ハラスメント防止研修

組織の倫理とコンプライアンス意識を高め、強固な倫理観を育み、ハラスメントのメカニズムと境界線を深く理解し、若手社員への適切な指導法と相談対応力を実践的に習得する

受講対象者

本研修は、特に以下のような役割を担う方々に最適です。

このような方におすすめです

  • 管理職(部長・課長層)
  • 人事・総務担当者
  • 新入社員・若手社員
  • 先輩社員・メンター
  • 相談窓口・職場カウンセラー

研修で解決できること・目指す姿

現場の課題を明確にし、具体的なゴール達成をサポートします。

よくある悩み

  • まだまだ昭和的な感覚の社員がいて、気づかずにハラスメントをしてしまっている。また、それを見て見ぬふりをしている人が多い。
  • パワハラのリスクを理解している社員が少ない
  • あれをしてはパワハラと言われ、これをしてはセクハラと言われ、「じゃあどうしたらいいんですか?」となってしまい、職場の雰囲気が悪くなった。

研修のゴール

  • 正しいことを行うための強い倫理観とコンプライアンス意識を高める。
  • なぜ人は分かっていてもハラスメント等を起こすのか、そのメカニズムを知る。 また、何をすればハラスメントになるのか、境界線を知る。
  • 最近の若手職員の傾向を知り、どのようにコミュニケーションを取るのか、指導 するのか具体的な方法を学び取る
  • ハラスメントについての相談があった時の対応法を習得する。

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

研修の目的は、正しい行動のための倫理観とコンプライアンス意識を強化し、ハラスメントの原因や境界を理解することです。また、若手職員のコミュニケーションや指導方法、ハラスメント相談の対応方法を学ぶことも含まれます。

研修カリキュラムには、21世紀のコンプライアンス、ハラスメントの原因や対応策、若手社員の考え方や傾向、パワハラのリスクと指導方法、コミュニケーションタイプの診断とアプローチなどが含まれます。最後に、倫理観や正義感を持つための取り組み方や、組織の倫理と信頼の重要性、若手社員のマネジメント方法について説明されます。

対話式講義

今やコンプライアンス意識やハラスメントは単にルールや法律を守ればよいのではなく、組織の倫理と利害関 係者への信頼確保こそが本質であることを理解する。また、日大アメフト部の事例からハラスメントが起きる 組織の構造を知る。

若手社員の傾向と考え

手取り足取り育てられてきた現代の若手たちには、引っ張る型のマネジメントだけではなくしっかりと仕事の内 容や目的を腑に落とし、「支援する型」のマネジメントが必要であることを説く。

また、モチベーションの種が人に よって多様化していること、「既にやり方ができている仕事をそのまま教えない上司は無能」と考えるといった若 手社員の考えや傾向を解説する。また、意外にも部下に好かれていなかった講師の失敗談を紹介する。

パワハラの6類型

身体的な攻撃(暴行・傷害)、精神的な攻撃 (脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言)なパワハラの6類型を、該当すると考える例、該当しないと考えられる例を個別に確認しながら改正されたパワハラの法律を学びます。

講師紹介

小菅 昌秀

小菅 昌秀

サミット人材開発株式会社 代表取締役

一般社団法人日本説得交渉学会会員 顧客対応健全化研究会副会長 1972年1月三重県伊勢市生まれ 京都教育大学教育学部卒
苦情対応の分野の国際標準規格のISO10002意見書発行数トップクラスで、この分野の研修の国内第一人者である柴田純男氏に長年師事し、唯一人柴田氏のノウハウを承継しており一番弟子・後継者認定をされている。

この研修が選ばれる理由

貴社の課題解決に貢献する、本研修ならではの強みをご紹介。

3つの特長

  • 継承された実績豊富なISO10002ノウハウ

    柴田純男氏の唯一の後継者として承継した、苦情対応の国際標準規格ISO10002に基づくトップレベルのノウハウで、ハラスメントやクレーム対応力を飛躍的に高めます。

  • 幅広な専門分野をカバーする総合研修プログラム

    クレーム対応からリスクマネジメント・ハラスメント防止、働き方改革、マネジメント、経営シミュレーションまで、組織の課題に応じた多彩なテーマをワンストップで学べます。

  • 高品質&ローコストを両立した運営体制

    地域密着の運営で無駄を省きつつ、充実したフォローアップ体制を整備。お客様のご予算に合わせた柔軟なプラン設計で、高い投資対効果を実現します。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

ハラスメント防止研修 研修カリキュラム
テーマ 内容
導入講義(対話式講義 問いかけ) 21世紀のコンプライアンスとハラスメント
事故や違反を繰り返す組織
日大アメフト事件の考察
組織人の果たすべき倫理
コンプライアンス違反やミスはなぜ起こるのか・対応策 ミスや違反の原因
コンプライアンスの方程式
組織の取り組み
人間はミスやルール違反をする生き物
不正のトライアングル
実際の事例の考察
知識・認識・意思・感性
若手社員の傾向と考え 若手社員の理想の管理職像(ウッチャンとミトちゃん)
働く動機は「アニメと彼氏」
多様化するモチベーションの種
若手社員に無能管理職の烙印が押されてしまうのなぜなのか?
本当にコミュニケーションは取れているのか?
パワハラのリスクとパワハラと取られない指導法1 パワハラと指導の境界線
パワハラと取られないほめ方・しかり方
パワハラと取られない指導法2 部下の意見を「聴く」ことの大事さを知り、その具体的な手法を身に着ける。また簡単に実行できるソフトで 感じの良い話し方も合わせて身に着ける。
傾聴と受容
質問の効果
フィードバック話法
ソフトな感じを演出する話しかた
コミュニケーションタイプ診断と部下へのアプローチ タイプテストを使いコミュニケーションの傾向を明らかにし、各タイプが起こしやすいハラスメントや違反の傾向と 対処の仕方を解説する
診断
解説
5つのタイプのハラスメント傾向
まとめ・質疑応答 最後に倫理観と正義感をもつためには、プロ意識、問題意識、当事者意識、美意識をもって仕事に対して 取り組む姿勢を高めていくことが大事であることを説く。

研修の監修者

経験豊富な専門家が研修プログラムを監修しています。

小菅 昌秀
この研修の監修者

小菅 昌秀 - サミット人材開発株式会社 代表取締役

一般社団法人日本説得交渉学会会員 顧客対応健全化研究会副会長 1972年1月三重県伊勢市生まれ 京都教育大学教育学部卒
苦情対応の分野の国際標準規格のISO10002意見書発行数トップクラスで、この分野の研修の国内第一人者である柴田純男氏に長年師事し、唯一人柴田氏のノウハウを承継しており一番弟子・後継者認定をされている。

トラック販売会社、生命保険株式会社、大手介護会社エリアマネージャー、不動産関連会社グループリーダー、 教育研修会社コンサルタント・マネージャー等を経て地元でG7サミットが開催された2016年5月に起業。

その分野の小菅の研修には現役の刑事・警官や教員も受講する。弁護士や暴力追放センターの講師と連携して 研修を実施することも毎年行っている。

独立後7年で顧客は200を超え、数多くのご依頼が後を絶たない。 コンサルティング・ 講師経験は15年。マネージャー・企業顧問経験20年。現在不動産管理会社のクレーム対応に 現役で従事し、20年以上の経験がある。通算500社5,000回以上の研修に関わってきた。

研修講師・コンサルタント実績
中央省庁 各県庁 各政令指定都市。中核市などの自治体 各商工会議所 大手食品団体 化粧品会社 食品会社 量販店 世界的ラグジュアリーブランド 釣り具チェーン カーディーラー各社 銀行 全国の信用金庫 電鉄各社 マンションディベロッパー ポリテクセンター(愛知、岐阜、三重、関西、香川)航空会社 物流各社 テーマパーク ビルメンテナンス ガス会社 等 
500超の依頼先から5,000回以上の研修実績

受講者の声

実際に研修を受講された方々からのフィードバックです。

パワハラと指導の境界線がしっかり分かった。

若い人とのコミュニケーションが取れずに困っていたが今日習った内容を早速試したい。

こうすればパワハラになるということだけではなく、こう話せばパワハラにならないということが良く分かった。

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