑想法、自立訓練法などを取り入れ、心をケアするさまざまな方法を学ぶことができます。
株式会社サンカラは、企業向けのマインドフルネス研修で実績のある企業です。金融、IT、メーカー、サービス業など、多くの上場企業や中小企業で研修を導入しています。(参照:株式会社サンカラ)
組織と人をアップグレードするマインドフルネス研修「一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート」
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュートのマインドフルネスプログラムは、ストレスの低減やウェルビーイングの向上、生産性の向上といった実績のある研修です。SIY認定講師など、国際認定資格を有する講師が研修を行うので、科学的な研究や理論に基づくプログラムを受講することができます。また、事前に企業の課題やニーズをヒアリングし、企業に合わせて研修内容をカスタマイズしてくれます。
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュートは、マインドフルネスを組織、経営の基盤と位置づけています。社員のウェルビーイングやメンタルヘルスを向上させることで、組織や経営にも好循環が期待できます。(参照:一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート)
仕事のくせを直すマインドフルネス研修「エディフィストラーニング株式会社」
エディフィストラーニング株式会社のマインドフルネス研修は、マインドフルネスを身につけて仕事の「くせ」を直すことを目的としています。仕事のくせとは、思考習慣や行動のくせのことで、仕事を進めるうえで^生産性を阻害する要因になっている場合があるもののことです。先延ばしするくせや、締め切りが近づかないと着手しないくせなどがあります。マインドフルネスは、心を平静にして集中力を高めると同時に、自分との対話や自己の客観視もできるようになります。自分を俯瞰して見られるようになると、思考や行動の悪癖が見えてくるので、改善につなげることができます。
エディフィストラーニング株式会社は、顧客企業の多様なニーズや課題を解決する人材育成サービスを提供する企業です。マインドフルネス研修やビジネススキル研修だけでなく、ITスキルの専門的なトレーニングプログラムも提供しています。(参照:エディフィストラーニング株式会社)
ビジネスパーソンの心を整えるマインドフルネス研修「株式会社MOMO」
株式会社MOMOでは、経営コンサルタントで企業に精通しており、マインドフルネス瞑想愛好家でもある講師が、ビジネスパーソン向けに本格的かつ誰でも簡単に身につけられるマインドフルネスのトレーニングを行っています。このセミナーでは、同さに意識を向ける「食べる瞑想」や「歩く瞑想」、心身を深くくつろがせる「ボディスキャン」など、複数の瞑想法を練習できます。セミナーでは、マインドフルネスの基礎知識や効果、そのメカニズムについて学ぶことができます。個人への効果だけでなく、組織にもたらす効果についても学べます。
株式会社MOMOは、経営コンサルティング事業や研修・セミナー事業などを行う企業です。企業研修では、マインドフルネス研修などのメンタルヘルス研修のみならず、組織マネジメントやマーケティングの研修も提供しています。(参照:株式会社MOMO)
マインドフルネスの基礎知識を学び実践する研修「東京マインドフルネスセンター」
東京マインドフルネスセンターのマインドフルネス研修では、マインドフルネスの基礎知識を学んだあと、実践を行います。1回2時間程度という短い時間で、マインドフルネスを実感することができます。研修内容は、マインドフルネスに関する講義と実践です。瞑想、ヨーガ、シェアリングといった手法を実践し、実際にマインドフルネスを体験します。椅子に座ったままでの実践も可能です。
東京マインドフルネスセンターは、最新の精神医学であるマインドフルネスを実践する場所として、心療内科の赤坂クリニックが解説したセンターです。医療機関がマインドフルネスプログラムを実施する事例は、国内ではまだほとんどありません。医療機関がバックボーンのマインドフルネス・スタジオなので、医学的な信頼感を重視する方におすすめです。(参照:東京マインドフルネスセンター)
自分の強みを把握し、集中力と生産性を高め、前向きなマインドをもたらすマインドフルネス研修「一般社団法人 日本NLP能力開発協会」
一般社団法人 日本NLP能力開発協会のマインドフルネス研修は、新入社員から上級管理職・リーダーまで、幅広い階層が対象となる研修です。受講者に合わせ、最適なプログラムにカスタマイズすることができます。一般社団法人 日本NLP能力開発協会は、学びを通じた能力開発で個人と社会を豊かにすることを目指す組織です。個人向けの公開セミナー、法人向けの企業研修プログラムを主催しています。(参照:一般社団法人 日本NLP能力開発協会)
企業としてマインドフルネスを取り入れるメリット


マインドフルネスを個人単位ではなく企業全体として取り入れるメリットは、とても大きなものです。
リラックスして仕事ができる
過去や未来ではなく今に意識を向けることで、ネガティブな感情が軽減されます。マインドフルネスのためのトレーニングをすると、心身ともにリラックス&リフレッシュできます。これらのことから、気持ちがフラットな状態が続き、リラックスして仕事に臨むことができるようになります。
人間関係が良くなる
社員一人ひとりの心が落ち着きますので、お互いに穏やかに接することができるようになり、人間関係が良くなります。マインドフルネスに慣れてくると、「~でなくてはならない」「~あるべき」という思考も薄くなり、それぞれの意見を否定することなく受け止め尊重できるようになります。働く人が感じるストレスの人間関係の悩みが解決できるのです。
個々のパフォーマンスが向上する
心身ともにリラックスできると睡眠も深くなり、体の疲れも溜まりにくくなります。慢性的な寝不足を感じているビジネスパーソンも多く、寝不足から来る集中力の低下や倦怠感などの症状からも解放されます。マインドフルネスの瞑想では自分の強みや特性に気づくこともあり、自信が持てるようにもなります。
体調も整い、自分に自信が持てるようになるとモチベーションも上がりますので、良い仕事につながります。
短時間で間単にできるマインドフルネスの実践方法

マインドフルネスの実践方法ですが、いくつか種類があります。ここでは短時間で間単にできる2つの方法をご紹介します。5分ほどでできますので導入編として最適です。
マインドフルネス瞑想は、判断を一時停止し、心の働きについての自然な好奇心を解き放ち、自分自身や他の人に温かく親切に経験に近づくように求めます。
《出典》 Getting Started with Mindfulness - Mindful
呼吸法
場所を選ばずできる呼吸法は、心身をリラックスさせる効果が高く仕事の合間にもできるため、覚えておくととても便利です。マインドフルネス呼吸法のすすめ方
①椅子に腰掛け、床に足を付け、背筋をピンと伸ばす②軽く目を閉じ、手は膝に置く
③口から息をゆっくり吐き出す(体の中の酸素をすべて吐き出すイメージ)
④鼻からゆっくり息を吸う
⑤呼吸のリズムや呼吸の音に意識を向ける
⑥自分のペースで呼吸を3分くらい繰り返す
⑦ゆっくりと目を開ける
ボディスキャン
ボディスキャンは体の余計な力を抜き、リラックスする効果があります。隠れた体の不調や緊張度合いを知ることもでき、自分を見つめることにつながります。ボディスキャンの時に、自分の感情に気づくことがあります。その時は湧き上がった感情と向き合うようにしましょう。
ボディスキャンのすすめ方
①肩幅に足を開いて立つか、椅子に座り背筋を伸ばす(横になってもOK)②軽く目を閉じて何度か深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる
③体のパーツごとに観察をする(足先、ふくらはぎ、太もも、お腹、胸、腰、背中、肩、腕、手、指、首、頭)
各パーツの痛みやかゆみ、筋肉の張り具合などを観察する。何も感じなければそのまま次のパーツに進む
④不快な感覚があった場合は、深呼吸をしながら吐く息とともに不快な感覚が体外に出ていくイメージをする
⑤途中で他のことを考えたり、集中できなくなったら何度か深呼吸をして呼吸に意識を集中させる
そして落ち着いたらまた続きからスキャンをやり直す
⑥全身の観察が終わったら指先と足先を少し動かし、ゆっくり目を開ける
⇒マインドフルネスで生産性を改善!職場などで簡単にできるマインドフルネスの方法はこちらから!
マインドフルネス導入の注意点
マインドフルネスは誰にでも合うとは限りません。緊張しやすい人、現在不安を感じている人は集中できず焦りから余計に緊張や不安を増長させてしまうことがあります。
無理をさせずに、できなくても良いことを伝えるようにします。
企業全体で取り組むときは、始業前などの職員が揃っている時に実施するようにします。イベント的に1回だけでは効果は出にくいため、全員で継続できるように、おこなう時間、内容を決めておくと良いですね。
4週間から8週間継続をすると少しずつ効果を感じられる人が増えてきます。時々みんなで呼吸法やボディスキャンの感想や自分で変わったと感じるところ、お互いの変化などを話し合う時間を作るのも良いです。
研修についてよくある質問
マインドフルネス研修の導入を考えている企業から多く寄せられる質問について回答していきます。研修会社によって異なる場合があるので、詳しくは研修の問い合わせの際に質問しましょう。
会社で用意するものはあるか
研修によって異なるので、研修会社に確認してください。基本的には会場の確保のみで、受講者が使うものがある場合、研修会社が用意することが多いです。
企業に講師を派遣するマインドフルネス研修の場合、会議室などを企業が確保しておくことが多いです。その際、出席人数を伝え、会議室はどれくらいの広さが必要かを確認しておきましょう。瞑想を行う場合、床で実施する場合があるからです。
また、椅子に座ったままできるマインドフルネスを行う研修もあります。研修の内容によって会議室や必要な持ち物が異なるので、研修会社とよく打ち合わせをしましょう。
オンラインでの実施は可能か
可能です。ほとんどの研修会社が、会場実施形式とオンライン形式の2つの方法を用意しています。自社のニーズに合ったほうを選びましょう。
受講後のフォローアップはあるか
研修会社によりますが、一般的には可能です。
マインドフルネスは研修の間だけ実践しても効果が薄いので、日々の生活のルーティンに組み込み、社員ひとりひとりが実践していく必要があります。継続的な研修の実施やアフターフォローについても、研修会社に気軽にお問い合わせください。
企業の導入事例
マインドフルネスに注目が集まるようになったのは、生産性が高く、巨額の利益を出しているアメリカの企業が導入していることが知られるようになってからです。この章では、マインドフルネスを導入しているアメリカの企業の事例をもとに、効果について紹介していきます。
マインドフルネスが世界的な話題になったきっかけが、Googleです。Googleがマインドフルネスを社員研修に取り入れたことで、大きな話題になりました。
Googleがマインドフルネスを取り入れた最初の目的は、社員ひとりひとりのウェルビーイングでした。社員が心身ともに満たされ、社会的に満足できる状態であることが、会社の発展につながると考えたのです。ところが、実際にマインドフルネスを導入すると、効果はそれだけではありませんでした。ストレスの軽減、生産性の向上、感情の抑制、チームワークの向上といった効果が得られました。
Googleでは2007年から「Search Inside Yourself」というマインドフルネスのプログラムを取り入れています。参加者は楽な姿勢で座り、何も考えず自分の呼吸に集中する、という簡単な方法でマインドフルネスを行っています。座禅以外はダメ、といった縛りは無く、人それぞれのスタイルで瞑想を行います。
Apple
iPhoneなど画期的な製品で知られるAppleも、マインドフルネスを取り入れています。創業者のひとりであるスティーブ・ジョブズ氏も、大事なイベントの前にマインドフルネスを取り入れていたそうです。
Appleでは、創造性を高める効果に着目し、社員にもマインドフルネスの実施を推奨しています。社内で瞑想やヨガの講習を実施するほか、勤務時間内の30分間を瞑想に当てて良いとしています。また、瞑想ルームが完備されているオフィスもあります。
ゴールドマンサックス
シリコンバレーの企業だけでなく、マインドフルネスはアメリカの一流企業に幅広く普及しつつあります。そのひとつが、ニューヨークに本社を置く大手金融機関のゴールドマンサックスです。
ゴールドマンサックスでは、社員の健康プログラムの一環として、マインドフルネスが取り入れられています。ニューヨークの大手金融機関という大きなプレッシャーがのしかかる社員が、思考をクリアにして集中力を発揮して意思決定できるよう、メンタルケアを行うことが目的だと推測できます。
その効果は、フォーチュン誌の「最も働きがいのある企業」というランキングに表れています。2013年には93位だったのに、2014年には45位へと躍進し、社員の精神的な満足度が改善されたと考えられます。
マインドフルネスで笑顔に満ちた職場に!

マインドフルネスの状態が当たり前になると、ストレスを溜めにくい心身を作ることが可能になります。
社員がいなければ企業の発展はありません。心身ともに健康で働き続けてもらえるように、マインドフルネスを取り入れて笑顔と活力あふれる職場作りを目指しましょう。