
作業や勉強をするとき、音楽は流す派ですか?
無音よりも何かしら音を流していた方が仕事や勉強が進むと感じている方のために、本記事では集中力を維持できる音楽を紹介します。
目次
おすすめのジャンル
結論から言うと、集中力を維持するには強弱の抑揚が少ないクラシック音楽をおすすめします。
抑揚のないクラシック音楽の歴史を簡単に説明します。
1600~1750 バロック
1750~1820 古典
1820~1900 ロマン派
1900~ 現代
大雑把に分類すると4つの時期に分けることができます。
時代別の代表的な作曲家とおすすめ度
それぞれの時代で代表的な作曲家とおすすめ度を解説します。
1600~1750 バロック
代表的な作曲家 : バッハ、ヘンデル
おすすめ度 : ⭐ ⭐ ⭐ ⭐
バロック期はクラシック音楽の創世記といってもいいので、単純な構造の楽曲が多く、集中力に影響を与えるような抑揚が少ないです。作業や勉強のBGMとしてもっともおすすめできます。
1750~1820 古典
代表的な作曲家 : ベートーヴェン、モーツァルト
おすすめ度 : ⭐ ⭐ ⭐
古典期は段々と物語性が強くなってくるので、楽曲によりますが集中力の維持にはおすすめです。
1820~1900 ロマン派
代表的な作曲家 : ショパン、リスト、チャイコフスキー
おすすめ度 : ⭐
ロマン派は個人的には大好きな時代ですが、ドラマチックな楽曲が多いため集中力発揮に貢献するかというと疑問が残ります。
個人的には1番おすすめしません。
1900~ 現代
代表的な作曲家 : ドビュッシー、サティ、ラヴェル
おすすめ度 : ⭐ ⭐ ⭐
現代曲は率直によると"作曲家による"という判断です。
単調でミニマルな楽曲もあるため、よいです。
"modern classical minimal" などのキーワードで検索するとさまざまな素敵な現代曲に出会うことができます。
集中力の維持を目的に選ぶならバロック音楽
クラシック音楽が集中力を維持できる理由のひとつに「歌詞が無い」という点があげられます。歌詞が無い分、曲に気を取られないのです。しかし、クラシックの中でも抑揚が強くドラマチックなものだと思わず聴き入ってしまうこともあります。
「集中力を維持する」という点では、バロック音楽が1番おすすめです。集中力が続き、心地よく仕事や勉強が進む曲を探してみてくださいね。