助産師・講演家として活動されている 直井亜紀さんにインタビュー!

企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。

今回は、助産師として活動する直井亜紀さんにお話を伺いました。

講演を行っている専門分野を教えてください。


小学生から高校生までを対象とした「いのちの授業」や性教育、保護者さんを対象とした「家庭で伝える性」、また男性の育休や育児についてを専門的にお話しています。

講演を始めたきっかけや背景を教えてください


小中学生への「いのちの授業」を始めたのは、自分の娘が思春期のときにさかのぼります。性の知識はお友だちや先輩から偏った知識を得てくることを知り、であれば地域の子どもへ正しい知識を伝えることができないだろうかと思いました。

保護者さんからも「どうやって伝えたらいいかわからない」という声を多く聞き、大人へも性の知識を学ぶ機会を設けたいと考えるようになりました。

また、助産院で出会う育児中の夫婦の相談を受けることが多いことから、妊娠中や産後に夫婦のあり方を考えられるような講演活動がしたいと思うようになりました。

講演を通じて伝えたいメッセージや目標は何ですか?

『自分の心と体に興味を持ち、正しい知識を身につけてほしい』『聞いた子供が幸せになる性教育を広めたい』『夫婦のよくあるすれ違いに気づき、仲良く過ごしてほしい』などのメッセージを伝えることを目標としています。

講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?

なぜ私に依頼をくださったのかを主催者さんに確認しています。対象者・世代・きっかけを確認し、ニーズに合った内容となるようにテーマを決めています。

講演を聴いた方との印象深いエピソードを教えてください。

多感な中学生が親への感謝を述べたり、クラスの中でいじめがなくなったと聞いたこと。
また、不登校やいじめ、反抗期などに悩んでいる保護者が、子どもとの向き合い方を再認識できたこと。
「迷走していたけれど脳の中が整理できました」「今日の話を聞いていなかったら10年後にやばかったです」と感想をいただいた、などのエピソードが印象深かったです。

これまでの講演活動で達成した成果や成功体験について教えてください。

小学生と中学生向け「いのちの授業」は、埼玉県八潮市独自の必修授業に取り入れられ13年目です。義務教育を卒業するまでに必ず授業を受けられるようにといった試みは、全国的にもとても珍しいようです。

講演活動の将来的な展望や目標は何ですか?

必要としてくださる方に必要なタイミングでお伝えしたいです。 子どもたちが自分を大切にしたいと思い、家庭の中でお話するきっかけが増えたらうれしいです。

最後に、講演会を企画しようと迷っている方へのメッセージをお願いします。

初めての講師で企画するときは不安もあると思います。どんなことでも気軽にご相談いただき、一緒に講演会をつくり上げていけたらうれしいです。

直井亜紀さんの基本情報

基本情報 項目
ホームページ https://www.sara-lovebaby.com/
ブログ https://ameblo.jp/sara-mwclinic
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