企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、講演家・ボイストレーナーとして活躍されている宮島知穂さんにお話を伺いました。
目次
講演を行っているテーマを教えてください。
講演では、経営者や営業の方々が、声を磨いたことで成果を上げることができた秘訣についてお話ししています。(現在はオンラインでのレッスンのみ対応しています。)
講演を始めたきっかけや背景を教えてください。
講演を始めたのは、HPへ直接お問い合わせをいただいたことがきっかけです。HPで発信している内容を見て、コミュニケーションを円滑にする上で声を磨くことが大切であると認識し、依頼をいただいたようです。
「ボイストレーニング」と聞くと、10年程前までは「歌のためのトレーニング」という認識が強かったように思います。しかしコロナ禍になり、オンラインミーティングの機会が急速に増えたことで、「人から自分がどのように見られているか?」「対面のコミュニケーションでは、非言語化コミュニケーションに頼っている部分があった」など、オンラインでのコミュニケーションによって声の重要性に気づいたことも、講演や研修の依頼が増えている理由だと考えています。
他の講師の方にはない、自分の講演ならではの特徴や強みを教えてください。
私はもともと会社員の経験がないため、基本的なビジネス言語などに疎い部分があります。ですが、元々はミュージシャンをしていたこともあり、「(物やサービスが)売れる声」「売れるトーン」が自然と頭に入っています。
人はそれぞれ、肉のうまみ成分の様に、声のうまみ成分を持っています。残念ながら、その強み(うまみ成分)を活かせないまま、コミュニケーションを行っている方が圧倒的に多いのです。
ビジネス書でよくある話し方の本は、言葉のチョイスについて書かれていることが多いように思います。しかし、私の講演・研修の場合は、フィジカルな部分とマインドの部分の両面からのアプローチを行っているので、不足しがちな部分を発生させません。
ボイストレーニングを含む話し方のレッスンの理想の形は、「マインドとフィジカルの両面のバランス作用」であると考えています。
講演を通じて伝えたいメッセージや講演における目標は何ですか?
昨今、色々な情報が錯綜し、「何を選べばよいのか」「何を信じれば良いのか」迷っている人が多くいると感じています。この講座のテーマの一つである「声を磨いてきたことで成果を上げてきた」ことには、実は以下のようなことも関連しています。
- 自分ばかり話さない
- 相手の相槌を引き出す
- 相手が不快にならない声のトーンで話す
このようなことに配慮できる人が、これまで見てきた中でも、うまく生きているなと思います。このような心がけの重要性についてもお伝えしていきたいです。
講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?
なるべくキャッチ―でわかりやすいテーマとすることを心がけています。また、テーマと内容がズレないように、統一性のある内容にすることにも配慮しています。
講演を聴いた方との印象深いエピソードやうれしかった反響を教えてください。
某外資系企業の営業職の方々に向けて講演を行った後、私が運営する営業スクール宛にお葉書をくださった方がいらっしゃいました。参考資料に記載されていたスクール名を見て、わざわざ住所を検索して送ってくださったことに、心が温まる思いでした。
お葉書には、「今まで話し方のレッスン受けたことがなく、初めてのことばかりで、目から鱗でした」と書かれており、とても感動したことを覚えています。
最後に、講演を依頼しようか迷っている方や参加を検討している方に、メッセージをお願いします。
私の講演・研修は、頭で考えて行うものと言うよりも、「気づいたらテニスラケットにボールが当たっていた」という様な五感で感じていただけるものになっています。
もしかしたら、皆様がイメージされている「ボイストレーニング」「営業マントレーニング」とは一味違うかもしれませんが、お役に立てる内容だと思います。是非、ご依頼お待ちしております。
宮島知穂さんの基本情報
項目 | 詳細 |
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ホームページ | https://kaiwasuru.com/ |
電話番号 | 03-5980-7670 |
メールアドレス | muraramusicoffice@gmail.com |
YouTube | https://www.youtube.com/channel/UC5bLHQUtpyFB1cEMyqdpz8w |