企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、姿勢矯正整体サロン・アイグレ代表・講演家として活動されている矢口拓宇さんにお話を伺いました。
目次
講演を行っているテーマを教えてください。
講演では、子どもの姿勢を決定させる3つのポイントについてお話ししています。
講演を始めたきっかけや背景を教えてください。
現代の子どもたちは、スマホやパソコンが当たり前の世代です。また、コロナ禍で外で運動する機会が少なかったこともあり、身体能力が低下しています。そんな中、姿勢が悪くなる子どもたちが増えている現状にあります。
私は理学療法士としてリハビリ現場で多くの患者さんをみてきた経験から、姿勢を改善することで体の動きがよくなり、身体のパフォーマンスがよくなることを実感してきました。良い姿勢は将来にわたっての財産であることを、多くの人に伝えたいという思いがありました。
地域で講演会が開催できないかと行政にお話しに行ったところ、教育委員会がバックアップしてくださることになり、講演会が実現しました。近隣の小学校からも声がかかるようになり、小学校での講演会の機会も頂いています。
他の講師の方にはない、自分の講演ならではの特徴や強みを教えてください。
「姿勢」というテーマに特化して、体の構造をわかりやすく伝えて、良い姿勢とはどんな姿勢なのかということを伝えています。
体操や実践を交えながら行い、たった45分の講演ですが、その場で変化がみられます。講演後も、子どもたちの意識が変わったと好評を頂いています。
参加された保護者さまたちからも、姿勢の教え方が分かったと、喜ばれています。
講演を通じて伝えたいメッセージや講演における目標は何ですか?
「姿勢が悪いよ」と子どもたちに言っていませんか?そのように伝えると、親子関係が悪くなり、子どもの自己肯定感も下がります。
そのため、子どもたち自身が良い姿勢とは何かを理解し、良い姿勢を目指そうとすることが大切です。そしてそうなるように導くことが、私の講演における目標です。
また、親や学校、社会全体で、姿勢について正しい教育がなされることを目指しています。
講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?
主催者の方や参加される方のニーズに合わせて、興味を持つであろうことを予測し、テーマや内容を組み立てています。ご要望に応じてアレンジも可能です。講義だけだと飽きてしまうため、クイズやワーク、体操なども盛り込んでいます。
講演を聴いた方との印象深いエピソードやうれしかった反響を教えてください。
「知らなかったことを知れてよかった。」「姿勢の大切さがわかった。」といった子どもたちからの素直な感想が嬉しく思います。
保護者さまたちからは、「私も姿勢をよくしようと思いました。大人が見本を見せなければなりませんね。」といった意識の変化があり、影響を与える講座ができていると感じます。
最後に、講演を依頼しようか迷っている方や参加を検討している方に、メッセージをお願いします。
「姿勢」は、大事だと知りつつも、よくわかりにくいものでもあると思います。しかし、姿勢を変えることで、体だけでなく脳の働きも活性化されるため、パフォーマンスが上がります。
学校の成績を上げたい、運動能力をつけたい子どもたちはもちろん、大人にとっても仕事のパフォーマンス向上につながります。また心理的にも人間関係のストレスを減らすことができたりと、思った以上の効果が期待できます!
ぜひお気軽にご相談ください!
矢口拓宇さんの基本情報
拙著「体がゆるむ!整う!自分でできる関節モビライゼーション」(徳間書店)が2024年3月29日に刊行されました。ジュンク堂書店池袋本店実用書部門1位になるなど、大変好評を頂いています。体が柔らかくなる本ですので、ぜひあわせてチェックしてみてください!
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