外国人社員マネジメントに携わるマネージャー対象キャリアコーチング研修

異文化理解に基づく1on1ミーティング術と効果的フィードバックで、外国人スタッフの自発的行動を引き出し定着を促進するバイリンガル講師がファシリテートする実践研修

受講対象者

本研修は、特に以下のような役割を担う方々に最適です。

このような方におすすめです

  • 外国人スタッフを持つマネージャー
  • 海外の赴任先で外国人スタッフを束ねる予定の方
  • 業績や働き方の評価をしフィードバックを行うマネージャー

研修で解決できること・目指す姿

現場の課題を明確にし、具体的なゴール達成をサポートします。

よくある悩み

  • 外国人スタッフへの仕事の指示がうまく伝わらない。言語の問題ではなさそうだが、原因がよくわからない
  • 外国人スタッフのモチベーションの高め方がわからない
  • 外国人と日本人のチームワークがうまく構築できない
  • 外国人スタッフの定着率を上げたい
  • 「上から目線」「指示型」のコミュニケーションスタイルを変え、チームのモチベーションを上げたい

研修のゴール

  • 日本と海外のビジネス文化や働き方の文化の違いを理解できる。外国人スタッフのマネジメントに役立つ、コミュニケーションスキルやコーチングスキルが習得できる
  • 外国人、日本人すべてのスタッフの意欲を高めるためのスキルを学ぶことができる
  • 効果的な指示の出し方、フィードバックの方法を学び、スタッフのスキルや自主性を高める方法を身に付けられる
  • 日常行っている1 on 1ミーティングを、より効果的に行うための具体的なコツを学ぶことができる
  • ハラスメントを避け、トラブルや突然の離職を未然に防げる

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

ダイバーシティ化が進む中での効果的なフィードバックを学ぶ

ダイバーシティ推進や働き方改革が進められる中、それぞれのスタッフに合うモチベーションの向上方法も異なるはずです。

国籍、ジェンダー、価値観の異なるスタッフへの効果的な評価ができないと良い人材を失うことにもつながります。

本研修では、外国人スタッフに、日本型のチームワーク重視の働き方を理解してもらいながら、彼らをサポートし、モチベーションを高めてもらうための「コーチング型マネジメントスキル」を学びます。
経験豊富なバイリンガル外国人講師がファシリテートします。

研修の特徴

効果的なフィードバックができるようになります。本研修カリキュラムは、外国人インストラクターがバイリンガルで行います。

国籍や文化、価値観の異なる方々に日本人特有の”あうんの雰囲気”は伝わりません。
バイリンガルで行うため英語でのニュアンスも学べます。

また、インストラクターが話すばかりではなく、参加者同士でディスカッションをしたりプレゼン等も盛り込む参加型の研修で楽しく学べます。

この研修が選ばれる理由

貴社の課題解決に貢献する、本研修ならではの強みをご紹介。

3つの特長

  • 実践的コーチング手法

    現場で起こるコミュニケーションギャップをケーススタディやロールプレイで体感し、即日から使える1on1やフィードバック術を習得できます。

  • バイリンガル講師による異文化理解

    豊富な経験を持つ外国人バイリンガル講師が、日本と海外の文化差を丁寧に解説し、多様な価値観を尊重するコミュニケーション力を養成します。

  • 定着率向上を支える段階的プログラム

    導入から定着までを見据えた5つのステップ構成で、モチベーション維持とハラスメント予防、離職抑止までを一貫してサポートします。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

キャリアコーチング研修 基本編 研修カリキュラム 4時間
時間 項目 内容
13:00 目標の共有
グローバルコミュニケーションのスタイル
イントロダクション&目的の共有、ピアツーピア学習とポジティブマインドセット、パフォーマンス管理(傾聴と成功要因)、オープンコミュニケーション、ニーズと目標
13:15 異文化リーダーシップ ●西洋・アジアVS日本の管理スタイルの違い、起こりやすい問題/ギャップのブレインストーミング
●1.ケーススタディ:日本で勤務する外国人スタッフのマネジメント
2.「10の異文化フレームワーク」
3.調査
●日本とは異なる「低コンテクストでソクラテス型のコミュニケーション」とは。
日本の「チームベース(アメーバ型)」VS海外の「個人ベース(マトリックス型)」のワークスタイルで、「責任」の所在はどう異なるか。
ビジネス文化の違いを超えた、共通のコミュニケーションスタイルを作るためにどうすれば良いか。
●成長マインドセット:クイズ、リサーチ、ディスカッション、実務への応用
14:00 多様な従業員のマネジメント 1.仕事と私生活のバランス、ストレス管理
2.相手を敬うコミュニケーション
3.コーチングスタイルのマネジメント
4.私のマネジメントスタイルの説明
5.新人への研修
<10分休憩>
14:30 方向性を共有し、目標を合わせる 1.自社の企業理念・哲学(ウェイ)、ミッション、価値、働き方
2.会社・部署の戦略と目標
3.チーム構築&プロジェクト管理
4.スタッフのニーズを想像する
15:00 グローバル会議の進行 1.「Whyから始める」
2.会議の進行:「外国人スタッフのマネジメント方法」
3.ミーティング&同意
15:30 コーチングスタイルの利点 ケーススタディ「一方通行のマネジメント」
状況別リーダーシップ、コーチングの利点、質問で導く、尊重を示したマネジメント:プロフェッショナリズムを重視、対話式のミーティングで結果を出す
<10分休憩>
16:10 フィードバックの与え方 ●三段階の聞き方:アクティブリスニング、感謝を込めた聞き方、努力に感謝する、「当たり前のこと」ができていたら褒める、G.R.O.Wモデル(目標、現状、選択肢、前進する)、リーダー対リーダーのコミュニケーション(「私は…するつもりだ。」考えを超えに出して共有する、認証VS報告)
●A)目標設定型の人事評価ロールプレイ・フィードバックチェックリストとバートナー/トレイナーによるフィードバック
●B)自分の部下へのフィードバックインタビューを計画する。
ペアでコーチングロールプレイ
16:55 まとめ 私の次のステップ/考察
17:00 終了

重点をおいて学ぶ内容は各社様、参加者様によって異なります。
お客様のご希望に合わせて組み合わせいたします。
対象:外国人社員マネジメントに携わるマネージャー

研修の監修者

経験豊富な専門家が研修プログラムを監修しています。

ジョン・ジェームス・リンチ
この研修の監修者

ジョン・ジェームス・リンチ - 株式会社J-グローバルCEO

3企業にてCEO及びカントリーマネージャーのポジションを持つ。異文化リーダーシップ、チェンジマネジメント、営業そしてマーケティングと多岐に渡り研修を行い、イノベーションとリーダー開発に情熱を注ぐ。


日本のビジネスの強み「改善・高品質・チームワーク」とグローバルの「ストラテジー主導・ブランディング」のベストミックスである「J-グローバル型ビジネス」を広めるために、2010年にグローバルビジネスのコンサルティング会社(株)J-グローバルを設立。現在は一橋大学でも教鞭を執る。

英国ブリストル大卒。英国出身。日本在住28年。(流暢な日本語でのスピーチが可能)


キーセッションでは、企業組織のグローバル化を支援する、さまざまな研修プランを監修・提供している。
グローバルマインドセット& 海外赴任者候補育成研修
グローバルな組織でチームのパフォーマンスを最大化するマネジメント研修
株式会社J-グローバルの研修プランを見る

■経歴
-1990年 ブリストル大学卒業(英文学と哲学専攻)。
-1992-1997年 テンプル大学(人材資源および戦略的マネジメントコース)、異文化研修セミナー(クロスカルチャーコース&シンポジウム、 SIETARなど)で学ぶ。
-1990年 来日。
-1991年 株式会社インテック・ジャパン社(現社名:株式会社 リンクグローバルソリューション)に入社。
-1994年 マネージャーとして国際ビジネス・コミュニケーション・スキルの指導に当たる。
-1996年 音楽雑誌やTV番組の制作、メディアキャンペーンを企画する会社経営を行う。
-1997-2002年 東京理科大学で教鞭を執る。
-2010年にグローバルビジネスのコンサルティング会社(株)J-グローバルを設立。
-2022年-現在 一橋大学で教鞭を執る。


■保有資格
-TEFL (外国語としての英語指導)
-日本語能力検定試験: 1級


■研修の実績
・500社を超える講師としての実績
・延べ2万人を超える受講者


■出版・監修の実績
-100社以上の大手日系・外資系企業にて、異文化ビジネス研修・コンサルティングを行なう。
- HRビジネスパートナー コンサルティング&トレーニング、NKC(グローバル人事部、生産部)、協和キリン、日立製作所(研究開発部)、日産自動車(営業部)
研修分野はグローバルミーティングの仕方、海外でのプレゼンテーション&営業、マーケティング、ウェブサイトのストラテジーなど

研修会社紹介

本研修を提供する株式会社J-グローバルについてご紹介します。

株式会社J-グローバル ロゴ

株式会社J-グローバル

日本のチームワークとグローバルのスピードを融合したハイブリッド手法で、専門家不要で組織のグローバル化を迅速に推進し、企業の国際競争力強化を実現して現場定着を図る。

グローバル人材育成

日本人・外国人社員双方の潜在力を引き出し、グローバルビジネスで即戦力となるスキルとマインドを養成します。

異文化コミュニケーション

ビジネス文化の違いを理解し、ハイブリッド型コミュニケーション手法で社内外の円滑な連携を実現します。

戦略的課題解決

組織の現状分析から最適解を導き出し、低コストかつ迅速に制度・仕組みの改善をサポートします。

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