企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、アスリート研修講師・経営者として活動されている坂井伸一郎さんにお話を伺いました。
目次
講演を行っているテーマを教えてください。
アスリートやスポーツの世界のノウハウを一般社会人や学生の方々にご紹介するというテーマで講演を行なっています。
具体的には、マインドセット・メンタルコントロール・チームビルディング・リーダーシップ・目標管理などです。
講演を始めたきっかけや背景を教えてください。
これまで10年以上に渡って、のべ30,000人近いアスリートの方々とお仕事で関わる機会がありました。それらの経験の中で、スポーツの世界の工夫や知恵を私たちが知れば「壁を乗り越えたり、困難を回避したり、目標に手が届いたりすることにつながるのではないか」と思ったことがきっかけでした。
他の講師の方にはない、自分の講演ならではの特徴や強みを教えてください。
1つには、私自身が現役の企業経営者であることです。従業員を雇用し、金融機関からお金を借り入れ、お客様に商品やサービスを購入してもらう組織をマネジメントしている中での試行錯誤は、いわゆる職業講師の方とは異なるところかと思います。
もうひとつは、現在進行形で年間で2,000人を超えるトップアスリートに直接触れ、様々な工夫や努力を間近で見て、感じたことに基づいたお話ができることです。
どちらもリアリティやタイムリー性といったところが強みだと考えています。
講演を通じて伝えたいメッセージや講演における目標は何ですか?
私の講演を聞いてくださった方々には、「肩肘張らず、自分の良いところを活かしながら、自分のペースで前に進むことの大切さ」をお伝えしたいと思っています。
その結果として、余裕やゆとりをもって日々を過ごすことができる人が1人でも増えたら嬉しく思います。
講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?
基本的には、ご依頼主・クライアントさんのご希望をできるだけ汲み取り、反映するように心がけています。
また事前にわかるのであれば講演に参加される方々の属性(年代やお仕事内容など)を伺い、その方々の興味や関心ごとを想像しながら準備するようにしています。
講演を聴いた方との印象深いエピソードやうれしかった反響を教えてください。
「楽しかったです」や「勉強になりました」といった言葉ももちろん嬉しいのですが、「気持ちが楽になった」や「いまの自分のままで良いんだと思えた」といった言葉をいただけた時がとても嬉しかったです。
最後に、講演を依頼しようか迷っている方や参加を検討している方に、メッセージをお願いします。
スポーツの現場の様々なエピソードを題材にしながら、マインドセット・メンタルコントロール・チームビルディング・リーダーシップ・目標管理などについて、これまでとはちょっと異なる視点の話が聞いてみたいという時に、お役に立てるのではないかと思います。
そのようなニーズがあった際には、ぜひお声がけください。
坂井伸一郎さんの基本情報
項目 | 詳細 |
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ホームページ | https://www.hopes-net.org/ |
メールアドレス | info@hopes-net.org |
X(旧Twitter) | https://twitter.com/shinichirosakai |
著書 | メンタルトレーニング大全 |
資格 | 米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC) 国際コーチング連盟(ICF)認定アソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC) 英国RED2BLUE( Under Pressure Mental Control skill )認定コーチ ※日本初 |