KeySession研修コーディネーター 福多
この記事の監修者
KeySession研修コーディネーター 福多 - 課題から最適な人材育成企業をご紹介します。

アパレル企業で店長職を経験し、人材育成の難しさを痛感する。2016年より人材育成研修/セミナーの集客支援を行う。 2019年からは経営者や人事担当者のお話を伺いながら、講演会の主催や連続講座の主催を行い、心理学、コーチングを学習中。

社会人基礎スキルとは

セミナーを受講している女性
日本人の平均寿命が伸び、人生80年時代から人生100年時代へと移り変わってきています。そのような中、「さまざまな人との間で仕事を行うために必要な基礎力」として2006年に経済産業省が提唱した概念を「社会人基礎力」といいます。

「社会人基礎力」は、3つの要素とそれに伴う12の要素能力で構成されています。
順に説明をしましょう。

出典:経済産業省「社会人基礎力」

前に踏み出す力 〜アクション〜


この力は、自ら進んで一歩踏み出し、もし失敗をしても周りを巻き込みながら粘り強く目的に向かって確実に取り込む力を指します。指示待ちにならずに自分から動き出す力が求められています。そのために意識しておくべき必要な要素は以下の3つです。


【主体性】物事に進んで取り組む力
【働きかけ力】目的を設定し確実に行動する力
【実行力】他人に働きかけ巻き込む力


考え抜く力 〜シンキング〜

この力は、何かを変えたり改善をするとき、課題を見つけて考える力を指します。ロジカルに考える以上に問題意識を持ち、疑問や問題を解決するまでのプロセスを考え、それを実行する力が求められています。そのために携えておくべき重要な要素は以下のとおりです。


【課題発見力】現状を分析し目的や課題を 明らかにする力
【計画力】課題の解決に向けたプロセスを 明らかにし準備する力
【創造力】新しい価値を生み出す力


チームで働く力 〜チームワーク〜

この力は、一人ではなく、周囲と協力する力を指します。さまざまな立場や意見を持つ人がいる中でそれらを包括的にまとめ、連携を持ったり協働する力が求められます。そのために鍛えておくべき大事な要素は以下のとおりです。


【発信力】自分の意見をわかりやすく伝える力
【傾聴力】相手の意見を丁寧に聴く力
【柔軟性】意見の違いや立場の違いを理解する力
【状況把握力】自分と周囲の人々や物事との関係性を 理解する力
【規律性】社会のルールや人との約束を守る力
【ストレスコントロール力】ストレスの発生源に対処する力

人生100年時代の社会人基礎力の概念の図
引用元:経済産業省「人生100年時代の社会人基礎力の概念」

社会人基礎力が重視される理由

ITの進歩や技術の革新はめざましく、飛躍的なスピードで進んでいます。
技術は常に新しく変化をし、得た知識が過去のものへと変わっていくスピードも早くなっています。そんな中、いつの時代も普遍的に求められているものは人が最大限に能力を発揮するための行動であり、それこそが社会人基礎力なのです。

技術は変わり、廃れていったとしても、自らの行動や人との関わりは廃れることはありません。人生100年時代と言われている昨今。このような時代の社会人基礎力は若い世代だけに必要なものではなく、幅広い年齢層に必要なスキルです。その時代やそれぞれの生活背景を前提とした社会人基礎力は、これからを生き抜くためにとても必要な「力」なのです。

企業側が求める社会人スキル

社会人にとって必要なスキルは業種や職種によってさまざまですが、企業側が求める一番重要視しなくてはならないスキルはソフトスキルです。

ソフトスキルとは、問題解決能力やコミュニケーション能力、リーダーシップ能力などを代表とする個人の定性的なスキルです。これらのソフトスキルは、円滑な業務遂行には欠かせないものであり、新入社員から中堅社員〜管理職までが学ぶべきスキルです。
とはいえ、毎日の業務や社会生活を経験しながら身に付けていくスキルですから、短期間の研修等で習得できるものではありません。入社時に実施する研修からスタートし、要所要所で振り返りながら見極め研修を行い、長期に渡って育成する必要があります。

ここでは特に必要とされる「ビジネスマナー」「問題解決能力」「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「PCスキルとビジネス文書作成能力」この5つについて説明をしていきましょう。

ビジネスマナー

良好な関係を築くための必須スキルです。中でも「挨拶」「身だしなみ」「言葉遣い」は非常に重要です。特に誰でもできていると思われがちな「挨拶」は「語先後礼※」と言われる正式なマナーがあります。個人の行動=会社の行動であるという意識を常に持つためにも正しいビジネスマナーを身につけましょう。※先に声に出して挨拶をしてからお辞儀をすること。


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問題解決能力

「問題解決能力」とは、その名のとおり問題を解決する能力です。
問題や課題を発見し、その問題の本質を見つけ出し解決に向けて論理的に考える力が必要となります。問題解決能力が高い人は考えることを怠りません。ビジネスパーソンには非常に重要な能力といえます。

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コミュニケーション能力

他者と円滑に業務を遂行するために必要な能力が「コミュニケーション能力」です。組織に限らず、仕事はチームで行う場合がほとんどですが、その際、相手の立場になって考えることができたり、他のチームとの連携を支えたりすることができると業務は円滑に進み、成功を収めます。コミュニケーション能力は対人関係においてなくてはならない能力です。

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プレゼンテーション能力

プレゼンテーションというと営業などで大勢の人の前で話すようなイメージがあるかと思います。しかしそれだけではなく、こちらの意図を正確にわかりやすく相手に伝えて理解をさせ、さらに納得をさせられるという能力になります。大勢の前で話すをする機会がなくても、上司の前で業務報告をするときなど、どんな立場であっても非常に有用なスキルです。ぜひ身につけるよう努めましょう。

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PCスキルと正しいビジネス文書の作成能力

企業の多くはPCを使用して業務を行なっています。したがってExcelやWord、パワーポイントなどの基本的なアプリケーションの使用やPC操作方法やトラブル対処がスムーズに行えることが求められます。また業務上必要な書類や顧客へのメールなど、正確で読みやすい適切なビジネス文書を作成することも身につけておくべきです。この二つのスキルもしっかりと身につけましょう。

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従業員の社会人スキルを高めるために有用な研修

前向きな従業員
社会人スキルは日々の努力によって育まれるものです。しかし個人に任せるのではなく、
組織として適切な研修を行うことによって効率的な人材育成ができるのです。
ここでは社会人スキル、特にビジネスマインドを身につけるための研修方法についてご紹介します。

入社時研修

新卒で企業に入社をすると、必ずといっていいほど新人研修を行います。多くの企業はこの研修のプログラムの中に「ビジネスマインド」を入れています。
ところが中途採用の場合、「知っているだろう」という理由であたらめてビジネスマインドの研修は行わずに実務研修のみになっている場合が多く見られます。
しかし、前述したとおり、こうしたスキルは日々の努力によって育まれるものなので、
確認や見極めをするためにも、新卒・中途採用にかかわらずしっかりとした研修を行うことが必要です。

新人研修の基本的なプログラム

・会社の企業理念や目的・目標について
経営幹部や人事に講師になってもらい、会社の考えや方向性・社会への貢献などについて講義を行います。これから自分が行う業務がどのように関わり、貢献するのか、ということ知ってもらうためであり、自分の価値を認識することに繋がります。またモチベーションアップの要因にもなります。

・ビジネスマインドについて
高いパフォーマンスを発揮するために何をするべきか。
自分のするべきことがわかると、仕事に取り組む姿勢がより真剣になります。
理解をしているようで実は理解しきれていない、「仕事とは何か」ということをわかりやすく説明します。正しい仕事をするということは、顧客のためであり、会社のためであり、さらには自分のためになる、ということを例などを交えて伝えます。

振り返り研修

研修はあくまでも手段であり、目的は社会人としてのスキルを身につけ、業務を成功させることにあります。研修を受けたことに安心してしまい、それだけで終わってしまうことがあってはなりません。そのために必要であり、有用な研修が「振り返り研修」です。

入社後1ヶ月研修

入社して1ヶ月ほど経過すると基本的な業務は理解できるようになり、職場に慣れ始めてきます。このタイミングで「入社後1ヶ月研修」を行うのが効果的です。
参加者を一堂に集め、あらかじめ与えているテーマに沿って参加者同士て話し合いをしてもらいます。テーマは「入社してからの最高の仕事体験」などが良いです。ネガティブな発言は控えるように伝え、あとは自由に話し合ってもらいます。上長などは参加せず、参加者たちで進行も担当させます。

研修担当者はオブザーバーに徹し、発言を控えます。最初は遠慮がちになりますが、次第に活発になり、多くの学びをお互いに得ることができる大切な機会です。必ず実施しましょう。またこの研修自体に上長は参加をしませんが、録音・録画をして研修内容は共有をし、部下たちの現在の考えや成長を把握し、面談などに活かすようにしましょう。

研修プラン:7
ビジネスマナー研修
ビジネスマナー研修

新入社員からベテラン社員向けまで『知っていて当然』のビジネスマナーを習得するビジネスマナー研修を紹介します。



個人で取り組める社会人スキルを身に付ける方法


社会人にとって必要なスキルは毎日の積み重ねによって身についていきます。忙しい社会人が取り入れられる方法を紹介します。

毎朝新聞を読む

毎日新聞を読むことは、知識や思考の幅を広げ、普段関心がなかった出来事に触れる機会が多くなります。新しい知識の吸収に役立ち、俯瞰力が身に付きます。

読書の習慣をつける

インターネットを利用すれば、知らないことは即座に知ることができますが、
それは同時に考える力が減少することでもあります。読書は、自らの「考える力」「想像する力」「感じる力」を育てる力があります。さらに「語彙力」や「文章力」が身に付き、ときには「アイディア」が思いつくこともあるでしょう。通勤時間などを利用して読書を習慣化しましょう。

⇒読書は成功者への近道!成功している人ほど本を読むその理由はこちらから

資格試験にチャレンジ

社会的に認められている資格を取得することはスキルアップのために大いに役立ちます。
職場でのキャリアップはもちろん、転職に役立つ場合もあります。合格に向けて学ぶことはモチベーション向上につながります。ダラダラと勉強するのではなく、きちんと計画を立て取り組むことが大事です。

セミナーやスクールに通う

会社で行う研修や外部研修に参加するのではなく、自らの意思ですすんで学ぶというものです。
内容は自己啓発や業務に付随するようなものなど様々ですが、スキルアップに役立つものを自分で選んで参加してみましょう。
入社したばかりのころは、知識吸収のために会社が研修を実施しますが、業務があたりまえようにこなせるようになると学ぶ機会はぐっと減ってきます。そんなときほどスキルアップのチャンスです。自分を客観的に見る機会でもあるのでぜひ実行してみてください。

趣味を作る・味わう

直接のスキルアップというわけではありませんが、趣味を持つことがスキルアップの助けになります。趣味があることによってストレスの発散が上手になり、オンオフの切り替えがうまくなります。
十分に休息を取ることができるようになりますから仕事の成果も期待できるようになります。
また趣味を通じて交友関係も広がるため、新たなご縁からビジネスチャンスや何かのヒントが得られるかもしれません。機会があれば何かを始めてみましょう。

KeySession研修コーディネーター 福多
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KeySession研修コーディネーター 福多 - 課題から最適な人材育成企業をご紹介します。

アパレル企業で店長職を経験し、人材育成の難しさを痛感する。2016年より人材育成研修/セミナーの集客支援を行う。 2019年からは経営者や人事担当者のお話を伺いながら、講演会の主催や連続講座の主催を行い、心理学、コーチングを学習中。

(作成日:2021年11月19日 更新日:2022年1月6日)

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