「VMD研修を実施することで、どんな効果が期待できる?」「VMD研修は誰が受けるべき?」
VMD研修の実施を検討している経営者や販促、営業担当者の中には、このような疑問がある方も多いのではないでしょうか。この記事では、VMD研修の目的や効果、対象者などを紹介していきます。VMD研修を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- VMD研修を実施する目的・効果
- VMD研修のカリキュラム例
- VMD研修の対象者
VMD研修は専門的なスキルが求められるため、研修を外部に委託するのがおすすめです。しかし、数多くの研修会社の中から、自社に適した一社を見つけるのは大変でしょう。
キーセッションでは、複数の研修会社の中から、貴社に適したVMD研修会社やプログラムをご提案します。相談は無料なので、お気軽にお問い合わせください。
キムラサオリ - 株式会社NATURE代表取締役社長
元アスリート、男性XL着用⇒自分を変えるためアパレル業界へ⇒1200枚の服を所有するもおしゃれに慣れず自信を無くす⇒整理収納、骨格、カラー資格取得⇒'15年TBSあさチャン出演⇒全国、世界から問い合わせ⇒'19年㈱NATURE設立/年間300案件/お客様満足度98%/口コミ紹介80%/依頼が絶えないスタイリスト。
続きを表示◇実績
【アパレル経歴】
・専門学校ファッションカレッジ桜丘ファッションビジネス科卒業
・(株)ワールドにてアパレル販売11年 のべ25,000人にスタイリング(2004年~2014年)
・スーパーサブ、最年少店長、統轄店長から「店長が不在でも売上確保できるお店創り」の基盤を確立し、赤字店舗を黒字回復させる。
【メディア】
・TBSあさチャン放送(2015年5月)
・収納&インテリア雑誌掲載(2016年)
・J-WAVEラジオ生出演(2017年11月)
【学校法人】
・東京都私立男子校にて講演会「親と子の整理収納の関わり方~ファッション~」(PTA100名様、2015年9月、2016年9月)
・東京都私立女子校にてキャリア講演会「在学~現在への道のり、仕事の魅力ややりがい」(中高全校生徒400名、2016年11月)
・埼玉福祉保育専門学校にて授業「スカーフ&チーフの巻き方」「似合うファッションの見つけ方
・さいたま市学童保育交流会「整理収納講座」(保護者、先生 35名受講)
【登壇、イベント】
・整理収納フェスティバル2015登壇「ワタシが輝きお客様が輝く~似合うファッションとクローゼット整理~」(全国アドバイザー2000人来場)
・恵比寿にて「似合うファッションとクローゼット収納」イベント主宰(参加者30名)
・銀座朝活講師「ピタハマりファッションが見つかる骨格スタイル分析」「異性にも同性にもモテる~ワンランクアップのモテ方~」
・銀座ファッションイベント主宰「外見力&印象力UPファッション講座」(参加者50名)
・笑顔で働きたいママのフェスタ2016東京 副実行委員長(来場者1450名)
・伊勢丹新宿にて骨格スタイル分析イベント開催(MIキャンペーン、エポカ、ストロベリーショップ)
・三井不動産ららぽーと10店舗にて骨格スタイル分析イベント開催(新三郷、富士見、豊洲のべ200名)
VMD研修とは
VMD研修とは、VMDに関するノウハウを学ぶ研修です。VMDとは「Visual Merchandising」(ビジュアルマーチャンダイジング)の略で、店舗の商品のレイアウトやディスプレイを最適化して、ユーザーの購買意欲を高めるマーケティング手法です。
VMD研修では、商品の魅力を引き立てるディスプレイ方法や、店舗に入店してから購買に至るまでの消費者心理などを学べます。VMD研修で学んだ内容を活かせば、店舗の顧客体験が向上し、売上の増加につながるでしょう。
研修によっては、店舗の特性を見極めたうえでのレイアウトやディスプレイの最適化も取り扱っています。自分たちの環境ならではの特徴を活かしたいという方は、上記のようなコンセプトの研修を選ぶとよいでしょう。
店舗の売上アップや少ない人員の中でのセルフ購買、ブランディングの強化を目指している企業には、おすすめの研修です。
VMD研修を実施する目的・効果
VMD研修には、以下の4つの目的・効果があります。
- 店舗の売上を伸ばす
- 顧客体験を向上させる
- 従業員のモチベーションを高める
- ブランドイメージを強調できる
それぞれの目的・効果について順番に解説していきます。
店舗の売上を伸ばす
VMD研修の目的の一つとして、店舗の売上を伸ばすことが挙げられます。
VMD研修を通して商品を魅力的に見せる方法を理解・実践できれば、顧客の入店率や購買率を高められます。その結果が店舗の売上に直結することは、間違いありません。
多くの企業でVMDはマニュアル化されていますが、立地や天候などによってその日に売れやすい商品は変化します。そのため、現場にVMDに精通している従業員がいれば臨機応変に対応でき、日々売れやすい売り場が実現されるでしょう。
顧客体験を向上させる
VMD研修を実施すると、顧客体験が向上する効果も期待できます。
VMDが意識された店内は、店内の動線が工夫されており、より多くの商品が目に入ります。顧客は欲しかった商品や好みの商品を見つけられると、「このお店にくれば欲しかったものが見つかる」と思ってくれるものです。
それが結果としてリピーターとなったり、口コミ経由で新規顧客を獲得したりすることで、店舗の売上向上にもつながります。
⇒CS研修
従業員のモチベーションを高める
VMD研修で学んだ内容を従業員が実践することで、モチベーションが高まる効果も期待できます。なぜなら、自分で考えて工夫をして陳列した商品を購入してもらえると、大きなやりがいを感じられるからです。
また、従業員自身が陳列することで商品に対する愛着が湧き、自社に対するロイヤリティも高まる傾向にあります。従業員のモチベーションやロイヤリティが高まると、従業員同士で意見を出し合い、よりよいVMDが実現されることも期待できるでしょう。
このように従業員が仕事に対して積極性をもって取り組むことで、長期にわたって働いてくれる従業員の育成にもつながります。
ブランドイメージを強調できる
VMD研修で得られる効果としてブランドイメージを強調できることも挙げられます。
VMDは、既にあるブランドイメージを表現するうえでも有用なマーケティング手法です。VMDを一貫することで、ブランドイメージを統一でき、ユーザーはブランドイメージを認識しやすくなるのです。
VMD研修を実施することで、さまざまな効果が期待できます。しかし、研修の効果を十分に得るためには、研修の内容や講師の質が重要です。そこでおすすめなのが、キーセッションを利用する方法です。
キーセッションでは、数ある研修会社の中から、良質な研修会社や研修カリキュラムをご案内します。研修会社を探す手間を省けるため、ぜひご検討ください。
研修の効果を高めるコツは、下記の記事で紹介しています。
VMD研修のカリキュラム例
VMD研修のカリキュラム例として、次の2つの研修のカリキュラム例を紹介します。
- 最速購買に繋げるVMD研修 基礎編
- 最速購買に繋げるVMD研修 応用編
セッション | 内容 |
---|---|
導入 | 研修の目的と意義、参加者の自己紹介と期待値の共有 |
1.売上アップするVMDとは | 1)VMDの役割は“映える”から選ばれるわけじゃない! 2)1点集中のお客様視点 3)入店促進につながる〇〇配り |
2.VMD企画~基礎~ | 1)自店舗に効果的なVMDを作る前に 2)VMD企画表を作る 3)VMDもトータルコーディネート |
セッション | 内容 |
---|---|
導入 | 研修の目的と意義、参加者の自己紹介と期待値の共有 |
1. VMD企画~応用~ | ・VMD企画振り返り ・売る棚、魅せる棚 ・什器、POPの活用法 |
2. VMDを活用した接客方法 | ・最初のアプローチはVMDから始まっている ・やってはいけないセールストークと覚えておくべきトークスキル ・再来店につながる接客方法 |
キーセッションでVMD研修を担当する講師
キムラサオリ
株式会社NATURE代表取締役社長
元アスリート、男性XL着用⇒自分を変えるためアパレル業界へ⇒1200枚の服を所有するもおしゃれに慣れず自信を無くす⇒整理収納、骨格、カラー資格取得⇒'15年TBSあさチャン出演⇒全国、世界から問い合わせ⇒'19年㈱NATURE設立/年間300案件/お客様満足度98%/口コミ紹介80%/依頼が絶えないスタイリスト。
キーセッションおすすめのVMD研修
キーセッションおすすめのVMD研修は、以下の4つです。
- 「最速購買に繋げるVMD研修 基礎編」株式会社NATURE
- 「最速購買に繋げるVMD研修 応用編」株式会社NATURE
- 「セルフ購入UP&接客アシストのPOP/VMD研修」株式会社NATURE
- 「ショッピングモール・百貨店の売上アップに欠かせない3つのポイント研修」株式会社NATURE
それぞれの研修の特徴について、詳しく解説をしていきます
「最速購買に繋げるVMD研修 基礎編」株式会社NATURE
一つ目におすすめするのは、株式会社NATUREが実施する「最速購買に繋げるVMD研修 基礎編」です。VMDの基礎知識を身につけて、スタッフのスキル向上を目指します。
本研修の特徴は、商品の価値だけでなく、顧客の購買意欲を刺激する店舗作りが学べるところです。顧客の購買意欲を刺激できれば自ずと満足度が向上し、リピート購入にもつながるため、結果的に店舗の売上に直結します。
講義と演習を1.5時間/日かけて学びます。そのため、忙しい社員や従業員でも受講しやすい研修といえます。
店舗の売上とスタッフのスキル向上を目的とする研修が提供されています。研修の主要なゴールは、VMDの基礎知識を共有し、見える化することです。研修の中心となるのは、店舗の特徴と強みを生かして、具体的な行動動線を提供する参加型の講義と演習であり、それは1.5時間/日のプログラムとして提供されています。
「最速購買に繋げるVMD研修 応用編」株式会社NATURE
二つ目におすすめするのは、一つ目に紹介した「最速購買に繋げるVMD研修」の応用編です。
本研修ではまず、店舗の特徴を深く掘り下げてVMDの課題を見つけます。そして、その課題を解決するために何をすべきかを考える力を身につけていきます。
具体的には、売り場の魅力的な作り方、什器やPOPの効果的な活用方法、そしてお客様の心をつかむ接客術などです。中でも、はじめてのお客様との接触の仕方やリピーターを生む接客方法にフォーカスして講義が進められていきます。
最速購買に繋げるVMD研修応用編。店舗の特徴と強みを活かし、VMD課題の抽出から行動動線を作成。内容にはVMD企画の振り返り、売る棚の作り方、接客方法など。対象は全スタッフ、VMD担当者、数値管理者。
「セルフ購入UP&接客アシストのPOP/VMD研修」株式会社NATURE
お客様にただ商品を買ってもらうだけでなく、情緒的価値を提供するためのテクニックを学べる「セルフ購入UP&接客アシストのPOP/VMD研修」もおすすめです。
研修自体は複数回実施され、初回はVMDの基礎やPOPの設置について学びます。
二回目は導線のチェックや繁忙期向けのVMD/POPの対策方法がメインとなり、最後の三回目はVMDの応用やPOPの作成技法を深く学べます。
研修は講義だけでなく、グループディスカッションや実践的なワークも組み込まれているため、より実践的に進められるでしょう。
売り場作りにおけるお客様への第一印象は極めて重要です。近年、商品の単純な並べ方や物的価値だけでなく、購入後の「買ってよかった!」という感情を呼び起こす情緒的価値の時代が到来しています。VMDやPOPはその感情を伝え、引き寄せるためのツールとして注目されています。VMDとの連携を取り入れた接客は、顧客満足度を上げリピート購入に繋げる重要な要素となっています。「セルフ購入UP&接客アシストのPOP/VMD研修」は、これらのテクニックや戦略を学ぶためのプログラムです。
「ショッピングモール・百貨店の売上アップに欠かせない3つのポイント研修」株式会社NATURE
最後に紹介するのも、株式会社NATUREが提供している売上アップを目指す方法について学べる研修です。
本研修では、伸び悩みやスタッフの育成問題、客数の増加などの課題を解決する方法を学べます。
具体的な内容としては、VMD戦略による客数増加、スタッフのマネジメントスキル向上、そしてリピート率と客単価の向上にフォーカスしたファンマーケティングが含まれています。
ショッピングモール・百貨店の売上アップに欠かせない3つのポイント研修
「店長、リーダー業務の負担を軽減したい。」「いつも自分ばかり動いてしまっている。」といった新人店長や昇格したばかりのリーダーをターゲットにした研修プログラムで 、研修を通して店舗運営の全体像の理解を深めます。売上の伸び悩みやスタッフの育成問題、客数の増加などの課題を解決するための研修です。
VMD研修の対象者
VMD研修の対象者は、下記の通りです。
- 企業のVMD担当者
- 店長
- 店舗スタッフ
企業のVMD担当者だけでなく、実際に現場で働く店長や店舗スタッフも受講をおすすめします。現場でも臨機応変にVMDを調整できると、売上につながりやすくなるでしょう。
⇒店長研修
VMD研修を選ぶ際のポイント
VMD研修を選ぶ際のポイントは、以下の4つです。
- 実践的なカリキュラムか
- 最新のトレンドを学べるか
- 研修後のフォローをしてくれるか
- 講師の実績は十分か
それぞれ順番に解説をしていきます。
実践的なカリキュラムか
VMD研修を選ぶときは、実践的なカリキュラムであるかどうかがポイントです。
ただ、座学で基礎的な知識を学ぶだけでなく、実際に陳列をしたり、議論したりするカリキュラムであると効果的です。
実践的なカリキュラムであれば、研修で学んだことをすぐに業務に活かせるため、研修の効果も高まります。
最新のトレンドを学べるか
VMD研修を選ぶときのポイントは、VMD戦略や最新のトレンドについてもカリキュラムに組み込まれているかどうかです。
業界の変化はすぐに変わってしまうため、最新トレンドに適応できるようにするには、アップデートされた情報のもと学んでいくことが大切です。
そのため、業界の現状を把握していて、それに適したカリキュラムとなっている研修先を選定するといいでしょう。
研修後もフォローしてくれるか
研修後もフォローしてくれるかも、VMD研修を選ぶ際のポイントとして挙げられます。
具体的には、研修後のアフターフォローや研修効果の確認、質問や相談などができる研修先を選定するよいです。実際に講義を受けた従業員が学習した内容を実践し、それに対するフィードバックをもらうことで知識として定着しやすいです。
そのため、研修だけでなく、研修後のアフターフォローをしてもらえる研修の方がより成果のある研修を実施できます。
講師の実績は十分か
VMD研修を選ぶ際には、講師の実績が十分か確認をしましょう。チェックする項目は主に下記などです。
- 研修実績
- 保有資格
- 利用企業
- 口コミ
研修の質は講師の質に大きく左右されるため、講師の実績などを重点的にチェックするといいでしょう。
キーセッションであれば、質の高い講師が実施するVMD研修をご案内可能です。研修の相談は無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
なお、研修会社の選び方は、以下の記事でより詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。
VMD研修についてよくある質問
VMD研修に関するよくある質問は以下の3つです。
- VMD研修はオンラインでも受講できますか?
- VMDに必要な資格はありますか?
- VMDチェックシートはもらえますか?
以下でそれぞれについて詳しく説明をします。
- Q. VMD研修はオンラインでも受講できますか?
VMD研修はオンラインでも受講できます。ただし、研修によってはグループワークや実技などが含まれている場合があります。
研修を受ける際は研修内容を確認して、オンラインでできるかは研修会社に確認してみましょう。
- Q. VMDに必要な資格はありますか?
VMDに必ず取得しなければならない資格はありません。
もし、VMDの知識やスキルを高めるのであれば、商品装飾展示技能士の資格取得がおすすめです。商品装飾展示技能士とは国家資格であり、VMDの考え方をもとに最適な売り場づくりを実現するための知識やスキルを身につけられます。
- Q. VMDチェックシートはもらえますか?
VMDのチェックシートがもらえるかは研修会社によって異なるため、事前に確認してみましょう。
VMD研修で店舗の売上を伸ばそう
ここまで、VMD研修の目的や効果、研修の選び方などを紹介しました。
VMD研修では視覚的・心理的に顧客へアプローチをしていくマーケティング手法の一つで、顧客目線の売り場づくりができる知識・スキルを学べます。
従業員に効率的に学んでもらうには、自社に適した研修先を選ぶことが大切です。しかし、VMD研修を行なっている会社は多く、どの研修を選定すればいいのか悩む方もいるでしょう。
そこで、キーセッションでは、数ある研修会社の中から自社にあった研修会社をご提案します。相談は無料のため、ぜひお気軽にお問い合わせください。