企業研修の総合メディアのキーセッションでは、さまざまな研修会社の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、育成スキル研修を実施されている株式会社きづくネットワークの武田さまにお話を伺いました。
目次
主に扱っている研修のテーマについて教えてください。
部下後輩などの指導育成力向上に関する研修を中心に実施しています。
理由は、育成スキルは未来に影響を与え続けるからです。今育成を受けている従業員は、経験や年次を重ね、いずれ育成を行う側に回り、今受けている育成の仕方を踏襲して実施します。それは、現在の管理職やOJT担当者が実施している育成が適切であれば、適切な育成を行う人間を育てており、適切でないものだとすれば、適切でない育成を行う人間を育てているということを意味しています。
そのため、指導育成力を何より大切と考え、成長ステージ別育成法やティーチング研修、OJT担当者研修、メンター研修、1on1研修、質問力向上研修などを実施しています。
どのような課題を抱えた企業さまから研修の依頼が多いのでしょうか?
「若手社員及び優秀社員の離職を防止したい」「新入社員の早期自立を促したい」、「メンター制度や1on1制度を効果的なものにしたい」といった課題をお持ちの企業様です。
弊社が一番力を入れている成長ステージに合わせた育成法を学ぶ「指導育成力向上研修」は、監督職や管理職登用時の研修として複数の企業様に毎年ご依頼をいただいております。
貴社の研修ならではの強みを教えてください。
成長ステージ別育成法を中心とした育成力向上プログラムです。
1日の本研修で、SLⅡ理論(Situational Leadership理論)を中心に成長ステージ別育成法を学び、3か月間の実践を経て、フォロー研修で振り返り、実践力強化、タイプ別コミュニケーション及び成長ステージに合わせた質問スキルを学びます。本プログラムは、10年以上各社で実施し、毎年ブラッシュアップを重ね続けているため、納得感、理解度、効果の高いプログラムとなっています。
研修のカリキュラムづくりで工夫されていることがあれば教えてください。
「役立つ・実践できる内容」「研修中に落とし込みまで実施」を徹底しています。
原理原則、理論、経験則といった知識やスキルは、本を読めば、理屈として頭に入ります。しかし、それが現場や日常で本当に役立つのか、実践できるのかは別問題です。
また、研修で意識・意欲が高まっても、自分がどう活かすか、どう実践していくかを具体的に考える機会が無ければ、実践につながりません。弊社では、研修で伝える内容が、その企業(業種)や受講者(階層、職種)で本当に役立つのか、実践できるのかを検討し、現場や日常で活用するためのワークや落とし込み時間を研修の中に盛り込むようにしています。
講師さまの特徴や強みなどを教えてください。
どの講師も、難しいことを分かりやすく伝えるためにワークや事例を豊富に活用します。また、どの講師も民間企業の現場で、部下後輩の育成やチームマネジメントにおいて多くの成功・失敗体験を持っており、受講者の大変さや喜び・苦しさを十分に理解しているので、納得感のある講義ができます。
研修を実施した企業さまでの成果やうれしいフィードバックなど印象的なエピソードがあれば教えてください。
管理職登用時のプログラムとして導入いただいている企業様から、導入2年目に、「昨年度から実施している成長ステージ別育成法が定着してきたのか、受講者の部署の新人が育ち、未受講者の部署の新人が育っていない状況がある。そこで、その下の階層向け研修に成長ステージ別育成法の基礎となるような内容はできないか。将来的には管理職登用時にしっかり受講してほしいが、その前にも理解させたい」といった声をいただきました。
同じく、10年以上にわたり監督職研修のコンテンツとして導入いただいている企業様では、その育成を受けてきた方が監督職に上がってきていることもあり、3か月の実践で報告される取り組みや結果の精度が年々上がっていること、3か月の期間にステージが上がる部下の方もたくさん見受けられるようになっています。人事の方からは、成長ステージ別育成法が共通認識・共通言語として浸透してきていると嬉しい言葉をいただいております。
他、受講者自身のアンケ―トは下記をご参照ください。
株式会社きづくネットワーク受講者アンケート
最後に、どの企業に研修を依頼しようか迷っている方にメッセージをお願いいたします。
弊社の特徴は3点です。
1.講師が営業も担当します。
小さな会社ということもあり、研修の相談や打ち合わせも、基本は講師が行います。カリキュラムに応じて登壇講師は異なりますが、お客様の要望を講師の視点で受け止めることができるため、スムーズかつズレのない打ち合わせが可能です。
2.本質的に考えます。
それが本当に研修実施目的を果たすことになるのかをふまえて本質的なところから考えます。そのため、お客様の当初のご要望と異なる提案を行うこともございます。
3.なりきるのが得意です。
発注をうける研修会社としてではなく、御社の従業員になりきって考える、カリキュラムを作る際も、その流れやワークで理解できるか、受講者になりきって考えます。
株式会社きづくネットワークさまの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
ホームページ | https://kiduku-network.com |
電話番号 | 092-738-5056 |
メールアドレス | info@kiduku-network.com |
SNS | YouTube:@Kiduku-network |