企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、講師・講演家として活動されている殿村政明さんにお話を伺いました。
目次
講演を行っているテーマを教えてください。
芸人の舞台裏から学ぶコミュニケーションスキル、トークスキルをビジネスパーソンに伝授しています。営業、接客はもちろん、社内や部署の環境を明るくする為のコミュニケーションテクニックと心構えを分かりやすく伝えています。
講演を始めたきっかけや背景を教えてください。
私は元々吉本興業で芸人をしておりました。19歳で「オール阪神・巨人」に弟子入りし、その後NSC(吉本総合芸能学院)の11期生として吉本興業入りし、芸人となり、舞台に立っていました。
コンビ解散後、住宅関連などの営業に転じました。28歳で独立開業。会社を経営するかたわら、自社の社員にコミュニケーション力をもっと伸ばしてほしいと思いました。そこで芸人の舞台裏で、芸人が意識してる事などを少し教えると、コミュニケーション力が飛躍的に上がりました。
そこから笑いのメカニズムとコミュニケーションの関係性を研究し、誰でも身につけられる教育プログラムとして講演・研修を行っています。
他の講師の方にはない、自分の講演ならではの特徴や強みを教えてください。
元芸人の強みを生かして、会場を笑いで包みながら話をしていきます。講演会場では、その日知り合った方同士でも、壁が崩れ、楽しい良い空気が作られ、コミュニケーションの楽しさを腹落ちさせます。
講演を通じて伝えたいメッセージや講演における目標は何ですか?
ズバリ、「笑いのある人生って素晴らしい」と思ってもらう事です。
笑いのあるコミュニケーションは人と仲良くなるために必要不可欠な潤滑油です。ビジネスシーンでは固い空気になりがちですが、笑いのスキルで、いい空気に変えられる人になってほしいと思います。
講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?
主催者の方からのご相談に応じて、講演の内容やテーマを決めています。
講演を聴いた方との印象深いエピソードやうれしかった反響を教えてください。
受講後のアンケートで、以下の回答をいただきました。
「私は人と喋る時に正解を気にするあまり、無難な社交辞令ばかり言っているので、そんなことを言っている自分もつまらないし、相手もつまらないだろうな~と思ってました。そんなことを続けていると人と喋るのがめんどくさくなり、人に興味を向けることが出来なくなりました。しかし講演中に殿村さんが、正解を気にするよりも素直に自分の感じたことを喋ると相手も嬉しいし、オモシロい。上っ面の社交辞令トークを続けられると相手は寂しい。この言葉で、あ!自分自身でコミュニケーションをつまらないものにしていたんだ。そう思うとなんか人生に希望が湧いてきました」(内勤・女性)
コミュニケーションに強い抵抗感がある方で、上司からのススメで講演を受講されたようです。
アンケートには様々な事を書いてくれますが、やはり苦手な人がやる気を起こして頑張ろうという気持ちや言葉は、私もまだまだやりまっせ~!とエネルギーが湧いてきます。
最後に、講演を依頼しようか迷っている方や参加を検討している方に、メッセージをお願いします。
社員が明るくなると会社が明るくなる!そしてエネルギーのある会社に育つ。
殿村政明さんの基本情報
項目 | 詳細 |
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ホームページ | https://www.human-cx.co.jp/ |
Wikipedia | 殿村政明 |
メールアドレス | info@human-cx.co.jp |
電話番号 | 0467-40-4522 |
書籍 | 『10人中10人に好かれようとする人は嫌われる 人との距離が一瞬で縮まる45のメッセージ』(大和出版) 『笑いの凄ワザ』』(大和出版) 『一瞬で相手の心をツカむ!笑いのスキルで仕事は必ずうまくいく』(小学館) |