研修の目的は、正しい行動のための倫理観とコンプライアンス意識を強化し、ハラスメントの原因や境界を理解することです。また、若手職員のコミュニケーションや指導方法、ハラスメント相談の対応方法を学ぶことも含まれます。
研修カリキュラムには、21世紀のコンプライアンス、ハラスメントの原因や対応策、若手社員の考え方や傾向、パワハラのリスクと指導方法、コミュニケーションタイプの診断とアプローチなどが含まれます。最後に、倫理観や正義感を持つための取り組み方や、組織の倫理と信頼の重要性、若手社員のマネジメント方法について説明されます。
対話式講義
今やコンプライアンス意識やハラスメントは単にルールや法律を守ればよいのではなく、組織の倫理と利害関 係者への信頼確保こそが本質であることを理解する。また、日大アメフト部の事例からハラスメントが起きる 組織の構造を知る。
若手社員の傾向と考え
手取り足取り育てられてきた現代の若手たちには、引っ張る型のマネジメントだけではなくしっかりと仕事の内 容や目的を腑に落とし、「支援する型」のマネジメントが必要であることを説く。
また、モチベーションの種が人に よって多様化していること、「既にやり方ができている仕事をそのまま教えない上司は無能」と考えるといった若 手社員の考えや傾向を解説する。また、意外にも部下に好かれていなかった講師の失敗談を紹介する。
パワハラの6類型
身体的な攻撃(暴行・傷害)、精神的な攻撃 (脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言)なパワハラの6類型を、該当すると考える例、該当しないと考えられる例を個別に確認しながら改正されたパワハラの法律を学びます。
講師紹介

小菅 昌秀
サミット人材開発株式会社 代表取締役
一般社団法人日本説得交渉学会会員 顧客対応健全化研究会副会長 1972年1月三重県伊勢市生まれ 京都教育大学教育学部卒
苦情対応の分野の国際標準規格のISO10002意見書発行数トップクラスで、この分野の研修の国内第一人者である柴田純男氏に長年師事し、唯一人柴田氏のノウハウを承継しており一番弟子・後継者認定をされている。