企業研修の総合メディアのキーセッションでは、さまざまな研修会社の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、IT研修・DX研修を実施されているインターネット・アカデミー株式会社さまにお話を伺いました。
目次
主に扱っている研修のテーマについて教えてください。
IT研修・DX研修を提供しています。主なテーマは以下の通りです。
・DX(基礎、データ活用、業務効率化、DX戦略など)
・AI
・ITエンジニア育成(プログラミング、サーバーなど)
・デジタルマーケティング
・Web制作
どのような課題を抱えた企業さまから研修の依頼が多いのでしょうか?
デジタル人材育成に課題を感じている企業様からご相談をいただくケースが多いです。具体的には以下のような課題となります。
・DXを推進したいが、社員のテクノロジーへの理解が浅いと感じている。
・研修をしても実践力が身につかない。eラーニングなどで基礎知識は学習したものの、知識が定着せず、学んだ内容を実務に活かしている社員がほとんどいない。
・これまで社内でIT研修を行ってきたが、講師を担当する社員の業務負担が大きく、本業にしわ寄せがいってしまう。
貴社の研修ならではの強みを教えてください。
【1】1995年から培ったIT教育ノウハウ
弊社はインターネット黎明期の1995年に日本初のインターネット専門校として開校し、IT教育サービスを提供してきました。約30年に渡り培われてきたIT教育のノウハウを活かしたカリキュラムで短時間で理解度を高めるのはもちろん、受講者のレベル差にも柔軟に対応できるIT研修サービスを提供しており、結果として、大企業、中小企業、官公庁など多くのお客様から高い評価をいただいています。
【2】開発現場のノウハウ、先端テクノロジーを取り入れたカリキュラム
1.開発現場のノウハウ
インターネット・アカデミーの母体であるIBJはWeb開発会社をグループに擁しており、その開発現場のノウハウをカリキュラム化しています。先端IT都市であるインドのバンガロールにも開発拠点を持っており、海外の先端テクノロジーの情報も得ています。
また、インターネット・アカデミーのシステム開発部門はIIT(インド工科大学)卒のエンジニアを擁しており、そのノウハウもカリキュラムに反映しています。
2.最先端テクノロジー
Web技術の標準化を行っている国際的な団体「W3C」には教育業界唯一のメンバーとして加盟しており、W3C本部への客員研究員の派遣、W3Cが主催する年に1度の技術者会議「TPAC」へ参加し、最新技術情報の意見交換も行っています。
このような背景から、最先端で正確なIT技術×開発現場のノウハウを取り入れたカリキュラムが実現しています。
【3】企業ごとの課題・目的にあわせた実践的なオーダーメイド研修
インターネット・アカデミーでは、豊富なカリキュラムを組み合わせるだけでなく、お客様が抱えている課題を解決するためのカリキュラムをオーダーメイドで提供もしています。
一例として、以下のような研修事例があります。
・自社の保有している様々な業務データを用いた実践的な演習でデータ活用を学習
・自社のレギュレーションにあわせた開発技術を習得する研修
・ITコンサルタントを育成するため、課題分析から解決策の提案、システム開発までを実際に行うことで実践力を身につける研修
研修のカリキュラムづくりで工夫されていることがあれば教えてください。
先述したように、開発現場のノウハウや、先端IT技術をカリキュラムに取り入れるだけでなく、お客様が抱えている課題を解決することをゴールにしたカリキュラムを開発しています。また、開発したカリキュラムは、実際に受講されたお客様の声やテクノロジーの変化を取り入れ、常に改善を加えています。
講師さまの特徴や強みなどを教えてください。
IT技術についての知見だけでなく、先述したIT教育のノウハウを有している点です。
一般的に、優れたIT技術者が優れた教育を行えるとは限りません。専門用語の羅列になっており初心者が理解しにくい講義だったり、淡々と技術を解説するだけの研修でメリハリがなく受講者が飽きてしまう講義になる、というケースも多いようです。
インターネット・アカデミーでは、IT教育のノウハウを身につけた講師が研修を担当するため、初心者にもわかりやすく飽きさせない研修が可能です。また、研修ごとに受講者からフィードバックを得ており、より良い研修を提供するために、お客様の声をもとに常に講義の改善を行っています。
研修を実施した企業さまでの成果やうれしいフィードバックなど印象的なエピソードがあれば教えてください。
弊社ではITエンジニアの育成やDXなど、さまざまな研修をご依頼いただいていますが、実際にいただいたコメントの一部を紹介いたします。
・実践的な新人ITエンジニア研修を実施し、1年目でプロジェクトリーダーを担う人材が育成できた。
https://www.internetacademy.co.jp/case/case143.html
―新卒研修を受けた方々は、どのようなキャリアパスを歩む方が多いのでしょうか
研修後は、OJTを経験しつつ、成長が早い方だと新卒でも1年と経たずに少人数のプロジェクトチームのリーダーを任されるケースもあります。
当社の評価制度はコミットした成果に対する評価をしています。高い成果を創出された方には次のステップや新たなチャンスが与えられるので、 早い時期にチームをまとめる役割を担いながらさらに新たな挑戦の機会を得られる方もいらっしゃいます。
研修やインストラクターの方のフィードバックを通じて受講者の方の適性や志向性について、私達人事部門が深く理解する機会として活用させて頂いています。
・研修2ヶ月後には、次々と業務効率化が実現した。
https://www.internetacademy.co.jp/case/case149.html
―研修の感想をお聞かせください。
研修では、Power PlatformのうちのPower BI、Power Automate、Power Appsの3つのアプリケーションを学びました。BIやAppsに対しては初めて触れるという参加者が特に多かったですが、講師の方がテキスト内容に基づいて順をおって丁寧に説明していただきました。さらに、実際の業務に活用する具体的なアイデアなども教わって理解が深まり、参加者からの評価は全体的に高いものでした。
そして研修が終了してから約2ヵ月後、受講者を少人数で数回に分けてPowerPlatformの座談会を実施し、研修後の変化や現在の使用状況、疑問点などを共有し合いました。その結果、BIを活用した統計情報のグラフ化、Automateを活用した緊急連絡の一元管理の仕組み、FormsとAutomateを活用し回答内容をメール本文に埋め込み送信までの自動化など、当チームが想像していた以上のアイデアや既に業務に活用されている事例があり、大きな効果が出ていることを実感しました。
最後に、どの企業に研修を依頼しようか迷っている方にメッセージをお願いいたします。
インターネット・アカデミーでは、数多くの企業様のIT人材育成を支援してきたITコンサルタントが、お客様の抱える課題をヒアリングし、その課題解決にフォーカスした最適な研修カリキュラムのご提案をしております。「とりあえず話を聞きたい」「研修計画を立てるうえでの情報を集めたい」という段階のご相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。
インターネット・アカデミー株式会社さまの基本情報
項目 | 詳細 |
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ホームページ | https://www.internetacademy.co.jp/ |
電話番号 | 03-3341-3781 |