企業研修の総合メディアのキーセッションでは、講演会で講師として活躍する方の魅力をお伝えすべく取材を行っています。
今回は、写真家・講演家として活動されている石井友規さんにお話を伺いました。
目次
講演を行っているテーマを教えてください。
講演で行っているテーマは、海洋プラスチックごみや地球温暖化をはじめとする「地球環境問題」、アニミズム教育を軸にした「キャリア育成」についてです。
私自身が「地球写真家」と冠し、これらをテーマに写真と映像を活用しながら、子どもから大人まで幅広い世代に向けて講演等を行っています。
講演を始めたきっかけや背景を教えてください。
私自身、20歳の時にオートバイでオーストラリアを一周する旅をしました。そこで目にした風景は、都会育ちであった幼少期の自分が見ることを憧れた景色がたくさん広がっていました。「この景色を多くの子どもたちに見せてあげたい!」そんな想いが湧き上がり、地球環境問題などを織り交ぜながら、これまで出前授業や講演会を行ってきました。
他の講師の方にはない、自分の講演ならではの特徴や強みを教えてください。
私自身が撮影した美しい写真と映像をふんだんに活用し、皆さんを目から楽しませることが特徴であり強みでもあります。また、小学校等への出前授業による講演が多いことから、子どもたちにも分かりやすく、そしてクイズもたくさん織り交ぜながら楽しい内容になることを努めています。
講演を通じて伝えたいメッセージや講演における目標は何ですか?
私は講演を通じて、「地球は美しい」ことを伝えたく活動を続けています。また、地球環境問題は待ったなしの状況であり、全人類が共通認識と目標を持って改善へと取り組まなければなりません。環境問題の講演や出前授業を通じて知り得た知見をもとに、楽しく行動に踏み出して欲しいと考えています。それが10年、20年後の未来に、少しでも地球の美しさが戻ることを目標にしています。
講演の内容やテーマを決める際の工程はどのようにしていますか?
まずは求められている内容など希望を伺い、それを軸に構成をしていきます。そして目を惹くような意外なタイトルを掲げ、聴講意欲を高めます。内容につきましては、開催する場所(市町村)のご当地ネタを拾い上げ、さらに時事ネタや最新情報、お集まりになる皆様の客層などを考慮しながら微調整を繰り返し、楽しんでいただける内容に努めています。
講演を聴いた方との印象深いエピソードやうれしかった反響を教えてください。
講演会にてスクリーンに星いっぱいの天の川の写真を映し出したところ、一人の女の子が「天の川は本当にあったんだ!」と目を輝かせながら声を発した事が強く印象に残っています。物語の中だけと思っていた天の川が実際にある事に強い感動を受けたその子は、大人になったら必ず見に行くと私に意志を伝えてくれました。
この様に写真や映像の美しさに感動・魅了され、生きる目標や次の行動に繋がったという感想を多くいただいています。
最後に、講演を依頼しようか迷っている方や参加を検討している方に、メッセージをお願いします。
写真や映像から得られる感動は、世界共通だと自信があります。地球写真家である石井友規は、これからも撮り続け、美しい写真と映像と共に、地球のこと、環境のこと、これからの社会を生きる上で大切な心のあり方について、楽しく伝えていこうと思います。
石井友規さんの基本情報
写真や映画制作を行う会社の経営のほかに、徳島県ならびに奈良県の環境アドバイザーとして活動し、さらには大阪芸術大学写真学科の非常勤講師として教鞭を執る。
項目 | 詳細 |
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ホームページ | http://yukiphoto.net/ |
電話番号 | 070-5460-7117 |
メールアドレス | ishii.y@maruvishi.co.jp |