メディア学者&ジャーナリスト・講演家として活動されている渡辺真由子さんにインタビュー!

企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。

今回は、メディア学者&ジャーナリストとして活動する渡辺真由子さんにお話を伺いました。

講演を行っている専門分野を教えてください。


SDGsの一環でもある「ジェンダー平等」について、行政・企業を対象に研修講師を務めています。メディア・リテラシーを専門としています。
「男女共同参画」や「女性活躍」を推進するための「メディアの読み解き方」をお伝えしています。
また、広報物や発信コンテンツにおける、ジェンダー表現のあり方やチェックポイントについてもアドバイスしています。

講演を始めたきっかけや背景を教えてください

テレビ局報道記者時代より20年以上にわたり、セクシュアル・ハラスメントや性差別表現などのジェンダー問題を取材しています。著書『オトナのメディア・リテラシー』の出版を機に、ジェンダー平等に関する講師依頼を多く頂くようになりました。

講演を通じて伝えたいメッセージや目標は何ですか?


「男だから」「女だから」と、性別によって可能性を狭めるのはもったいないですね。

性役割に対するアンコンシャス・バイアス(偏った思い込み)は、主にメディアを通して作られます。この研修を通して、まずは自分の思い込みに気づき、自分の個性も相手の個性も尊重できる大人を目指しましょう。

講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?

主催者の方からのご相談に応じます。

講演を聴いた方との印象深いエピソードを教えてください。


「日ごろから、私たちがどれだけメディアの影響を受け、自分の考えを作ってきているか、改めて考えさせられました。」「日常生活に密着した内容で興味深く、また、情報の発信者側としても考えさせられる内容で、参加者から大変好評でした」「参加者が皆、身を乗り出しながらメモしていて驚きました!」
.......などのご感想を主催者の方から頂いております。

これまでの講演活動で達成した成果や成功体験について教えてください

他所で開催された私の研修の評判を聞いた方から、「是非うちでも」とご依頼頂くことが多く、嬉しく思います。

講演活動の将来的な展望や目標は何ですか?


自らの生き方がメディアに左右されている可能性に気付くことで、「自分らしい生き方」を考える契機とし、各自のワーク・ライフ・バランスの充実につなげていって頂きたいです。

最後に、講演会に参加しようか迷っている方に、メッセージをお願いします。

「性別による生きづらさのない社会」を、ご一緒に作っていきましょう!

渡辺真由子さんの基本情報

基本情報 項目
ホームページ https://www.mayumedia.com
SNS X(旧ツイッター):  @mayumania
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