企業研修の総合メディアのキーセッションでは、さまざまな研修会社の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、階層別研修を実施されているトゥルーチームコンサルティングさまにお話を伺いました。
目次
主に扱っている研修のテーマについて教えてください。
弊社では、主に階層別研修を提供しています。具体的な内容について紹介します。
1・新人1年間研修
*新卒・中途採用 新人対象
*全5回
*目的:
・新卒入社1年目は最も研修効果の高い時期であり、この時期に、計画的に、仕事観の構築を行うことにより、その後の成長に向けての基盤作りを行う。
・一番大切なことは、「人間はどう生きるべきか」を教えること。「生かされている」ことへの感謝に気づき、真直ぐに苗木が成長できるように、仕事や社会への姿勢・心の軸を刻むことはこの時期に1年間集中して取り組むことが有効です。
2・人財成長研修&フォローアップ
*一般社員〜全階層対象
*基本回数:
2日間研修(通い または 泊まり)+4回のフォローアップ
*仕事観と人生観を改めて考え、自身の在り方を見直す機会を提供します。全体の中の個、支えられ生かされていることについて考える、人間性能力向上のための研修です。
*初回は二日間、通いまたは合宿形式にて集中して実施し、その後のフォローアップは2〜3ヶ月毎1回、チーム相互支援形式にて実施し、習慣づけを図ります。
*組織・チームのメンバー相互の人間関係の質が格段に向上、目標にベクトルが揃い、チームワークが機能する生産性の高い組織となります。
3・自立型人材育成講座
*一般社員〜管理職候補対象
*回数:要望に合わせて開催可能
*「依存型人材→ 自立型人材」への成長を図る継続型講座です。考え方や概念の習得をしながら、毎回課題を設定し、その実践と、相互共有の反復を通じて理解・体得を図ります。
*受講者を中心に前向きな社風を醸成し、企業理念の意味を自ら考え、理解することで、社内のベクトルを揃えていきます。
4・メンタリング・マネジャー育成講座
*幹部候補・管理職対象
*回数:12回(ご要望に合わせて開催可能)
*自ら見本となり、部下の可能性を引き出し、自立型人材へ育てる「メンター」としての考え方と成長を図ります。
*自ら経営理念の実践者として見本となり、管理型マネジメントから「メンタリング・マネジメント」への変化を自発的に行うリーダーをつくる継続型講座です。
*前半:考え方の習得、後半:実際の経営課題の解決の実践〜反復・相互共有を通じて体得を図ります。
どのような課題を抱えた企業さまから研修の依頼が多いのでしょうか?
社長が指示しなくてもビジョンに向かい、自発的に学び、考え、動ける組織に変えていきたい企業様からの総合的なご依頼がとても多いです。
他にも、具体的に以下のような特徴を持つ企業様が多いです。
・社員を新人から大切に育成したい企業様
・働くことで、社員が幸せを実感できるような会社にしていきたい企業様
・求職者から選ばれる企業に本質的に成長させていきたい企業様
・結果的に業績につながる、生産性の高い組織体質に変えていきた企業様
貴社の研修ならではの強みを教えてください。
弊社の研修ならではの強みを、いくつかお伝えします。
・売上や利益を経営の目的とする「旧機軸」の経営ではなく、働く社員が幸せになることを経営の目的とし、結果的に業績もアップする「新機軸」の経営にシフトするための研修&コンサルティング・サポートであること。
・働く目的=「仕事観」から考え、仲間と共有し、深めていくことをベースにしています。
・社員が働くことで幸せに向かうことをテーマにしていますので、「指示命令、強制 など」は一切ありません。それにもかかわらず、社員と組織のパフォーマンスが向上します。
・そのような、人が育ち、理念に共感して自らがビジョンに向かう「自走式組織®」メソッドは、経営者の人と業績の悩みを同時解決する手法として公式認定され、商標登録されています。
・4年連続で増収増益、営業利益10倍、粗利益率3ポイント改善や、離職率を0%にするなど多くの成功事例。このメソッドを活用した企業は、業績がアップするだけではなく、働く社員の幸福度も上がり、理想の経営になったと多くのクライアントからリピートとともに、厚い信頼を受けています。
研修のカリキュラムづくりで工夫されていることがあれば教えてください。
最大の特徴は、「元に戻らない」ことです。本質的な変容をサポートする研修で、自発性を高めることに重点を置いています。
ヘルマン=エビングハウスの「忘却曲線」によると、人間は、どうしても忘れる生き物です。そのため、単発の研修で効果が出にくいデメリットを解消する独自の継続型研修(月1回〜年数回の継続開催)の工夫を施しています。
毎回、受講者と講師、また受講者相互の共感域が広がり、研修への自発的な参加姿勢〜取り組みはもとより、研修後の行動にも毎回変化が現れるよう課題に独自の工夫を施しています。
強制命令ではなく、受講者が「自分ごと」として考え、毎回楽しく学び、自発的に参加できるよう独自の仕組みを施しています。
講師さまの特徴や強みなどを教えてください。
代表をしている私の自己紹介をさせていただきます。
吉野 創(よしの はじめ)
株式会社トゥルーチームコンサルティング 代表取締役/
一般社団法人 自走式組織協会 代表理事
北九州大学法学部卒業後、ジーンズメーカーEDWINで営業に従事。
その後、経営コンサルファームで約300社の財務分析と管理会計の構築ノウハウを習得。マネジメント責任者、支社長などを歴任しコンサルタントの育成にも携わる。
人や組織に、さらに深く関わる合宿や研修を延べ5000人へ実施。
社員が自発的に動く成長ノウハウを見出し、自走式組織®メソッドを体系化。
2014年「株式会社トゥルーチームコンサルティング」を設立。
指示なしでも社員が動く組織づくりは、経営者の組織と業績の悩みを同時解決する手法として公式認定され、「自走式組織®」として2018年に商標登録。
自身の経験から、特にマネジメント層の思いに寄り添う人間味ある支援が強み。業績がアップするだけでなく、働く社員のやりがいと一体感のある理想の組織になったと多くの経営者から厚い信頼を受けている。
書籍に、
「売上を2倍にする 指示なしで動くチームの作り方」 (ぱる出版):1.1万部超え・ビジネス書ベストセラー。
「自分ものさし仕事術」〜ブレずにストレス0で成果を2倍にする方法〜(ぱる出版)
がある。
研修を実施した企業さまでの成果やうれしいフィードバックなど印象的なエピソードがあれば教えてください。
「自走式組織®」に変容したクライアントは、3年で売上2.1倍、経常利益 4.3倍、わずか1年で粗利益率7.9%改善や、離職率を0%にするなど多くの成功事例があります。
「業績がアップするだけでなく、働く社員のやりがいと一体感のある理想の組織になった」と多くの経営者からお言葉を頂戴しました。
最後に、どの企業に研修を依頼しようか迷っている方にメッセージをお願いいたします。
世の中が大きく変わり、今までの常識が通用しないような、さまざまな変化が起きている中、企業経営において働く人の価値観の変化とともに、働き方や、組織のあり方も変化しています。
その中でも、顕著な変化は、働く人たちにとって、賃金や福利厚生は確かに重要ではありますが、もっと本質的には「働くことで、幸福感を感じられる」ことがさらに重要な価値となってきていることだと思います。
「本当に、この会社で仕事がしたい」と思えるような、職場や企業を求めて労働市場は流動化しています。
本物の理念、本物のミッション、そこに集まる、質の高い本物の人財。
そういった、人と組織が高い価値を生み出し、予測できない経済環境においても、顧客から確実に「選ばれる」企業となっていくのだと思います。
今以上に「本物の組織」が求められる時代はなかったのではないでしょうか?
そのような状況の中で・・・企業経営は選択の連続ですが、少しでも未来に向けて、良い選択ができるように、私ができることは微力ですが、「社長が指示しなくてもビジョンに向かう」ような自走式組織®へ変容していくように、研修やコンサルティングサポートを通じて応援していきたいと考えています。
日本を支える、企業経営者やマネジメントに関わる方々が、未来のビジョン実現に向けて、さらに前向きに前進できるように、約20年間の実績から企業を応援しています。
企業や組織を本質的に成長させていきたい、と考えていらっしゃる経営者様。「従業員が働くことで幸せを実感して、生産性も仕事の質も高まり、チームワークを発揮して、選ばれる企業」へと変容させていく・・・そんな「自走式組織®」を一緒に構築できればと願っています。ぜひご縁が繋がれば嬉しいです。
株式会社トゥルーチームコンサルティングの基本情報
項目 | 詳細 |
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