よくあるお悩み・ニーズ
- 仕事の成果が見えづらく、やりがいが低下している
- 日々忙しく、変化がすくなく、楽しさがなくなりつつある
- 会社や社会に貢献している充実感を以前より感じられない
- AI時代に自分の仕事の価値が失われていないか不安だ
研修のゴール
- ストレスへの対処能力向上による日常の圧力の効果的な管理
- 持続的な注意力を強化し、タスクを効率的に遂行する能力の促進
- より練られた思考プロセスと効果的な選択肢の評価
- コミュニケーション能力の向上と対人関係におけるストレスの軽減
研究開発部門の社員のクリエイティビティを向上させる
AI時代に人間の存在価値を確認し、人間が人間らしくあるために、クリエイティビティはますます重要になってきていますが、企業の研究開発領域では、特にその傾向が顕著です。
一方で、日本人はクリエイティビティに自信を持てないという調査結果(米アドビシステムズのグローバル調査:State of Create global benchmark study 2012)や、日本企業における「熱意あふれる(エンゲージした)社員」の割合はわずか5%(145カ国中、イタリアと並び最下位)であるというデータ(米ギャラップ社の2022年調査)などから、「クリエイティビティに自信が持てず、仕事への熱意も低い」日本人会社員の特徴が窺えます。これは企業の研究開発領域では特に大きな損失になりかねません。
研究開発の成果が顕在化するまでに長い時間を要する場合は、ますます深刻であり、研究開発部門の社員のモチベーションやメンタルヘルスにも関わってきます。
この状況に対処するには、企業の競争力の源泉である研究開発部門の社員のクリエイティビティ(これを「サイエンティフィック・クリエイティビティ」と定義します) を高めるためのメンタルマネジメントを浸透させることが必須です。
生産性向上研修 研修内容
- 生体センシングと心理学、及びクリエイティビティ評価手法を用いて、クリエイティビティを「見える化」。研修の成果がわかります。
- 動画やワーク、メルマガやドリルアプリを活用し、「クリエイティブ・メンタルマネジメント法」と「ビジネス・マインドフルネス法」を身につけていきます。
- マインドフルネスには様々な効果・効能がありますが、「クリエイティビティ向上&メンタル改善」に絞った“ビジネス”マインドフルネスのプログラムです。
「働きがい」と「ウェルビーイング」の向上につなげるためのメソッド
サイエンティフィック・クリエイティビティを高める上で鍵となるのが、日々の小さなクリエイティビティ(これを「リトルC」といいます)です。このリトルCを積み上げることが、有用なサイエンティフィック・クリエイティビティにつながり、それが企業のイノベーションを産むとともに、研究開発部門の社員の「働きがい」につながります。
本プログラムでは、このリトルCを醸成し、研究開発部門の社員の「働きがい」とウェルビーイング(幸福度)の向上につなげるためのメソッドとして、「クリエイティブ・メンタルマネジメント」という考え方をお伝えします。
このメソッドは、クリエイティビティを発揮する上での土台となる「メンタルリソース」(ポジティブ感情と活性度)を充実させた上で、リトルCの実践を促す仕組みになっており、特に、メンタルリソースを充実させる方法として、マインドフルネスに重点を置いております。
生体センシング
小型のウェアラブルセンサ(心拍センサ)を装着することで、日常生活における自律神経の活動を測定することを指します。
測定したデータに対して、ヒューマン・クリエイティビティ研究会(人間情報学会分科会)にて開発したアルゴリズムを適用することによって、自律神経のバランスや総活動量(トータルパワー)の変化から、「クリイエティブな状態」を可視化します。緊張しすぎていても、単にリラックスしているだけでも、クリエイティビティに最適な状態とは言えませんので、バランスを意識することが大事です。
クリエイティビティ評価手法
心理学の実験手法に基づいたクリエイティビティの評価手法をベースに、ヒューマン・クリエイティビティ研究会(人間情報学会分科会)にて独自に開発した評価手法です。オンライン上での簡単なテストを受けることで、クリエイティビティの3つの側面である、流暢性(有用なアイデアをどれだけ出せるか)、柔軟性(多様なアイデアをどれだけ出せるか)、独自性(人とは違うアイデアをどれだけ出せるか)の観点からスコアを算出します。評価のベースとなるデータベースを構築しており、偏差値によって評価を行います。
オンラインのプログラムを受講した前後のクリエイティビティの変化を見える化することで、効果を実感することができます。
クリエイティブ・メンタルマネジメント
「クリエイティブ・メンタルマネジメント法」は、仕事のやりがい、そして、ウェルビーイング(幸福)を高める鍵は「小さなクリエイティビティ(リトルC)」であり、その「リトルC」を発揮する土台が「メンタル・リソース」(ポジティブ感情と活性度)であるとする考え方で、認知科学、行動科学、生理心理学、生体工学、予防医学、社会心理学、組織行動論などの領域における、海外を中心とした信頼できる2,000本以上の学術論文等から得られた知見と、起業や大企業でのビジネス実践の現場から得られた知見、そしてウェアラブルセンサ等から得られた日常の膨大な生体情報(ビッグデータ)に基づく分析結果などを体系化したメソッドです。
ヒューマン・クリエイティビティ研究会(人間情報学会分科会)にて日々、研究が続けられています。
セッション | 内容 |
---|---|
クリエイティブ・メンタルマネジメント | 40分/講義 |
ビジネス・マインドフルネス | 20分/体験 |
- クリエイティビティはメンタルヘルスの敵?味方?
- 4種類のクリエイティビティとウェルビーイング
- セミナーに適した曜日と時間帯とは?
- クリエイティブ・メンタルマネジメント法
- クリエイティビティに自信を持てず、仕事に対する熱意が低い日本人
- なぜ、クリエイティビティが大事なのか?
- 「リトルC」の実践例とメリット
- 日々の小さなクリエイティビティとウェルビーイング
- クリエイティビティと気分の関係
- クリエイティビティを高める4つの行動特性
- 科学的だけど簡単にクリエイティビティを向上させる方法
ビジネス・マインドフルネスとは
ビジネスパーソンのためのマインドフルネス実践法。忙しい朝や就寝前、ランチタイムの休憩中など、シーンごとにビジネスパーソンが使いやすいようにカスタマイズされています。
また、マインドフルネスだけではなく、自己鍛錬としてヨガの呼吸法なども取り入れており、ボディ・メンタル両面からしなやかな強さを作ることを目的としたプログラムです。
講師紹介
板生 研一
WINフロンティア株式会社代表取締役社長兼CEO /人間情報学会 ヒューマン・クリエイティビティ研究会 代表
東京成徳大学経営学部特任教授 一橋大学法学部卒。東京大学大学院中退。英国ケンブリッジ大学経営大学院経営学修士(MBA)。順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了。
松尾 伊津香
プロボディデザイナー
疲労回復専用ジムZERO GYMプログラムディレクター/一般社団法人ライフメディテーション協会 代表理事
受講者の声
- 少しメンタル面の不調を感じていました。いまは「リトルC」の大切さを実感しています。
- 「リトルC」を実践することで、仕事のやりがいにも繋がり、メンタルにも効く。これから実践したいと思います!
- リラックス&リフレッシュできて、大変満足しています! ビジネスにも役立てていきたいです。
- 身ひとつで始められるので、瞑想を習慣化したいと思いました。朝活で実践してみます。